< 橋上化される東淀川駅の外観イメージ。
東西自由通路も併設(画像:JR西日本) >
JR西日本は、最大遮断時間が同社管内で最も長い東海道本線(JR京都線)の東淀川駅(大阪市淀川区)付近にある踏切を11月11日(日)未明に廃止し、あわせて橋上駅舎の使用を開始すると発表しました。
新大阪駅から1駅の「東淀川駅」の前後には、南宮原踏切と北宮原第1・第2踏切があります。これらは国土交通省が定義する「開かずの踏切」(ピーク時に1時間あたり40分間以上遮断)に該当しており、特に南宮原踏切(横断長46.8m)では最大で1時間に57分、1日あたり16時間以上にわたり閉まっている状況でした。これはJR西日本管内で最も長い遮断時間といいます。
そこで今回、大阪市と共同で、踏切の代替としてバリアフリー対応の自由通路を整備。階段、スロープ、エレベーター、上りエスカレーターもあわせて設置し、線路をまたいで東西を自由に行き来できるようにします。
東淀川駅は既存の駅構内跨線橋を活用し、自由通路に接続する橋上駅舎の使用を開始します。これに伴い、東口駅舎と、バリアフリー未対応だった西口駅舎、東西をつなぐ駅構内地下通路は閉鎖されます。
JR西日本は、踏切を廃止することで重大事故を未然に防止し、また、バリアフリー対応により快適で利用しやすい駅にするとしています。
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