『海賊のフィアンセ』@<ネリー・カプラン>監督
12月
21日
保守的な価値観に抵抗する女性たちを描き続けたアルゼンチン出身の映画作家<ネリー・カプラン>が、「現代の魔女の物語」として撮りあげた1969年製作の長編劇映画第1作『海賊のフィアンセ』が、特集上映「ネリー・カプラン レトロスペクティヴ」(2025年12月26日~、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国順次公開)にて劇場初公開されます。
「マリー」と母は保守的な村社会から除け者にされて暮らしてきました。母が亡くなると、「マリー」は村人たちを相手に売春をするようになります。男たちから稼いだ金で、さして必要のない物を買い続け、彼女のあばら屋は物であふれていきます。
〈ヌーベルバーグ〉を支えた俳優のひとりである<ベルナデット・ラフォン>が主演を務め、『穴』の<ミシェル・コンスタンタン>が共演。『プレイタイム』の<ジャン・バダル>が撮影を手がけ、シンガーソングライターの<ジョルジュ・ムスタキ>が音楽、伝説的シャンソン歌手<バルバラ>が主題歌の歌唱を担当しています。










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