『白の花実』@<坂本悠花里>監督
12月
22日
オムニバス映画『21世紀の女の子の一編『reborn』を手がけ、中編『レイのために』や短編『木が呼んでいる』などの作品で注目を集めた新鋭<坂本悠花里>による初の長編監督作品『白の花実』いいが、2025年12月26日より公開されます。
全寮制の女子高を舞台に、完璧と思われた少女の突然の死をきっかけに、ルームメイトや幼なじみたちの心が揺らいでいく様を、耽美かつ繊細に描いています。
周囲になじめず転校を繰り返してきた少女「杏菜」は、静かな森の奥にある全寮制の女子校にたどり着きます。そこで、美しく完璧で誰からも好かれる少女「莉花」とルームメイトになりますが、ほどなくして「莉花」は自ら命を絶ってしまいます。残された日記には、笑顔の裏に潜んでいた苦悩や怒り、痛み、幼なじみ・栞との記憶、そして言葉にできなかった思いがつづられていました。
「杏菜」がその日記を読み進めるうちに、青白く揺れる鬼火のような魂が現れ、静かに「杏菜」の中へと入り込んでいきます。一方、「杏菜」を「変わった子」だと遠ざけていた「栞」もまた、「莉花」の魂に導かれるように次第に「杏菜」に歩み寄っていきます。
主人公「杏菜」を演じたのは、サントリー天然水「スパークリングレモン」のCMや雑誌のモデルとして活躍する<美絽>。「栞」役は、結婚情報誌『ゼクシィ』の15代目CMガールを務め、ドラマや映画などでも活躍する<池端杏慈>。「莉花」役には、ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』で知られる<蒼戸虹子>が扮しています。少女たちを取り巻く大人のキャストには、<門脇麦>、<河井青葉>、<伊藤歩>、<吉原光夫>が名を連ねています。









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