『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』@<アリ・アッバシ>監督
12月
27日
<ジェレミー・ストロング>が扮する悪名高き弁護士「ロイ・コーン」が、法廷で傍若無人にふるまう映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』が、米大統領就任式が行われます2025年1月17日に公開されますが、予告映像が解禁されています。
本作では成功を夢見る20代の若き「ドナルド・トランプ」が、「ロイ・コーン」に導かれて驚愕の変身を遂げ、成り上がっていくさまが描かれています。
『キャプテン・アメリカ』シリーズの「バッキー・バーンズ / ウィンター・ソルジャー」役で知られる<セバスチャン・スタン>が「ドナルド・トランプ」を演じ、『ボーダー 二つの世界』の<アリ・アッバシ>が監督を務めています。
映像には、不動産業を営む「トランプ」の一族が、黒人の入居を拒んだことで政府と全米黒人教会に訴えられ、窮地に陥る場面が映し出されています。しかし「コーン」は裁判で闘いながら、「トランプ」に勝利への3つのルールとして「とにかく攻撃しろ」「非を認めるな」「劣勢に立たされても勝利を主張しろ」と伝授します。どれだけ劣勢に立たされても、決して負けを認めず、裁判官や弁護士を翻弄する「コーン」の姿が切り取られています。
「ロイ・コーン」は、若き検察官だった1950年代、<ジョセフ・マッカーシー>の右腕として共産主義を取り締まる〈赤狩り〉の急先鋒に立った実在の<ロイ・コーン>です。1960年代から1980年代にかけても暗躍し、政治家や著名人、マフィアのボスに至るまで多くの顧客を持っていました。勝つためなら手段を選ばず、慈悲の欠片もないやり口で恐れられていたといいます。