2016年に「東京オリンピック」が開催される前年の東京を舞台として繰り広げられる、バイオレンス的な要素満載の物語でした。
2015年、東京は富裕層と貧困層の格差が拡大し、東京都近辺はスラム街化、法の無法地帯になっています。
<磯部隆晴>は半グレの若者たちを訓練、民兵として組織化、<倉田晃>をリーダーとし、中国人が集うクラブに襲撃をかけ偽ドル札作りの名人<劉雲明>を拉致してアメリカに売り渡そうとしますが、その際脱北者の売春婦<ヒギョン>を殺してしまいます。
彼女にはもと北朝鮮の特殊部隊の工作員である姉<ファラン>がおり、妹の敵を取るために、犯人を捜すべく行動を開始していきます。
著者自らが述べている通り、<貧乏&末期的な社会に怒りを爆発。死体が山ほどでてくるフルスロットルで高カロリーな暴力小説>が楽しめました。
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