<ビム・ベンダース>監督作品『まわり道』、配信停止
6月
4日
3日、ドイツ映画界の<ビム・ベンダース>監督(80)は、1975年公開の映画『まわり道』のインターネット配信や劇場での公開などを停止すると発表しました。同映画に出演した女優の<ナスターシャ・キンスキー>さん(65)が、13歳だった当時、同意がないまま上半身裸になるシーンが撮影されたとして、削除を求めていました。
<ナスターシャ・キンスキー>さんは先月、独紙『南ドイツ新聞』のインタビューで、裸の場面を削除するよう長年申し入れていたが受け入れられなかったと語り、「ずっと心の中に抱えてきた問題だった」と明かしていました。
<ビム・ベンダース>監督は当初、「芸術的にこうでなければならないと若かった私には思えた。(撮影当時は)今とまるで物の見方が違う」などと主張し、対応を留保していました。
<ビム・ベンダース>監督は、6月3日に発表した声明で<ナスターシャ・キンスキー>さんに謝罪しつつ、「今日(の価値観で)物議を醸す20世紀の作品」とどう向き合うかは社会全体の課題だと指摘。<ナスターシャ・キンスキー>さんと話し合い、同意が得られた後に再び作品を公開したいという考えを示しています。










田中 久史