「1ドル=155円83銭~155円85銭」(12月25日)
12月
25日
25日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日続伸でした。17時時点では前日の同時点に比べ27銭の円高・ドル安の「1ドル=155円55〜156円10銭」で推移しています。
25日は米欧など海外の主要市場が、〈クリスマス〉で休場となるため、市場参加者が限られています。日銀の利上げ路線を意識した円買い・ドル売りや、政府・日銀による円買い為替介入への警戒感が相場を押し上げています。
日銀の<植田和男総裁>は25日午後、日本経済団体連合会(経団連)審議員会で講演しました。日銀は12月会合で(0.25%)の利上げに踏み切り、<植田和男総裁>は会合後の記者会見で利上げ路線を続ける姿勢を示していました。<植田和男総裁>は、25日の講演で「賃金と物価がほとんど変化しない、いわゆるゼロノルム(社会通念)の世界に戻る可能性は大きく低下している」と述べています。日銀は今後も利上げを続けると意識され、円相場を支えました。
もっとも、きょうの外為市場では市場参加者が少なく商いが薄い中、少量の取引で値幅が出やすく推移しています。










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