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小型着陸機「マスコット」@小惑星「リュウグウ」(7)

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< 独仏の小型着陸機「マスコッ... < 独仏の小型着陸機「マスコット」の想像図(画像:ドイツ航空宇宙センター) >
ドイツ航空宇宙センター(DLR)は3日、DLRがフランス国立宇宙研究センター(CNES)と共同開発した小惑星探査のための小型着陸機「マスコット」が、日本の探査機「はやぶさ2」から計画通りに分離され、目標の小惑星「リュウグウ」へ着陸したことを確認したと発表しています。

「マスコット」は3日午前11時ごろにはやぶさ2から分離され、約20分後に「リュウグウ」表面に着陸しました。「マスコット」は正常に機能しており、搭載するカメラでの撮影にも成功したようです。

地球から約3億キロメートル離れた小惑星「リュウグウ」に、「マスコット」は小惑星に上陸して作業を開始した。「マスコット」は日本時間3日午前10時58分(日本側の発表は午前10時57分)に日本の探査機「はやぶさ2」から首尾よく分離した。国際的な技術者、科学者が、マスコットによる小惑星の表面上での観測に取り組む16時間がスタートしました。

前日(2日)、日本の「はやぶさ2」が「リュウグウ」へ向かって降下を始めた。マスコットは高度51メートルで放出され、地上を歩く人よりも遅いスピードで「リュウグウ」の重力によって自由落下し、目的地の小惑星に降りています。ドイツ航空宇宙センター(DLR)のコントロールセンター(ドイツ・ケルン)では、「着陸機から届いたデータから、探査機から分離されており、およそ20分後に小惑星表面に着地したことが分かった」と発表しています。プロジェクトチームは現在、マスコットとコンタクトを取っている。

分離はこのミッションのリスクの一つでした。「マスコット」が計画通りに「はやぶさ2」から分離しなかった場合、プロジェクトチームはこの問題を解決することは難しかった。しかし、すべてが順調に進んでいます。既に、小惑星の降下中に、広角カメラの電源が入り、20枚の写真を撮って、「はやぶさ2」に送信しています。磁力計も電源が入れられ、きちんと機能することが確認されています。

「マスコット」は分離から約20分後に「リュウグウ」表面に静止した。今、プロジェクトチームはマスコットから地球へ送られてきたデータを分析しています。「マスコット」は、重りを回転させることによって姿勢を正すことができますが、自律的に観測のための正しい姿勢で静止し、観測を始めたとみられています。マスコットが計画された四つの観測機器によるすべての測定を終えると、別の場所へ移動する予定です。

小惑星の異なる場所からデータを受け取ることに成功すれば、初めてのことになります。「マスコット」では太陽系のもとになったと見られる物質を小惑星で直接分析する貴重な機会となり、「マスコット」で取得したデータとはやぶさ2が2020年に「リュウグウ」から地球へ持ち帰るサンプルを使って、小惑星についてより学ぶだけではなく、太陽系の形成についても学ぶことが期待されています。
#ブログ #リュウグウ #天体 #宇宙

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