大きな羽音をがしますので、目を向けますと【ウシアブ】が、網戸にとまりました。
ハエ目(双翅目)ハエ亜科アブ科の昆虫で、体長18ミリです。
「ヤマトアブ」に似ていますが、なんといっても<複眼>が緑色ですので、分かりやすいアブです。
腹部は黒色で、淡黄色の三角斑が並び、触角の基部は赤色です。
成虫はクヌギ等の樹液や、牛・馬などの家畜の血を吸いますし、人間にもまとわりついて血を吸おうとします。
毒はありませんが、刺されますと、痛みを感じます。
宮崎駿のアニメ映画『風の谷のナウシカ』(1984年)には、この【ウシアブ】と同じ名前の「ウシアブ」が出てきました。
映画の中の「ウシアブ」は、確か脚が4対で、目の数もたくさんあったようですが、この昆虫がモデルだと思います。
建築士受験受付審査の間、お昼ご飯の「仕出し弁当」でお世話になりました【Locaposso】さん、お礼を兼ねて 委員会の打ち上げ として利用させていただきました。
当日も13名の我儘な注文にてきぱきと対応していただき、みなさん「飲み放題」(1300円)の元を十分に取れる鯨飲にもかかわらず、お会計もリーズナブルで恐縮してしまいました。
そんなわけで、今宵は委員長の立場として、重ねてのお礼の訪問です。
軽く食事をしてからの顔出しでしたので、前回カレー味の隠し味が気にいった「アボカドサラダ」にて、ビールを楽しみました。
ちいさなかわいい女の子連れのお客さんがおられ、ご主人はフランスの方で奥さまは日本の方でした。
女の子のしぐさがかわいいので、何気なく会話が始まり、ご主人は神戸北野町で、レストラン「Cafe Terrasse de Paris」を経営されているオーナーさんでした。
お店のチラシをいただきましたが、コース仕立てのディナーが中心で、B級グルメのわたしには似合いませんが、何かと縁ができるのは喜ばしいことです。
今日は昼から裁判所の仕事ですので、具だくさんの松花堂弁当が頭にちらつき、【きはた】さんにて「お昼の定食」(600円)をいただいてきました。
いつも通り、彩取りの良いおかずが、たくさん並んでいました。
弁当の中は、<鰯とキスのフライ・香の物・茄子のきのこあんかけ・ポテトサラダ・酢味噌和え・出汁巻き・焼きハム・平天・鰹の煮付け・野菜炒め>です。味噌汁は、アゲと豆腐でした。
毎回、さりげなく「葉」が一枚飾られていますが、本日は<かえで>の「葉」でした。
大将から、いつもご飯のお替りをすすめられますが、おかずが一杯ですので、これで丁度よい分量です。
定食のおかずの内容で、料理の良さも分かっていますので、夜の居酒屋タイムに顔出しせねばと思いつつ、なかなか機会が持てません。
ひょろひょろと伸びた茎に、鮮やかな青紫色の花を咲かせます【スクテラリア】の園芸品種「ブルーファオヤー」です。
シソ科タツナミソウ(スクテラリア)属の植物で、半耐寒性の多年草です。
属名からも分かるように、日本に自生しています 「タツナミソウ」 の仲間です。
基部の白色と青紫色の花が特徴で、葉も独特の光沢があり、花が咲いていなくても、葉の美しさで楽しめます。
花が咲き終わりますと、「タツナミソウ」と同様に、種子の穂が見られます。
黒くて大きい 「ヨコヅナサシガメ」 が手にとまり、そういえば「アカサシガメ」を見かけないなと思っていましたら、葉の上で見つけました。
<2回目> の登場ですが、元気な姿に感動して再登場です。
【アカサシガメ】は、カメムシ目(半翅目)サシガメ科サシガメ亜科の昆虫です。
カメムシ目(半翅目)は、世界に134科82000種があり、日本には800種以上が生息しています。
サシガメ科は、世界に23亜科930属6800種が分類されています。
名称通り「サシガメ」は昆虫や動物の体液を吸う為に長く鋭い口吻を持っており、前脚は獲物を捕らえるのに都合がいい形をしています。
体長20ミリほどですが、頭部は円筒状で、複眼が飛び出しています。
複眼より後方に単眼を1対持ち、獲物を逃すことなく距離を確認しているようです。
『ストロベリーナイト』 ・ 『ソウルケイジ』 ・ 『シンメトリー』 と、警視庁捜査一課殺人犯捜査係の主任<姫川玲子>警部補を主人公にした一連の作品がありますが、この小説はその流れをくむ一冊です。
4章からなる作品で、一つ一つの章が独立した事件のように書かれれていますが、すべての事件が関連する筋立てです。
『ストロベリーナイト』で、<姫川>と相性の悪いガンテツこと<勝俣健作>、『シンメトリー』の<倉田修二>や<姫川>お気入りの若手<葉山則之>等が活躍します。
薬害感染を引き起こした厚労省の役人、裏金作りに手を染めた役人、ダム建設の利権をあさる役人、全国に無駄な保養施設を造り続けた役人達が次々に殺害され、思わぬ結末で締めくくられます。
直接<姫川>が捜査に携わることはありませんが、個性ある刑事たちの行動、<姫川>ファンとしては見逃すわけにはいかない一冊でした。
打ち合わせに向かう途中で、ど根性な【桜】の樹を見つけました。
住人さんに大事にされているようで、道路側にはみ出していますが切り倒されることもなく、白い塀の中に埋め込まれた状態で葉を茂らせていました。
【桜】にとっては身動きできず少し窮屈そうですが、これからも樹齢を重ね、元気に花を咲かせてほしいものだと眺めておりました。
骨付きの具材入りは、自由軒の 「黒ラベルカレー」 の<手羽元(骨付き)>以来です。
S&Bの<SPICE REZORTシリーズ>と、レトルトパックに印刷されていましたので、この【骨付きチキンカレー】(228円)以外にも、他の種類がありそうです。
<ほろっとほぐれる骨付きチキン>というキャッチフレーズ通り、柔らかな鶏肉がゴロリと入っておりました。
香味野菜の煮込んだ風味に、クミンやカルダモンの香りが楽しめるスパイシーなカレールーですが、「南インド風」ということで辛さはありません。
「欧米風」と呼ばれる、ビーフシチューかと思わせるまだるっこいカレールーに比べますと、スパイシー感がある分、甘くても楽しめました。
昨日の 「ポリシャス」 と同様、ウコギ科の観葉植物ですが、ディジゴセカ属の常緑小高木種です。
園芸店の流通としては、「アラレア」と呼ばれることが多いと思いますが、アラレア属は別にありますので、【ディジゴセカ】と呼ぶのが正しいと思うのですが、写真のように葉が放射線状に10葉出ている品種を「グリーンアラレア」と呼び習わしていますので、区別が出来ていません。
和名ではこれまた昨日の「ポリシャス(=タイワンモミジ)」と同様、こちらもモミジの名が付き「モミジハアラレア」と呼ばれています。
のこぎり歯のようなギザギザがある葉が特徴的で、別名「ノコギリヤツデ」、広げた形状が、雄の孔雀の羽根に似ていますので「孔雀木」とも呼ばれています。
耐陰性がありますので、割と育てやすい品種だと思います。
写真では大きな蜘蛛に見えますが、実物は7~8ミリ程度のかわいい大きさで、クモ目クモ亜科ハエトリグモ科スジハエトリグモ属に分類され、この【チャスジハエトリ】と「ミスジハエトリ」の2種しかおりません。
部屋の片づけをしておりましたら、本箱の裏からピョコンと目の前に飛び出してきました。
「ネコハエトリ」 のコメントにも書きましたが、顔の中心部に大きな主眼が一対あり、その両脇に小さな一対の目を持ち、計4個の目が顔の前面にあります。
この大きな主眼、他の蜘蛛にはない長い円筒形の構造を持ち、獲物までの距離を正確に測定するとともに、色の識別も区別できる機能があります。
頭胸部と腹部に、2対の太い黒色の縦条が入りますので、すぐに見分けることができます。
カメラとのにらめっこに疲れたのか、またピョコンと本箱の後ろに消えてゆきました。
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