「春の七草」そして「夏の七草」に次いで登場するのが、【秋の七草】です。
左上から順番に、< 女郎花(おみなえし)・薄(すすき)・桔梗・撫子・藤袴・葛・萩 >です。
残念ながら「女郎花」の黄色い花が咲いたところを探しまわりましたが、見つからなく「葉」だけになってしまいました。
山上憶良が詠んだ二首の歌が【秋の七草】の由来とされています。
秋の野に 咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花
それぞれ< 尾花=ススキ(薄)>< 瞿麦=撫子 > ですが、<朝貌>は、<桔梗>を指しているというのが、定説です。
ちなみに写真を並べている順番は、< おすきなふくは >の語呂に合わせて並べていますので、覚えやすくて忘れません。
一級建築士・木造建築士の「設計製図の試験」が、無事に11時から始まりました。
これから長丁場の試験監督業務が続きます。
朝早くから出向いている楽しみの本日のお昼ご飯は、【海幸(かいこう)】さんの仕出し弁当です。
秋の行楽弁当の趣があり、松葉に刺されたぎんなんや関西らしい「紅ショウガの天ぷら」などがあり、室内作業はがりが続くなか一抹の息抜きです。
責任ある試験監理者として二期4年の委員長職でした。今回が責任ある最後の試験ということで、朝の挨拶で教室担当者の方々にお礼の挨拶を述べましたら、ねぎらいの拍手をしていただき、涙がホロリとなりました。まさか拍手をいただくとは想定外で、日曜日をつぶしてまでの、皆さんの監督業務に「感謝」の一言しか思い付きません。
試験本部までコンテナで送り出すまであと5時間は、緊張感を途切れさすことなく、任務をまっとうしたいとおもいます。
本日は、「一級建築士・木造建築士」の【設計製図の試験】が、「流通科学大学」で実施されます。
兵庫県の受験生は、一級建築士が457名、木造建築士が26名です。
特に「一級建築士」の設計製図時間は、11:00開始、終了は17:30と6時間30分の長丁場ですので、受験生も大変です。
2期4年に渡り、各建築士の「学科試験」と「製図試験」の実施監理員として責任ある委員長職を務めてきましたが、ようやく本日の「製図試験」終了でもって肩の荷が降ろせます。
委員会メンバーはもとより、各試験会場の教室監理員として多くの建築士会員のご協力を得て、事故もなく実施されてきました。
試験開始前の確認事項が終わりましたらひとこと監理員の皆さんに、無事に役目を終えれるお礼の言葉を言わなければいけません。
今から試験会場に出向きます。
< 写真をクリックしますと、画面が大きくなります >
昼間に活発に活動する【ヤマトシジミ】が、枯れたラベンダーの花穂で交尾をしておりました。
下側の大きな方がメスだと思いますが、やや翅の色が薄茶色っぽい色合いを見せているのが、気になりました。
蝶によっては、春型・夏型・秋型と色合いが変わる種もありますが、残念ながら【ヤマトシジミ】に対しての知識は持ち合わせておりません。
今年の8月10日に、琉球大学の研究チームが英国の『Scienntific Reports』に、東京電力福島第一原発事故の影響で、【ヤマトシジミ】に翅や目に異常が出ているとの論文を出しています。
捕獲したサンプル(144)の中で、12%に異常が見つかったそうですが、放射能の影響なのか、単なる異変なのか、関心のある人たちの中では論争が出ているようです。
小さな蝶ですので放射能等の影響は受けやすいと感じますが、今後の研究に関心を寄せざるを得ません。
秋口なり、<ニセアカシア>の成長も落ち付いたのでしょうか、朝からチェーンソーの賑やかな音が聞こえ、年に何回か行われる伐採作業がありました。
石垣の法面を覆うように枝を伸ばしておりましたが、あとかたもありません。
足元には、「ヒメシバ」や「ヒナタノイノコズチ」などの野草が生い茂り、「ヒナバッタ」や「キリギリス」の生息地でした。
伐採が繰り返し行われていますが、今年初めて運良く 「ニセアカシアの白い花」 を見ることができました。
毎回繰り返される伐採作業ですが、目的がよくわかりません。
民家に影響を与えているわけでもなく、強いていえば上側にある道路からの眺めが見づらくなるぐらいで、問題になるとは思えません。
樹木を生い茂らすのが嫌であれば、根元から処理をすればいいのですが、どうも中途半端に茎を残しています。
繁殖力旺盛な「ニセカシア」ですので、残された茎から新芽を出してまた大きくなります。
刈り込み作業といたちごっこを繰り返しているだけで、伐採業者だけが儲けている図式しか思いつかず、気になる作業です。
「本格キムチ」+「辛ラーメン」ということで、購入してみました。
農心の製品は、 「辛ラーメン」 ・ 「激辛ラーメン旨」 を食べていますが、これは「辛ラーメン」に<乾燥キムチ>のパックが付いた感じです。
シールをめくりますと、<乾燥ネギ>だけが先に入っていました。
緑色のパックが<キムチブロック>(乾燥具)で、銀色のパックが<粉末スープ>です。
熱湯で3分、シールをめくりますとわずかに麺の上に<キムチ>が見えていますが、混ぜ込みますと、1センチにも満たない大きさの<キムチ>ですので、見えなくなりました。
麺は油揚げ麺で、熱湯3分間の時間では、やや硬め感が残りました。
スープは<キムチ>の酸味が加わりますので、辛さは押さえられた味わいです。
大きな白菜の<キムチ>を期待しただけに、ネギと変わらない大きさの<キムチ>では、がっかりでした。いっそ<キムチ風味>との表示の方が、いいとおもいます。
ツツジ科エリカ属に分類される植物は700種以上もありますが、今回の【エリカ・メランセア】で、やっと5品種目の登場になりました。
鮮やかな淡桃色から桃色の色合いで、花の大きさは5ミリ程度、小粒の釣鐘状のかわいい花を密集して咲かせます。
多くの「エリカ属」は、春先から夏にかけての開花時期ですが、この【エリカ・メランセア】は秋に開花する珍しい部類に入り、国内で流通する唯一の秋咲き品種です。
チョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科に分類されている、 「シロオビノメイガ(白帯野螟蛾)」 とよく似た2本の白帯が入り、開張した大きさも20ミリ程度の小さな「蛾」です。
全体が茶褐色をしており、前翅・後翅に渡り白い帯が入り、中央にある帯は「シロオビニメイガ」の直線的な選ではなく円弧状です。
前翅先端には、目玉に擬態しているかのような黒色の斑点が左右にあります。
分かりやすい紋様ですので、色々と調べているのですが、「これだ」という<蛾>に出会えません。
同定できない<蜘蛛> と同様に、須磨区上細沢町にての撮影ですが、後日同定できること、もしくはご存じの方を期待して記録として残しておきます。
(追記)・・・てっきり外観から<蛾>だと判断していたのですが、なんとチョウ目ではなく、カメムシ目ハゴロモ科の「ベッコウハゴロモ」だと判明しました。
『クライマーズ・ハイ』の著者横山秀夫が、群馬の上毛新聞の記者であったことは、ファンであれば承知の事実です。
新聞社の組織構造、真の報道とは何かを考えさせられた一冊でしたが、この『虚報』も、同じ新聞記者出身である<堂場瞬一>の力作です。
大学教授<上山>の自殺サイトがきっかけで、集団自殺事件が起こり、真相を求めて古参の記者<市川>と新人の<長妻>二人を中心に据え、新聞業界の内部組織、雑誌との取材合戦、記者の資質等、現場の経験者でないと感じ取れないリアリティー感を足場に、緻密に構成された人間ドラマが展開していきます。
<上山>自身、「自殺ではない自死だ」という重みのある言葉とともに、年間3万人を超す自殺者の現状を改めて考えさせられる内容でした。自殺した彼らの報道は、新聞に載ることさえありません。
事件性のある時にだけ、自殺問題を取り上げるマスコミの報道姿勢そのものも、考え直さなければいけないと感じさせてくれる一冊です。
「今年の読書」も114冊目ですが、ベスト5に入る候補作品として、挙げておきたいとおもいます。
最近はデザインされたマンホールの蓋が多くなり、随所で目立つようになりました。
仕事先で出向いた池田市の<マンホールの蓋>も、きれいな配色で道路にはめ込まれていました。
鳥の図柄がはいり、何か特別な天然記念物でもいるのかと見ておりましたら、おばちゃんから「山鳩ですよ」と教えていただきました。池田市の<市の鳥>だそうで、鳥を制定している政令都市も珍しいのではとおもいました。
あとは<市の木>が「楠」、<市の花>が「五月つつじ」だそうで、合わせて一枚のマンホール蓋にデザインされています。
神戸市には<市の鳥>の制定はない(?)とおもいますが、さしずめ「海カモメ」かなと考えておりました。
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