イネ科の植物として、 「カラスムギ」 ・ 「メヒシバ(雌日芝)」 や 「オヒシバ(雄日芝)」 の名称を知る人は少ないかもしれませんが、 < 秋の七草 > としての【ススキ(芒・薄)】は良く知られているとおもいます。
イネ科ススキノ属の多年草で、ごく普通に野原に自生しています。
別名として「萱(かや)」、また花穂の形状から「尾花」とも呼ばれています。
夏から秋にかけて、茎の先端に長さ20~30センチ程度の十数本の花穂を束にしてつけ、花穂は赤っぽい色をしていますが、種子(正確には頴果(えいか)」には白い毛が生えて、花穂全体が白っぽくなります。
【ススキ】は、秋を象徴する日本文化で重要な植物です。
今年の9月30日の十五夜は台風17号の影響で、残念ながら神戸では観月出来ませんでしたが、「中秋の名月」の飾り物として欠かせません。
花鳥画や蒔絵などの秋草紋様、「薄(ススキ)ミミズク」(東京都豊島区)などの郷土玩具、そして今はなくなりつつありますが、「萱葺き屋根」の材料としてなくてはならない植物です。
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投稿日 2012-10-17 10:38
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-10-17 22:27
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投稿日 2012-10-17 10:42
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投稿日 2012-10-17 22:29
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