「1ドル=158円92銭~158円95銭」
3月
18日
17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に続伸し、前日比05銭円高・ドル安の「1ドル=158円95銭〜159円05銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=158円73銭」、安値は「1ドル=159円13銭」でした。原油先物相場が伸び悩んだ場面で日本の景気や企業活動に影響するとの過度な警戒が薄れ、円買い・ドル売りが入りました。
エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡について、米国家経済会議(NEC)の<ハセット委員長>が17日の米CNBC番組で、同海峡をタンカーが通過し始めていると述べています。16日にも一部の船舶が通過したと伝わっていた。エネルギーの供給が滞り、原油価格の高止まりが続くとの観測がやや後退しています。
ニューヨーク原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近4月物は17日未明に「1バレル=98ドル台」を付けた後、「1バレル=93ドル台後半」まで伸び悩む場面がありました。中東情勢の緊迫化が続くとの見方は根強く、原油相場は前日からは上昇して終えています。
エネルギーの輸入依存度が高い日本の経済に響くとの過度な懸念が薄れ、円の支えとなりました。同日の米債券市場で長期金利が低下(債券価格は上昇)したことも円買い・ドル売りを促した面が見られます。
このところ円安・ドル高が進み、節目の「1ドル=160円」に迫っており、日本の通貨当局が円買いの為替介入に踏み切るとの観測も浮上しています。16日には<片山さつき財務相>が円相場について「最大限の緊張感を持って、断固たる措置を含めて、そういう姿勢でいる」と語っています。市場では、日本政府が介入の可能性を示唆するなか、円への買いを強めたようです。
もっとも、値動きは小幅にとどまりました。米連邦準備理事会(FRB)は18日、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を公表します。2会合連続で政策金利を据え置くとみられています。参加者の経済・金利見通しや<パウエル議長>の記者会見に注目が集まります。
日銀も19日に金融政策決定会合の結果を公表します。市場では、節目の160円が近づいており、4月会合で利上げする可能性を維持するだろうと推測されています。









kito