応接室から次の間は板張りとなり、現在は受付が設置されています
これから奥の部屋部屋は今回撮影しませんでした
機会があったら、全て取材して見ます
玄関の畳の間から、正面の唐紙の襖と左手の引き戸があり
襖戸で奥へと入れます
左手の引き戸で応接間に入ります
流石に応接間は良く出来ており、調度品も少なく作りつけの
本棚などが据えられて、すっきりとしたインテリアとなっています
玄関の上がり框の奥に3畳ほどの部屋となっています
昔は来客があると、この部屋に出て手を着いて挨拶をする
情景が眼に浮かびます
衝立の前に花が活けられていました
12月4日に玄関と庭を載せた旧日銀支店長宅を夜に訪問
内部を画像に納め数回アップします
この建物は昭和8年(1933)に建造された純和風建築物です
敷地面積は523坪、建坪は152坪の現代にしては大きな
敷地と建物です
この役宅を売却されることとなり、市が取得運営をNPOが
行なうこととなり、保存される事になりました
玄関を入ると、左手に穿った石に水を張り、葉を浮かべ室礼をしています
御影石を積んだ法面に黄色い菊が咲いています
僅かな土に種が芽吹き成長したものでしょう
条件の良い所に咲いている花よりも、精一杯生きようと
する姿に美しさを感じるのは私一人でしょうか
「地獄・極楽小路」
こんな名前の小路があります
向かって左の白い塀は12月3日にアップした江戸時代から
続く料亭
右手のレンガ塀(以前は3M位ありました)は刑務所のもの
現在はこの刑務所は郊外に移転し、塀を低くして残しています
琴、三味線の音色が塀の中まで流れたそうです
「地獄・極楽小路」の由来でした
旧日銀支店長の公舎が使われずに存在していた
取得を市が行い、運営をNPOが任され現在に至っている
古くなったものを簡単に廃棄処分する現代に警鐘を与えた
ただ、昭和初期から明治、江戸にかけての建築物は化成品や
プラスチック、石膏ボードなどが使われておらず自然素材が
使われている
現在、建築されている建造物は果たして保存する価値が
今後年数を経て見出せるであろうか
雪国では毎年庭の植物が雪の重みで枝折れのしないように
手入れをする
美的な感覚を生かした技法を生かし、体裁の良い形を作る
江戸時代から伝わる老舗の料亭
黒塀を巡らし、千坪を超える庭園の中に店は存続している
柿の木の実は全て収穫され、枯れ枝に残されぶら下がった黄色い実
樹幹の中央に小さく白い○があるが、月が朝空に残っている
「カラスウリ」
AM06:55
11月も終りの日
珍しくも朝から晴れていました
朝日が山裾の雲を染めながら昇ってきます
この情景を見られるのは早起きの人の特権
感謝を込めて、この日は庭の片付けに精を出します
2007/11/30 06:45
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