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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(57)『ふがいない僕は空を見た』窪美澄(新潮文庫)

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今年の読書(57)『ふがいない...
昨年11月17日(土)に全国公開されました映画『ふがいない僕は空を見た』の原作本です。
5編が収録されており、第1編の『ミクマリ』が、2009(平成21)年の<女による女のためのR-18文学賞>の大賞を受賞、その後同作品を含めたタイトルの単行本で、<本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位>、<本屋大賞2位>、<第24回山本周五郎賞>を立て続けに受賞しています。

高校1年生の<斉藤良太>は、12歳年上の主婦<あずみ>と不倫関係にあり、<あずみ>の趣味であるコスプレの姿でセックスに励む日々が続いています。
同級生の<松永>は<斉藤>に気持ちを寄せているのですが、人妻としての<あずみ>にのめり込んでゆく中で、彼自身性欲とは違う感情が生まれ、自分自身の原点に悩みをかかえます。

第1編だけを呼んで、「これで映画一作撮れるのかな」と不思議に感じましたが、それぞれの登場人物たちのが残り4編に主人公として話がすすみます。第1編と絡み合い、複雑な人間模様を浮き上がらせ、「なるほど」と納得すると共に、著者の文章力にみいられました。

<斉藤>の母親は助産院を開いていますが、女でひとつで息子を育てる環境の中で、生きることの痛みと喜びを中心に据えて、どこまでも優しく読者に語りかけてくれる一冊でした。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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セロリスティック@居酒屋【こみなと】中央区古湊通1丁目

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セロリスティック@居酒屋【こみ...
業界の支部事務局から、徒歩1分の距離にあります【こみなと】さんに顔出しです。
支部理事の任期も終わり、事務局に出向く機会が少なくなります。
これからは、<高森マスター&ママ>さんとも会える機会が少なくなりそうです。

今宵の肴は、「セロリスティック」にしました。
パセリや香菜・ミツバなどと同様に、独特の強い香りが大好きな野菜です。

セリ科オランダミツバ属の淡色食野菜に分類され、ヨーロッパや中近東の広い区域に渡る高地の湿原が原産地だと言われています。

別名、オランダ船により渡来したことから「オランダミツバ」、また文禄・慶長の役(1592~1598)に加藤清正が持ち帰ったということで「清正人参」と呼ばれています。

茎の部分には、肝機能を高める成分が含まれていますので、二日酔いのときに食べると効果があると聞いていますが、前予防の肴として食べておりました。
#グルメ #バー #レストラン

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開店:餃子の美味しい中華食堂【大阪王将】@中央区元町通1丁目

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開店:餃子の美味しい中華食堂【...
明日の5月1日(水)に【大阪王将】が開店するという、置き看板が目にとまりました。
それぞれのお店の事情で、閉店もあればまた開店もありと、生き残りをかけての営業は厳しいモノがあるとおもいます。

場所は、JR元町駅東口の道路を挟んだ南側のビルの1階と2階です。

このビルの並びの近くには、ラーメンの「天下一品」、カレーの「CoCo壱番屋」、中華料理の 「好味園:元町店」 となかなかの激戦区ですが、さてどうなりますことやら。

最近、 「農業高校レストラン」 の開店の置き看板も目にしました。
少しは飲食業界も風向きが変わりつつあればいいのですが、この先が楽しみです。
#ブログ

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生姜焼き丼(並)@【松屋】(神戸新開地店)兵庫区新開地4丁目

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生姜焼き丼(並)@【松屋】(神...
前回訪問時から気がついていたのですが、<1000店舗達成感謝記念セール>で 「牛めし」 が安くなっていましたので、食べず仕舞いでした「生姜焼き丼」(380円:並)です。

豚カルビ肉を、生姜焼きにしてにんにく風味の味わいになっています。
カウンターに置かれている「紅ショウガ」と味が合うかなと試してみましたが、喧嘩することなく楽しめました。

B級グルメ派として丼物は欠かせませんが、「これもありかな」という感じで、美味しくいただいてきました。
#グルメ #バー #レストラン

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ファルコン植物記(754)成長観察記録(4)【ノキシノブ】

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ファルコン植物記(754)成長...
今年の1月から【ノキシノブ(軒忍)】の成長を観察していますが、4回目の報告となりました。

3月なかばで枯れ始めた1枚目の葉は、完全に茶色となり枯れてしまいました。
根も落ちついた頃だろうと、月なかばに「ミズゴケ」を下に敷き足しました。

枯れた1枚目を除き、現在は4枚の葉がありますが、4枚目の葉が23ミリほどになっています。

2枚目より3枚目、3枚目よりも4枚目と新しく芽吹いた葉の方が、観察していますとだんだんと大きく成長するようです。

一番手前の葉が5枚目ですが、来月の報告段階でどのようになっているのかが楽しみです。
#園芸 #花

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冷やしゆで餃子:会食(59)@居酒屋【升吉】中央区相生町4丁目

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冷やしゆで餃子:会食(59)@...
JR神戸駅の西側にあります居酒屋【升吉】で、気の合う仲間とちょっと一杯です。
平均年齢が60歳に近いこともあって、若者たちを含む会食とは肴が違いました。

<パスタサラダ>の突き出しに始まり、<チズクラッカー>・<ピーナッツの盛合せ>・<ポテトフライ>・<漬け物盛合せ>等で、わたしは気になる<冷やしゆで餃子>(490円)を選びました。

神戸の餃子は「味噌だれ」が一般的で、【升吉】さんも、ルッコラの上に餃子をのせ、「味噌だれ」がかかっています。

ほんのりと冷たく、アツアツの焼餃子とはまた違う味わいが楽しめ、満足の一品でした。
#グルメ #バー #レストラン

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レトルトカレー(106)@S&B:噂の名店<珊瑚礁>【湘南ドライカレー】

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レトルトカレー(106)@S&...
関西人としては、湘南というイメージがよく分かりませんが、鎌倉七里ガ浜という場所は海辺として人気があるようです。
以前にも、 <湘南ちがさき屋「サザンポークカレー」> という製品を食べましたが、今回は【湘南ドライカレー】(298円)です。

パッケージにはたいそうななコピーが書かれており、<1972年開店。この味を求めて全国から訪れるお客様の長い行列は、今や湘南の定番風景。>とあります。
重ねてのコピーは、<カレー好きなら知らなきゃ損する、噂の名店が「珊瑚礁」>ですが、残念がらわたしは知りませんでした。

熱湯で温めてお皿に移し、カレールーの色合いは黒めです。食用油脂成分(オリーブオイル?)が多いようで、ルーと分離しているのが写真でも分かると思います。
コピー通りの味ならいいなとおもいながら、一口食べました。
「うっ、!!」という味わいで、これはいけません。
正直この味で行列ができるというのが、わたしには信じられませんでした。
申しわけないのですが大のカレー好きですが、最後まで食べきることはできませんでした。
#ブログ

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ファルコン昆虫記(231)ナニワイバラの花に【ヒゲナガホソクチゾウムシ】

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ファルコン昆虫記(231)ナニ...
白色の 「ナニワイバラ」 の花がきれいに咲いているのを眺めていましたら、黒い点に目がとまりました。

白色の花弁ですから目につきましたが、葉の上だと分からないほど小さく、体長3ミリほどの【ヒゲナガホソクチゾウムシ】です。雄しべの花粉とくらべますと、小ささがよく分かるとおもいます。

コウチュウ目ホソクチゾウムシ科ホソクチゾウムシ亜科ホソクチゾウムシ属に分類されています。
「ゾウムシ」は、長い口吻を象の鼻にたとえられたユーモラスな昆虫で、10科に分類され、日本では「ヒゲナガゾウムシ科」・「オトシブミ科」・「ゾウムシ科」など8科が確認されており、キクイムシ科を除くと1000種ほどが知られています。
1000種には程遠く、 「クヌギシギゾウムシ」 ・ 「クワゾウムシ」 に次ぐ3種目のアップです。

小さくても、産卵のときに植物組織に穴を掘るための長い鼻が見て取れ、なんとか同定できました。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン植物記(753)赤紅色の花<フリージア>(3)

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ファルコン植物記(753)赤紅...
アヤメ科フリージア属の<フリージア>の原種としての花の色は 黄色い花色 で、和名では「アサギスイセン(浅黄水仙)」です。

南アフリカ共和国ケープ地方を原産地として、十数種類が分布しているようですが、オランダにて品種改良が進み、現在では150種以上の園芸品種が育成されています。
日本には、明治時代後半にオランダから球根を輸入して広がりました。

ご近所の植え込みに、黄色の花に混じり赤紅色の<フリージア>がきれいに咲いていました。

品種改良で黄色はもとより、白色・橙色・紅赤色。桃色・青色等多彩です。 
青紫色の【フリージア】 は、アヤメ科からでしょうか、どことなく「アヤメ」を思わせる趣きを感じさせてくれます。
#園芸 #花

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今年の読書(56)『もぐら 闘』矢月秀作(中公文庫)

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今年の読書(56)『もぐら 闘...
「もぐら」<シリーズ>として5作目になる『もぐら 闘』です。
主人公は、元警視庁組織犯罪対策部に所属していた「もぐら」こと<影野竜司>です。

新宿のビル街にあるオープンカフェ似て大規模な爆破事件が起こり、多数の死者がでますが、その中にiPS細胞の研究に関わる研究員がいたことがわかり、また爆破に用いられた手口が、共に「ONGAWARA」という企業に結びついてきます。

<シリーズ>前作で昏睡状態に陥った恋人<紗由美>の看護で、浜松市内にある医療施設でリハビリの付き添いをしている<竜司>ですが、入院患者が突然姿を消すという不審な出来事が続き、人体実験が行われていることを突き止めてゆき、この施設も「ONGAWARA」と関連があるのが判明します。

トラブルシューターの「もぐら」として、警察の人間ではありませんが、元同僚との連携プレーで事件を解決してゆきます。

捜査責任者の<垣崎>は、功をあせるあまり情報屋の<波留間>に翻弄されますが、最後は立ち直り一皮むけた人間に成長して終わる場面は、思わずニヤリとして読み終えました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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