囲碁の第43期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の第3局が3日、大阪市北区内で打たれ、午後7時35分、挑戦者の<許家元七段>(20)が<井山裕太>碁聖(29)に224手で白番中押し勝ちし、3連勝でタイトルを奪取しました。タイトル戦の番勝負で<井山王座>がストレート負けするのは初めてになります。
<井山>は碁聖7連覇は成らず、6冠に後退しました。 井山王座は16年4月、囲碁界初の七冠独占を成し遂げています。同年11月、3つ目の防衛戦となる名人戦で失冠。2017年10月に名人位を奪い返して七冠に返り咲き、今回の碁聖戦が6つ目の防衛戦でした。
台湾出身の<許>は入段(プロ入り)から5年4カ月での7大タイトル獲得となり、2015年4月に6年0カ月で十段位を獲得した<伊田篤史八段>(24)の最短記録を更新しました。
7大タイトルの獲得年齢(20歳7カ月)は史上3番目の若さで、4日付で規定により八段に昇段します。
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