「1ドル=159円98銭~160・00円」
6月
5日
4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに反発し、前日比10銭円高・ドル安の「1ドル=159円95銭〜160円05銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=159円76銭」、安値は「1ドル=160円05銭」でした。
イスラエルとレバノンの停戦合意などを背景に、4日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近7月物は前日比(3%安)の「1バレル=93ドル台」に下落でした。原油価格の下落を受け、米国のインフレや日本の貿易収支の悪化に対する懸念が薄れ、円買い・ドル売りが入りました。
ただ、円相場の上値は限られ、4日の米株式市場でダウ工業株30種平均が大幅高となり最高値を更新しています。米株高は低リスク通貨とされる円の重荷となりました。カンザスシティー連銀の<シュミッド総裁>が4日、足元のインフレ率について、好ましくない水準だとの認識を示したと伝わり、円売り・ドル買いを誘ったとの見方もありました。
市場では、中東情勢は依然として不透明で「有事のドル買い」は根強くあり、売買が一巡した後は5日朝発表の5月の米雇用統計をにらみ、様子見姿勢が強まりました。










田中 久史