とてつもない大きさの葉を見せてくれていますが、ゴマノハグサ科キリ属の落葉広葉樹である、【キリ(桐)】の幼木です。
この幼木で優に高さは3メートルを超え、一枚の葉の大きさも、60~70センチ角の大きさがあります。
大きな葉の植物は、 「クワズイモ」 もそうですが、こちらは樹木ですので高さは10メートルを超える大きさに成長します。
4~5月頃、円錐花序の紫色の筒状の花を咲かせますが、高い木の上に花をつけますので、見上げないと眺めることはできません。
中国が原産とされていますが、福島県の「会津桐」・岩手県の「南部桐」・岡山県~広島県の「備後桐」などが有名です。他の木材と同様、最近は外国産が多く輸入されてきています。
【キリ】は比重0.31と日本国内で採れる木材としては最も軽く、湿気を通さず、割れや狂いも少ない特性があり、高級木材として重宝されてきました。
成長が早く、昔は女の子が産まれたらこの木を植え、嫁入り道具として箪笥などを造り嫁がせました。 古川柳に、「桐の木は 娘の歳と 同じ歳」というのがあります。
大きな葉からは幼木だと想像もできない姿ですが、これも早く成長することの、象徴なのかもしれません。
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投稿日 2012-08-20 12:15
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投稿日 2012-08-21 05:58
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投稿日 2012-08-20 12:39
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投稿日 2012-08-21 05:59
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投稿日 2012-08-20 19:25
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投稿日 2012-08-20 23:51
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投稿日 2012-08-21 16:03
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