27日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比506円50銭(1.28%)高の4万0074円56銭でした。
外国為替市場での円安・ドル高進行を受け、幅広い銘柄で買いが優勢となりました。日経平均は取引時間中としてはおよそ2週間ぶりに節目の4万円を上回りました。
外国為替市場で円相場は
「1ドル=157円台後半」と、前日夕の157円台前半から円安・ドル高が進行。円安が進んだことなどを受けて、自動車や機械など輸出関連株が買われました。短期筋による株価指数先物への買いなども入り、日経平均は前引けにかけて騰勢を強めています。
市場では、PER(株価収益率)でみて日本株には割安感が出ており、今年も年末になり、来年の日本株の上昇を見込んで先回りした買いも入っているようです。