16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は一進一退で始まりました。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの観測が株式相場を支えている半面、ハイテク株の一角に売りが出て相場の重荷になっています。
15日夜のSNSへの投稿で、<トランプ米大統領>は、米東部時間イスラエルとレバノンの首脳協議が16日に開催されるとの見通しを示しました。イランは米国との交渉で、イスラエルによるレバノン攻撃停止を要求しています。2回目の米・イラン協議への期待が強まっており、株買いを促しています。
市場では、交渉再開の可能性や、これまでのところ世界経済への影響が想定ほど深刻ではないことに注目しているとの見方があるようです。
16日朝発表のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は(26.7)と、前月の(18.1)、市場予想(12.0)を大きく上回りました。
週間の米新規失業保険申請件数は「20万7000件」で、市場予想(21万5000件)を下回っています。米経済が底堅さを保っているとの見方につながり、相場の追い風となっています。
ダウ平均株価は、前日比115ドル00セント(0.24%)高の4万8587ドル72セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は12営業日続伸(15.8%上昇)し、前日86.69ポイント(0.36%)高の2万4102.70で終え、最高値を更新しました。12連騰は、2009年7月以来、約17年ぶりでした。
S&P500種株価指数は4営業日続伸し、前日比18・33ポイント (0.26%)高の7041.28で終え、(4月15日)の高値(7022.95)を上回り、最高値を更新しました。