相川を過ぎ、達者に到達すると尖閣湾を遠望できるパーキングがあった暑いのでザックを下ろし尖閣湾を遙かに眺めながら小休憩季節は良いが観光客は少ない
道路を軽装で歩く若者がいたので話しかける東京から公共のバスを使っての佐渡観光
バスの時間がありすぎるので歩いているとのこと
明日は二つ亀、大野亀へ行くと話していた
相川の町を通り過ぎ、町外れに最近出来たばかりの
石碑が目に入った良寛 生母の実家があったところである橘屋とあり、良寛の「中元歌」が刻まれている
相変わらずの早朝ウオーキング連載の佐渡紀行中はウオーキングにはカメラを持たずに
行なっているこの日は久し振りにデジカメ持参ノウゼンカズラの色の濃い花が咲いている
この花の葉に小さな蝶が留まっていた
名前は皆目分からないが美しい蝶である
相川の町を遠望できる「春日岬」に着いた
突き出た岬の先には石灯篭が設置されているあちらこちらにカンゾウの花が咲いている
右手に黒い建物が目に入った
屋外で若い男性二人が盛んに作業をしている
薪を作っている塩工房 佐渡風塩釜屋内の塩を作る釜を見せて貰った
出来上がった塩を舐めさせて貰うと、仄かな甘みを感じる
塩辛さがあった
色んなミネラルを含んだ塩である
長手岬に寄り、相川方面へ歩を進めた海岸に寄り添う二つの岩夫婦岩人影は殆んどなく、波も静か
通り過ぎる車も少なく、快適な海岸線です
雨模様の中、荷物を纏め背中に背負うと出発
坂道を小1時間ほど汗をかきながら登りつめると
「台が鼻燈台」の入口に到着
小道には金属パイプの柵が施されている
それを越えて草に覆われた小道を辿ると燈台に到達したゴミの不法投棄に業を煮やした「公機関」が行なったことでしょう
観光立島を標榜するところで、この有様を拝見し来島者の減少を
嘆いている原因の一つをここに見ることが出来ます何故、車で小道に入れないようにしたのなら、小道は心地よい
遊歩道に作りあげないのでしょうか
藤棚のある小公園の隣りに、家庭菜園と思しき畑があり
盛んに水遣りをやっている人が数人いました
お爺ちゃんは大正二年生まれ、お婆ちゃんは大正三年の
生まれ
共にゆったりとした動作ですがお元気そのものこのお婆ちゃんの畑でしたが、使いきれないので多くの人に
使ってもらっているそうです
二見には電力会社の火力発電所があります
その隣りに小公園があり、藤棚の下を今晩の野営地と決めました
屋根はないのですが、柱を樹木の替わりに使わせて貰いました
海岸の防波堤に沿って歩いていると、魚を捌いている光景に
出くわしました
昨年、その表通りを歩いていると「ふぐの卵巣」の加工
をしている店を目にして気にかかっていました捌いている人に尋ねると「ふぐの子の粕漬け」を作っている
佐渡でただ一軒の店だそうです
写真を撮らせて頂き、商品の発送を依頼しました五代続く老舗で、佐渡沖で獲れる「ごまふぐ」の卵巣を
二年以上塩蔵した後に、無毒の検査を受けた後販売するそうです
帰宅後、味わって見るのを楽しみに
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