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- ファルコン植物記(1961)紅紫色の花【クリンソウ】
クリンソウ(九輪草)は、日本原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草で、学名は「Primula japonica」です。
北海道、本州、四国の山間地の、比較的湿潤な場所に生育し、せせらぎや渓谷の湿地などに時に群生しています。兵庫県では40万株と言われている、宍粟市のちくさ高原(ちくさ湿原)が有名です。
高さ30-90cmほどになり、日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型です。10-20cmほどの鋸歯を持つ葉のロゼットを作り、花期は4~6月にその中心から花茎が伸びる。花は花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることが名前の由来となっています。
花径は2~3cm、花冠は左記で5つに裂け横に平らに開きます。雄しべは5本、雌しべは1本の構成です。花の色は濃い紅紫色が普通ですが、ときにピンクや白、絞り咲きなどの変種もあるようです。
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