これまでに、日清フーズ・キューピー・MCC食品・日本製麻等の【カルボナーラ】、7社の製品を食べ比べてきています。
それぞれのメーカーが出しているということで、人気があるパスタソースの種類だと思います。
今回は、落合務シェフの<予約でいっぱいの店の>シリーズの【カルボナーラ】(198円)です。
「生クリームソース」と「チズ卵黄ソース」の2種類のパックが入っており、温めるのは「生クリームソース」だけで、後者は温めずに「生クリームソース」と混ぜ合わせる仕様です。
粘り気のある「チーズ卵黄ソース」は、色合いもきれいで、期待感が高まりました。
よくかき混ぜてフォークで一口、「うまぁぁ~~」という味わいで、これは正直驚きました。
卵黄の濃厚なコクとベーコンの味が合わさり、チーズの旨みが口の中に広がります。
一般大手のスーパーではあまり見かけない製品で、足を伸ばしたJR鷹取駅にある<スーパーマルハチ>で見つけました。
次回訪問時に、まだ売り場にあるようでしたら、これは迷わすに即買いだめです。
いつも玄関回りを、きれいなお花の鉢植えで飾れているお家があります。
最近までは「クリスマスローズ」の鉢植えがたくさん並んでいましたが、今回は【クンシラン(君子蘭)】が三鉢、縦に並べられていました。
「ラン」と名前が付いていますがラン科ではなく、ヒガンバナ科クンシラン属の植物の総称として、南アフリカが原産地、ヨーロッパを経由して明治時代に日本に渡来しています。
学名につく属名の「Clivia」は、19世紀のイギリスのクライヴ家出身の公爵夫人を称えた名前に由来し、高貴な花のイメージから【君子蘭】と名付けられました。
ヨーロッパでは、この高貴な花を愛でていますが、日本では 「万年青」 と同様に、肉厚の「葉」を観賞することに主眼が置かれ、古典園芸品植物としてみなされています。
園芸業界では「ウケザキクンシラン(受け咲き君子蘭)」と呼ばれ、 「アガパンサス」 は別名「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」と呼ばれていますが、こちらはユリ科アガパンサス属でまったく別科・別属です。 「シラン(紫蘭)」 はラン科ラン属で、まぎらわしい和名が多くてまごつきます。
クリーム色(~白色)の翅に黒い斑点が入り、胸部にはふさふさの毛がある【スジモンヒトリ(筋紋火取)】です。
チョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科ヒトリガ亜科の「蛾」で、体長は40ミリ前後です。
翅で隠れて見えませんが、腹部背面は紅色をしており、腹部下側にも、黒い斑点があります。
足先は黒色ですが、膝から上にはふさふさの毛が生えています。
触角も櫛状で(クリックしますと大きく見れますが)、特徴ある形をしています。
幼虫はクワ科(クワ)、ニレ科(ケヤキ)、バラ科(サクラ)などの葉を食べ、赤茶色の長い毛が特徴的な毛虫です。
春と夏の1年2化で、夏に出現する個体の方が一回り小さく、黒い斑点の筋と夜行性で灯火に集まることが名前の由来です。
今宵のおすすめ品は、「蛸のから揚げ」(300円)でした。
以前にも、 「蛸のから揚げ」 をアップしていますが、今回は衣が少なく素揚げに近い揚げ方で、より蛸の味が味わえました。
一般的には「蛸の足」と呼び習わしますが、学術書などでは「腕(触腕)」と表現されており、英語表記でも「Arm」(腕)です。
イカと同様に蛸も墨汁嚢を持ち、外敵に対して黒い墨を吐きます。
「イカスミ」料理は多くありますが、「タコスミ」料理は見かけません。
素人的に考えますと、「まずいから」となるのですが、「イカスミ」に比べてアミノ酸も多く含まれ、旨みがあるのが「タコスミ」です。
ただ、粘着性が低く水に溶けやすいことと、墨汁嚢が取り出しにくいという点から料理には向いていないようです。
栄養価も高い「タコスミ」ですから、うまく取り出せ、調理に合う加工方法を考えれば、一攫千金かなとつまらないことを夢見ながら、「蛸のから揚げ」を食べておりました。
立ち飲み「鈴ぎん:福寿」は、昼の部と夜の部でオネイサンが午後4時で交代します。
<店長さん>は、夜の部のオネイサン達に引き継ぎ事項や本日のおすすめ料理の盛り付けなどを指示されて、一時間の休憩です。
今宵はお昼寝で目覚めたばかりのお顔で戻られ、「オニオンスライス」(200円)の注文が通りました。
寝ぼけていたのではないと思いますが、「ポン酢」をかけて鰹節を盛らないといけないのですが、間違えてドレッシングをかけてしまいました。
「ファルコンさん、これ?」と、苦笑いの<店長さん>からのおすそ分けです。
この時期の玉ねぎは、新玉ですので水分が豊富で甘みが強く、オニオンスライスも水にさらす必要はありません。
サラダの具材としてもスライスして使いますので、ドレッシングでもおかしくはありません。
注文されたお客さんは「ポン酢」を期待していますので、ありがたいおすそ分けになりました。
年末に 「豆腐チゲセット」 を食べて以来、今年初めて【吉宗】さんに顔出しです。
お昼の定食のメニュー看板が出されておらず、暖簾が出ていましたので、お店の扉を開けました。
久し振りですので売り上げ協力の意味も込めて、定食としては一番高い「テールスープセット」【1000円)にしました。
ネコ舌としては、熱々のスープは弱いのですが、取り皿で冷ましながら美味しくいただきました。
テールは、よく煮込まれており、柔らかく箸だけで骨からはがれます。
豆腐と大根・ねぎといたってシンプルな構成ですが、スープの旨みと重なりあ合い、いい塩梅です。
ママさん、輪切りした大根の生を丸かじりしているのには驚きましたが、今の大根は辛味もなく、甘くておやつ代わりだそうです。
プランターに植え込まれた<チューリップ>の中に、一輪だけ気になる形状がありました。
花弁の色も<チューリップ>らしい明るい原色系ではなく、なんだか寂しげな色合いです。
花弁の長さが極端に短くて、この形でうまく花弁を閉じることが出来るのかと、考えてしまいました。
<チューリップ>の属名「Tulipa(トゥーリパ)」は、トルコでターバンを意味する「ツルバン」が語源です。
16世紀にトルコ在住の神聖ローマ帝国大使が<チューリップ>を見て、「これはなにか」と花の名前を現地のトルコ人に訊いたところ、トルコ人は花の形を訊かれたと勘違いして「ツルバン」と答え、これが<チューリップ>の名称となっています。
一般的なシェリーグラス形状の花姿でしたら、頭に巻くターバンとして十分な長さだと思いますが、この短いプロポーションでは、巻くのが難しそうです。
ラン科シラン属として、【シラン(紫蘭)】日本・中国・台湾原産の地生ランで、日向・日陰を問わず自生していますが、野生のモノは準絶滅危惧種に指定されています。
鉢植えなどで園芸店ではよく見かけますが、栽培された【シラン】の種子が飛散して逸出している場合もあり、本来の自生個体かの判断は難しいとされています。
花期は4~5月頃で、花は名称通り紅紫色をしており、30~50ミリ程度の大きさで、花茎の先端に数輪の蕾を付け、下側から順次開花させてゆきます。
花弁は細長く、あまり花弁を開くことのない感じで佇む姿は、葉の細さも相まってどこか寂しげな雰囲気を感じさせる花姿です。
園芸品種としては、花弁が白色の「シロバナシラン」や、葉に白い縁が入る「フクリンシラン」、花の先端に紫紅色が入る「口紅シラン」などが人気品種で、リップが本来は一輪に一枚ですが、三枚つく「三蝶咲きシラン」などが育成されています。
副題に「考古探偵一法師全」と付いていますが、『葬神記』に次ぐ<考古学ミステリー>シリーズの第二冊目です。
第一冊目は読んでいなくても独立した内容ですので困りはしませんでしたが、前作との関連が出てきますので、シリーズ物としては順番に読むのが王道のようです。
主人公は遺跡発掘アルバイトをしている<古屋達司>で、考古学の学芸員<呉>から出雲市に近いD町にある「鬼の墓」の調査で訪れるところから始まります。
調査目的地では、地元大学の古代史同好会の顧問<篠田史子>をリーダーに4人の学生メンバーと合流するのですが、人里離れたセミナーハウスに宿泊中、次々と学生たちが殺人事件の被害者になっていきます。
古代史に絡む「鬼」伝説を主軸に、考古学に冠する雑学も楽しめましたが、ミステリーとしては読者にすべての情報を提示しておくという手順を踏んでいない感じがしないでもなく、また「考古探偵一法師全」も最後だけの登場で、<シリーズ>の主人公誰なのかなと疑問のまま読み終えました。
立ち呑み「鈴ぎん:福寿」のオネイサン<かずちゃん>はそそっかしいところがあり、以前お客さんとの会話に夢中になり、焦がした 「たたみいわし」 をおすそ分けとしていただきました。
今宵は「おでん」の担当で厭な予感がしたのですが、案の定【豆腐】を取り出すときに形を崩してしまい、「ファルコンさん食べ」とおすそ分けになりました。
【豆腐】は、中国・朝鮮半島・日本・台湾などを中心に東南アジアなどで食されている大豆加工食品ですが、加工方法や調理方法は各国で違います。
日本の【豆腐】は特に水分が多く、白くて柔らかい食感を持つ特徴があります。
日本では、<木綿・ソフト・絹ごし・充填>と大きく4種類に分けられ、「おでん」には表面に布目が付く<木綿豆腐>が一般的です。
関西人としては、京都南禅寺の湯豆腐をすぐに思い浮かべますが、成分の8割方が水分の【豆腐】には、いい水質が欠かせません。
あまり知られていないと思いますが、栄養価の高い【豆腐】の絞りかす<おから>が、法律上は産業廃棄物扱いというのが驚きです。
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