今年の読書(68)『あなたに逢えてよかった』新堂冬樹(角川文庫)
5月
31日
紅茶専門店「ブローニュ」に、彼が紅茶を飲みに来るのをきっかけに、恋人同士として付き合いが始まりますが、彼自身が「MCI」を発病してしまます。
自分の愛する人の記憶がなくなってゆく中で、夏陽はけなげに記憶を取り戻すべく手助けをしてゆきますが、ある日突然と彼は姿を隠してしまいます。
主治医や同僚、弟と複雑な人間関係を絡ませながら、ベタな純愛小説とは一味違う構成力で持って、一気に最後まで読ませてくれました。
後半部分で明らかにされてゆく二人の運命的な出会いの結末は意外性をもたせ、この先二人はどうなるのかは、読み手側にゆだねられています。
投稿日 2012-05-31 21:37
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投稿日 2012-06-01 06:45
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投稿日 2012-06-07 01:41
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投稿日 2012-06-07 17:12
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