レトルト製品も色々あるのに驚かされます。
【ひつまぶし】といえば、名古屋市近辺の名物料理ですが、この製造元は宮崎県にあります。
「鰻」のイメージは、浜名湖と思い浮かべる世代なのですが、生産高の1位は鹿児島県、2位が愛知県、3位に宮崎県で、この3県で日本の約8割を生産しているようです。
はずかしながら、大森淡水さんが日本の約2割の生産高を誇る「鰻」の大企業だという知識もなく、今回のレトルトパックの購入ではじめて確認しました。
お湯で温めればいつでも「鰻」が楽しめるレトルトパックは便利ですが、(798円)といいお値段しています。
やわらかな旨みのある鰻でしたが、短冊状の形が残る割合が少なく、煮崩れた感じの状態でした。お湯で温める形を取る以上、仕方ないのかもしれません。
和歌山県産の「山椒」、「キザミ海苔」もパックとして入っていますので、チョイ食べには便利な一品だと思います。
主人公は警視庁捜査一課の主任警部補<羽賀亮>ですが、鳶職や家屋解体業として、今は母親が社長を務める堅気の「羽賀組」の4代目ということで、「組長刑事(デカ)」と呼ばれています。
<羽賀>の会社兼自宅に狙撃があり、2年前に逮捕した事件を組んだ刑事<城所等>が頭に銃弾を受け、昏睡状態に陥ってしまいます。
そんな折、秘書派遣会社の美人社長<中杉由紀江>が絞殺死体で発見され、離婚した元夫の<東海林昌広>や、不倫関係にある<笠井直人>に捜査の目が向けられますが、彼らには当日のアリバイがあり、捜査はなかなか進みません。
二つの事件を平行に捜査しながら、「金」と「愛」の絡んだ企業がらみの事件を解決してゆく<羽賀>の活躍が楽しめる一冊でした。
昨年11月に閉店した讃岐うどん店の跡地に、3月8日、新しく中華料理店【萬家園】さんが開店しています。
店の前を何度か通りましたが、いかにも中華料理店という赤色主体の外観がハデすぎて、今まで敬遠しておりました。
午前11時開店という早めの営業時間が、昼からの仕事の兼ね合いもよく、初入店です。
カウンター席もあるのですが、4人席に案内してもらい、ゆったりと食事ができました。
初めてのお店ですので、まずは基本的な「ラーメンセット」(680円)で味の様子見です。
残念ながら、ラーメンが先に出てきましたので、焼飯と一緒の撮影はできませんでした。
ラーメン、味噌スープ系の味で、あっさりとしています。八角味の効いた焼豚が6枚ほど入っているのは良心的で、何より麺の量が普通の1.5倍はあるのには驚きました。
注文時に、お兄さんが「大盛りもできますよ」と言われましたが、これが(並)なら、(大盛り)はいかほどのものかと想像がつきません。
多くのお店は、セットの焼飯は<半ちゃん>で、量が少ないものですが、普通に1人前はあります。
単品の「ラーメン」は(500円)、「焼飯」も(500円)ですので、セット価格の(680円)はお得感いっぱいでありがたいのですが、これは若者向きの量ですね。
さすがに満腹で、ラーメンスープの完飲はできませんでした。
副題に「耳袋秘話」と付く、殺人事件シリーズです。
主人公は南町奉行所の奉行<根岸肥前守鎮衛>で62歳、市中の情報は知らないモノはないというところから「大耳」と呼ばれ、裏稼業の世界では肩に赤鬼の入れ墨を入れていることにより「赤鬼」と呼ばれています。
物語は祝言の日に花嫁が消え、その花嫁の着物を着て狐の面を付けた娘が殺害されたところから始まり、江戸市中にある稲荷神社を中心に、若い巫女が連続して殺害されていきます。
<根岸>は、配下の<坂巻弥三郎>と<栗田次郎左衛門>を調査に当たらせ事件の解明に当たります。
この「耳袋秘話」シリーズは、大きな事件を主軸にその他市井に起こる事件を短篇として平行させて描く構成でまとめられています。
たわわに咲いた【ライラック】を見かけました。
まさに、ほのかな香りを醸し出してくれる雰囲気十分の房状ですね。
【ライラック】というよりも、【リラ】と呼ばれるほうが通りがいいかもしれません。
和名では【紫丁香花(ムラサキハシド)】ですが、よくこの花の特徴をとらえている名称だと思います。
シャンソン好きな方は、名曲『リラの花咲く頃』を思い、年配の方は、岡本敦郎が唄う歌詞を思い浮かべ、本を読まれる方は渡辺淳一の『リラ冷えの街』を思い浮かべることでしょう。
素敵な房状の花が咲く木にしては、あまり見かけませんので、楽しんで眺めておりました。
例年「神戸まつり」は雨に見舞われるのですが、今年は珍しく晴天での開催になりました。
各区単位でのお祭りも、多くの家族連れで賑わっていました。
「兵庫区はっぴいひろば」も、たくさんの飲食系や物品販売のブースが並び、どことも人だかりです。
そんな中、ものすごい行列が出来ていたのが、<白バイ>との記念撮影です。
チビッ子たちの人気は絶大のようで、行列が途切れることはなく、親御さんたちは記念撮影に励んでおりました。
写真の<白バイ>は【ホンダCB1300P】、平成21年度から導入されているオートバイで、発進から約3秒で時速100キロに達するという高い加速性が自慢です。
チビッ子限定でなければ、わたしも試乗してみたいマシンだと、羨ましく眺めておりました。
3月11日に「突き出しで一杯(2)」をアップしてから、昨日までに【仙草】さんの食事を、5回アップしています。
合わせて「突き出し」の写真もたまりました。
* タコとワケギの和え物
* シジミと菜の花の和え物
* (漬物)・・・番外
* 鶏肉と根菜の甘煮
* タケノコとワカメのピリカラ煮
* マカロニサラダ
今回も、同じ突き出しが重なることなくいただけました。
これから暑くなると、最初に「枝豆」の出てくる回数が多くなると思います。
裏メニューの2鉢目を狙って、ママさんに無理を言うのが、今から楽しみにしています。
落合勉シェフ監修のS&Bの【ポモドーロ】、私の感想は<単純なトマトソース味>でした。
前回(10)で紹介した「青の洞窟シリーズ」の【アラビアータ】は、<完熟トマトのソースがベースだとは分かりますが、何の味わいもありません>と手厳しく書き、採点基準外にしました。
今回、同じ「青の洞窟シリーズ」の【ポモドーロ】に挑戦です。
説明文には、「完熟トマトにバジルが香る、旨味あふれる濃厚でコクのあるおいしさ」とあります。
期待したこの【ポモドーロ】も、申し訳ないのですが採点基準外の評価です。
どうも「トマトベース」のパスタソースは、私には淡泊過ぎて合わないのかもしれません。
一度パスタ専門店に出向き、レトルトでない味付けがどのような感じなのかを、確認しなければいけないようです。
前回と同様、食べきるには「ハバネロソ−ス」の登場となりました。
完熟トマトで「濃厚でコク」な味が出せるものものなのか、疑問を感じています。
まだまだ「トマトベース」のパスタソースはあると思いますが、私の口に合うトマトソースを探すのは、至難のようです。
映画好きの人にはまず読んでいただきたい、と言うよりは、読まなければいけない感動の一冊でした。
映画に対する登場人物たちの真摯な言葉や姿勢に涙する場面が多々あり、ひとつのことに情熱を燃やすことの素晴らしさを教えてくれています。
39歳で独身の<歩>は、17年勤めていた開発会社の課長職を捨て辞職、折しも麻雀と映画が趣味の79歳の父<丸山郷直>が緊急入院、多額の借金が発覚します。
父親の入院中、マンションの管理人の仕事を代替わりする<歩>ですが、父が70年間見続けた映画の記録を眺めるうちに、<歩>も自分が手掛けていたプロジェクトの関係で、なにげなく父親のノートに自分の映画への想いを書き込んだ紙を挟み込んでしまいます。
ある日「映友社」の編集長<高峰好子>から電話があり、父が<歩>の文章を投稿したブログが彼女の目に留まり、<歩>は編集部に就職することになります。
やがて「映友社」は、ホームページの改編の際、『キネマの神様』なるタイトルで、映画評論の場をブログとして開設するのですが、このブログの場面が秀逸でした。
どうしようもない遊び人の父と娘の関係を主軸に、数多い名画を通しての人間関係が交錯するなか、映画の持つ力の強さを改めて感じさせてくれる素晴らしい物語でした。
ふと気がつくと、今日は今年1回しかない13日の金曜日です。
別に個人的には意味のない日なのですが、魔除けとしてニンニクパワーを授かりに、【仙草】さんに出向きました。
久しぶりの「餃子」(350円)での一杯です。
【仙草】さんの「餃子」、一般のお店の倍はある大きさで、食べ応えがあり、一口では無理です。
お客さんも途切れたようで、ママサさんが目の前で「餃子」を作り始めました。隠し味のエビのことや具材でおしゃべりが楽しめました。
日本に来て30年経つママさんですが、すっかり日本の調味料に馴染んでしまい、「台湾では調味料の味が違うので料理はできない」と自嘲気味に言われておりました。
醤油一つにしても微妙に味が違うでしょうから、「なるほどなぁ」と思いながら、プロとしての裏話を聞いていた今宵です。
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