日本最古のリゾートホテルとして明治6年、栃木県に「日光金谷ホテル」が創業しています。
ホテルの石蔵から100年前のカレーのレシピが発見され、オリジナルにこだわりながらも現代の味覚に合うよう、初代総料理長中西健一氏が試行錯誤の上、完成させたのがこの【百年ライスカレー】です。
多くのレトルトパックの箱の厚みは25ミリ程ですが、これは35ミリと厚みがあり、カレーソースとカレーの具であるビーフが別々にパックされていました。
ホテルのレストランで食べれば、2000円を軽く超えてしまうライスカレーですが、レトルトといえども(840円)という高級品です。
スパイシーなソースではなく、ソテード・オニオンをベースにリンゴやチャツネ・ココナッツミルク等の味わいでまろやかな仕上がりで、奥深い味わいを感じさせてくれます。
ホテルの方針として、<ルー>ではなく<ソース>と呼んでいますが、チキンや鴨・ポーク等の肉類、魚介類、季節の野菜の素揚げ等に掛けて食べる為の<ソース>として考えられているからです。
カレーの具は一緒に煮込むのではなく、具は具として別調理して出すという、ひと手間かけたホテルならではのカレーだと感じ入りました。
<ナタリー・ポートマン>、<ミラ・クニ>共演の心理スリラー『ブラック・スワン』が、2011年5月11日より全国で公開されます。
ニューヨークのバレエ団に所属する「ニナ」(ナタリー・ポートマン)は、元バレリーナの母とともに、その人生のすべてをダンスに注ぎ込むように生きていました。
そんな「ニナ」に「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが巡ってきますが、新人ダンサーの「リリー」(ミラ・クニス)が現れ、「ニナ」のライバルとなります。役を争いながらも友情を育む2人でしたが、やがて「ニナ」は自らの心の闇にのみ込まれていきます。
監督は、ヴェネツィア映画祭金獅子賞を受章した 『レスラー』 (2008年)の<ダーレン・アロノフスキー>が務めています。
上からの撮影した花ですが、どのような花なのか分かるでしょうか。
これも<チューリップ>で、【ウィローサ】という品種です。
芍薬の花の咲き方に似ていますので、<ピオニー咲き>と呼ばれています。
八重に重なる花弁、ピンクと白のコントラスト、<チューリップ>とは思えぬ風格を感じます。
♪咲いた咲いたチューリップの花が、ではありませんが、赤・白・黄色の単色のチューリップはこの時期よく見かけますが、白と赤の交じりあったチューリップ【ハッピージェネレーション】を見かけました。
画家のレンブラントの絵にはあまり<チューリップ>が出てきませんが、当時の画家たちが描いた文様の特徴を、「レンブラント咲き」と呼んでいます。
バラと同様、お花好きの方が生み出された品種だと思いますが、自然に表われてくる文様、不思議でたまりません。
少し前(2009年11月)の発売ですが、コメンテ−ターとして活躍されている池上彰さんの本を読みました。
NHKの「週刊こどもニュース」のお父さん役で、子供にも時事問題を分かりやすく解説していたのを、懐かしく思い出します。
リーマン・ブラザーズの破綻で始まった世界金融危機を発端として、その後の日米関係をにらみ、世界情勢を分かりやすく解説されています。
この手の分析物は発売されてすぐに読むのも情報として価値があると思いますが、2,3年経過してから読みますと、当時の分析が正しかったのか、その後の社会の情勢は読み通りなのかといった検証を兼ねながら読めますので、楽しみも倍増です。
帯に<就職活動にもオススメ>とありますが、面接などで世界情勢を聞かれるご時世なんですね。
期間限定で、いろいろと新規メニューが出てくる【松屋】さんです。
以前お店の前を通る時に気になった「角切りステーキ定食」でもと思い覗いてみたのですが、店頭から消えていました。
仕方なしに肉から魚に切り替えて、本日は新メニューの「山かけ鮪丼」(490円)にしました。
マグロは当然赤身の部位ですが、ワサビを効かした特性タレをかけ、丼モノの醍醐味、とろろと混ぜ合わせておいしく頂きました。
ただ、付け合わせにのっている甘酢漬けのガリは、ワサビ醤油とけんかする味で、いただけません。
そういえば、昨日も「とろろごはん」をいただき、なんだか体力を持て余しそうです。
連休対策に買いだめしていた本の一冊が、この『あなたの余命を教えます』です。
著者は、米国系の銀行や証券会社で債券ディラーや大手金融法人を担当する外国債券のセールスの経験がある作家です。
当然、自分の経験に基づいた金融関係の小説が多く、『ヘッジファンド』『マネーハッキング』『偽造証券』等、得意分野での小説をテンポよく書かれています。
今回は、情報そのものが根幹である世界を反映させ、医学的な最先端技術が主体のストーリー展開です。
それぞれ個人的な事情で、特定個人の余命を教えてくれるビジネス会社に依頼した4組を中心に、それぞれの人間模様、家庭問題を絡めて話は進みます。
余命の診断費用は250万円。
これが高いか安いかは、各人の思惑もありどちらとも言い切れませんが、自分の残りの人生が何日あるかが正確に分かるとしたらと、どんな生き方をすだろうかなと、自分に問いかけながら読んでおりました。
連休のはざ間、少しは贅沢と思い【久庵】さんに顔出ししました。
そば好きにはたまらない、「生粉(きこ)打ち(そば粉十割・水ごね)」が売りのお蕎麦屋さんです。
「かけそば」が(950円)という値段ですので、おいそれとは足を運べませんが、お昼限定の「そば定食」(1200円)を注文です。
「せいろそば」と「とろろごはん」(つくね芋)、お漬物(無添加)の取り合わせで、ご飯はそば茶を入れて炊き上げています。
つなぎがありませんので、そば本来の味わいがたまりません。
食べ終わる頃、そば湯が出てきますので、これまたツユで割り、満足感で飲みきりました。
本来は、福島県産のそばの実を使用されているのですが、震災の影響で他のそばの実を使用していますとの表示。
どこの産地なのか大将に聞こうと思いましたが、お昼時で忙しくされていましたので聞きそびれてしまいました。
本書は<柴田書店>発行の『月刊食堂』に、1989(昭和64)年2月から1991(平成3)年9月に掲載された「たべものやの証人たち」に掲載された29店舗(掲載当時は30店舗)が再掲載されています。
単行本の発行が2008(平成20)年5月、この文庫本が2011(平成23)年5月刊行ですので取材当時から20年ほどが経ち、多くのご主人たちはもはや鬼籍に入られたかたも多いと思います。
日本を代表とする老舗飲食店の主人に、お店の伝統や味などについての聞き書きですが、食を通して後世に伝えたい思いがよく伝わってきました。
東京のお店が中心にまとめられていますが、伝統という意味では京都や大阪の味が少ないのが少しばかり残念ですが、巻末にはお店の住所の一覧表があり、次世代へ暖簾を守られているのに安心しました。
「ハムステーキ」を作ろうと思い、<真空パック>の端を引きはがそうとしましたが、これがまた固く密閉されていて、非力(?)なわたしは困りました。
そういえばこの手のハム類もそうですが、豆腐の真空パック、コショウの瓶やケチャップの口元、カレー缶の密閉シール等、調理用品にはかなりのものが指先を使い開封するものが多いと思います。
指先が元気な時はいいのですが、老いと共に力も衰えるでしょうから、この先この手の開封作業に苦労するだろうなと感じてしまいました。
今まであまり気にもしませんでしたが、不便だと消費者側からのクレームも聞およびませんし、改良されているとも思われません。
特に不満を感じることなく、皆さん普通に開封されて、使用されているのでしょうか、気になります。
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