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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(55)『鬼神曲』化野燐(角川文庫)

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今年の読書(55)『鬼神曲』化...
副題に「考古探偵一法師全」と付いていますが、『葬神記』に次ぐ<考古学ミステリー>シリーズの第二冊目です。

第一冊目は読んでいなくても独立した内容ですので困りはしませんでしたが、前作との関連が出てきますので、シリーズ物としては順番に読むのが王道のようです。

主人公は遺跡発掘アルバイトをしている<古屋達司>で、考古学の学芸員<呉>から出雲市に近いD町にある「鬼の墓」の調査で訪れるところから始まります。
調査目的地では、地元大学の古代史同好会の顧問<篠田史子>をリーダーに4人の学生メンバーと合流するのですが、人里離れたセミナーハウスに宿泊中、次々と学生たちが殺人事件の被害者になっていきます。

古代史に絡む「鬼」伝説を主軸に、考古学に冠する雑学も楽しめましたが、ミステリーとしては読者にすべての情報を提示しておくという手順を踏んでいない感じがしないでもなく、また「考古探偵一法師全」も最後だけの登場で、<シリーズ>の主人公誰なのかなと疑問のまま読み終えました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2013-04-25 00:41

サブタイトルに「考古探偵一法師全の不在」とある所がミソなんでしょうか?

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2013-04-25 17:14

第一作目を読んでいませんので、よく分からないのですが、この作品はおそらく初めから出てこないストリーを、前提にしているのでしょうねぇ。
三作目が出ましたら、改めて読んでみますね。

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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2013-04-25 00:45

いま一歩でしょうか…。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2013-04-25 17:15

考古学にも興味がありますので、読んでみました。
啓蒙される部分も多々ありましたが、なんとなく花氏の展開がなめらかでなく、ぎこちない感じを受けました。

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