「1ドル=158円75銭~158円77銭」
4月
1日
3月31日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比1円05銭円高・ドル安の「1ドル=158円65〜75銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=158円65銭」、安値は「1ドル=159円55銭」でした。米国・イスラエルとイランの戦闘が早期終了する可能性が浮上し、基軸通貨のドルに売りが出ています。
エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が封鎖されたままでも対イラン軍事作戦を終える用意があると報じられ、米政権が予定している4〜6週間というスケジュール以内に終わる可能性が意識され、「有事のドル買い」が一服しています。
ニューヨーク原油先物市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近5月物が米東部時間30日夜の取引で「1バレル106ドル台後半」と、30日終値1バレル=102ドル台後半」を上回る場面がありましたが、31日の通常取引は「1バレル=101・38ドル」で終えています。基軸通貨であるドルは円など主要通貨に対して売られやすくなりました。
市場の米利上げ観測が後退し、年内に利下げがあるとの見方が再浮上しています。31日に米長期金利が低下(債券価格は上昇)したことも、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りを誘いました。
日本政府・日銀による円買い介入の観測も引き続き円相場を下支えしています。<片山さつき財務相>は日本時間31日午前の閣議後記者会見で、原油先物市場だけでなく為替市場の動向も「投機的になっている」と指摘し、今後について「あらゆる方面で万全な対応をとる」と語り、日銀の4月の利上げ観測も円買い介入の可能性と併せて円の買いを促した面がありました。
中東の地政学リスクの高まりが基軸通貨のドルの買いを促し、3月の円相場は2カ月連続で下落。月間の下落率は(1.7%)と、2025年10月(4%)以来の大きさとなりました。










yumirou