終戦の翌年の夏、<久我恵三>の5歳の一人息子<勇一>が誘拐され、犯人が金の受け取りに指定したのは有楽町の闇市であるカストリ横丁でしたが、大勢の刑事が張り込みながら、闇市取締りの日と重なり犯人を取り逃がし身代金100万円を奪われてしまい、<勇一>も発見されませんでした。
時効寸前の15年後の昭和36年を舞台に、25歳の家政婦<下条弥生>が絞殺死体で発見され、住まいは何者かの手により家探しされていました。
運送会社に勤める<谷口良雄>は、入院先の病院で母<貞子>を亡くし、母思いの息子でしたが葬儀のときから様子がおかしく、恋人であり母の担当であった看護婦の<杉村幸子>は原因を問いただすと、死ぬ間際に母が「お前は誘拐された・・・」と言い残したことを知らされます。
自分の出自に疑問を感じた<良雄>は<幸子>と二人で、母の過去を調べ始めます。
二つの事件が並行に語られ、やがてひとつに収束される構成が見事で、さすが第54回江戸川乱歩賞受賞作だと感じながら読み終えました。
今回も「突き出し」の写真が溜まりましたので、記録として整理しました。
いつもながら、ママさんのバラエティーに富んだ「突き出し」には、唸るばかりです。
前回(4) より以降は、
* 海老とブロッコリー赤ピーマン和え
* 玉子サラダ
* ザーサイとネギの炒め物
* オクラの山かけ胡麻和え風味
* ゴーヤとチリメン炒め
* 香腸(腸詰)・ピータン・蒸し鶏の「三種盛り合わせ」
「三種盛り合わせ」は、ブログル仲間の <チネリンさん>との会食 の際、ママさんが用意してくれていた前菜です。
「オクラの山かけ胡麻和え」、冷たくて胡麻の風味が抜群のお味でした。思わず、お代わりを頼んでしまいました。
ぜひまた作ってくださいねと、ママさんにリクエストしている一品です。
花弁の形がモミジの葉ににていることから付けられた【モミジアオイ】がきれいに咲いていました。
アオイ科の花ですので、フヨウによく似た葉とツボミの形をしています。
同じ仲間に 【トロロアオイ】 という良く似た名称の花がありますが、こちらも見事な大輪の花弁を咲かせます。
直径20~30センチの真紅の花弁ですが、この花も一日でしぼんでしまう一日花とは、見事な形をしているだけに残念です。
『萌えの朱雀』・『殯の森』の<河瀬直美>監督が、<坂東眞砂子>の 『逢はなくもあやし』を基にした、『万葉集』の地・奈良県飛鳥地方を舞台に、祖父母の時代に果たされなかった思いを受け継ぐかのように生きる男女、「拓未」と「加夜子」の姿を描く『朱花(はねづ)の月』が、2011年9月3日より公開されます。
古代より神が宿るとされる大和三山(畝傍山、耳成山、香具山)など、奈良の奥深く美しい歴史を背景に、人間が「生きる」ということの意味を問います。
主演は、本作が長編映画の本格デビューとなる<こみずとうた>が「拓未」と、『ヘヴンズストーリー』などに出演しモデルとしても活躍する<大島葉子>が「加夜子」を演じ、 <明川哲也>、<麿赤兒>、<小水たいが>、<樹木希林>ほかが出演しています。
夕方6時から開店の【OBABA】です。
普通6時から開店であれば、早目に来てお店の準備をし、客を待つものですが、ママさんは6時に入ればいいという考えのようで、客の誰もが諦めています。
今日もギリギリでお店に来たようで、看板の電気もついていません。
「今からラーメン屋に出前頼むけど、何か食べる?」と聞かれましたが、断りますと、「焼飯も一緒に頼むから、ラーメン半分食べな」になりました。
小鉢物の代わりに、ママさんのラーメン、半分いただいておりました。
枝豆かトマトしかないお店ですが、文句も言わない常連客が多いのは、ママさんの人柄でしょうか。
前回の(32)も、タレント 「たむらけんじ」 のカレーでしたが、今回は「浜村淳」の登場です。
関西の方なら、一度は聴かれたことがあると思いますが、毎日放送ラジオで昭和49年から37年間、朝の番組でパーソナリティーを務めています。
大阪らしく赤色基調の派手なデザインのパッケージです。
自分で購入したわけではなく、いただき物のカレーですが、一口食べて驚きました。
ジャガイモ、ニンジン、スジ肉はそこそこの大きさですが、なんともいえないルーの味で、シャブシャブのルーです。「涙のスパイス」という唐辛子パックが付いていますが、ベースの味が悪くては、カバー出来るものではありません。
わたし的に表現すれば、<あまり客が入っていないうどん屋さんの煮詰まったうどん出汁に、カレー粉を入れた味>です。
調べて驚きました。価格は(525円)でした。
ハチ食品【たっぷりビーフカレー】、 めいらく【シェフのカレー】 等が(100円)前後の価格で頑張っていることを思えば、「何を考えているんだろう」という感じです。
タレントの名前だけで興味本位で売れるのでしょうが、王道のカレーの味を追求してほしいと思います。
レトルトカレーも数えて(33)まできましたが、第33位の評価ランクです。
蝉の鳴き声も一段落しているようですが、まだまだおそがけに誕生する蝉がいるようです。
普通脱皮するときにはかなりの踏ん張りが必要ではと考え、木の幹などを羽化の場所に選ぶのが普通だと思うのですが、どのようにして自分の誕生場所を決めるのか、不思議です。
今朝方、「オンブバッタ」 さんが食い散らかした葉の裏で空蝉を見つけました。
ヒラヒラと風に動く葉の下で、踏ん張りが効くのかと気になりますが、背割れがあり無事に脱皮していました。
蝉の羽化の場所選びは研究されているのでしょうか、これも気になるところです。
先だってのわたしのお誕生日に、ブログル仲間の <チネリンさん> が、わざわざ 「さつま芋のタルトケーキ」 を焼いて届けてくださいました。
本当に、サプライズのお誕生日プレゼントで、今夜はお返しをしなければと、馴染みの【仙草】さんで食事会をしてきました。
ママさん、要領よく前菜から用意していただき、珍しい「空芯菜炒め」を食べ、最後の仕上げに「フカヒレスープ」を調理していただきました。
季節の先取りでの松茸入りで、姿の残ったフカヒレが贅沢なスープ、きっと<チネリンさん>明日はお肌がツルツルのことだと思います。
スキューバーダイビングとサイクリングで陽に焼けた健康的な<チネリンさん>の右手が、フカヒレスープ」を入れるところですが、皆さんにもおいしいさが伝わればと思います。
またもやアスファルトの道路の上に、わたしを出迎えるようにしている【クツワムシ】を見つけました。
以前にも 【ウラギンシジミチョウ】 が動かずにじっとしている場面に遭遇いたしましたが、不思議なことが重なります。
キリギリスの仲間でも別格の大きな鳴き声で、「ガチャガチャ」と鳴きますが、本来は夜行性ですから、朝方に姿を見せているのには驚かざるをえません。
動きも鈍く、飛翔力も弱いですので、車に轢かれないうちに早く移動してほしいのですが、こちらの心配もお構いなしに瞑想中のようです。
手でつかんで草むらに移動してやればいいのですが、暴れたりしますと足が折れたりしますので、仕方なしにそのままで立ち去りました。
久しぶりにBAR【Le Retoro(レトロ)】に顔出ししました。
マスターも地元で長くお店をされていますと、地元のネタ話には詳しく、今夜もいくつか面白い話がありました。
「マスター、板宿商店街の入り口に、すし「えびす」さんが開店しましたね」
「あの場所、たこ焼き屋の「丸幸水産」が目を付けていてね」
「たこ焼き屋が?」
「もともと「えびす」の奥さんがたこ焼き屋さんしてまんねんで」
「へっ・・・」
「マスター、 <白水食堂> さんも16日でリニュアル1年でしたね。大びん200円の記念セールでした」
「 <warai 酎> も明日26日で1周年ですわ」
「そういえば、この店にいた<エリちゃん>も向こうのお店で頑張っているようやね」
「ファルコンさん、日本酒もいけるんでしょう」
「もちろん」
「<・・・・>というお店が、いいですよ。女将さんがまた美人でね」
「それはそれは。近いうちにのぞいてみますわ」
今宵も、とりとめもない会話のようですが、いい情報をたくさんいただいてきました。
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