春先に赤紅色の5弁花で目を楽しませてくれた 【カリン】 の花ですが、青い実が実のっていました。これから、黄色く熟していきます。
バラ科ボケ属の落葉高木種で、マメ科の「カリン(花梨)」とはまったくの別種です。
語呂合わせで「金は貸すが借りない」という縁起担ぎで、庭の表側には「カリン」を植え、裏側には「カシノキ」を植えると商売繁盛に成ると言われていました。
熟した実は香りがよく、のど薬として有名な「カリンフェノール」成分を含んでいて生薬として用いられています。
酒呑みとしては、やはり焼酎に漬け込んだ「カリン酒」が一番体いいいのではと、枝先に実のっている「カリン」を羨ましく眺めておりました。
第一作目の<安積班シリーズ>『残照』の頃の東京湾臨海警察署は、庁舎はプレハブ造の仮のものであり、日本の警察には存在しない「分署」と呼んだ方がふさわしい建物でしたが、この第7作目の『夕暴雨』にして、ようやく新庁舎が完成しています。
新庁舎に引っ越しを済ませた<安積班>に、東京国際展示場、通称東京ビッグサイトのイベント会場に爆弾を仕掛けたというネット情報が報告され、部下達と警備中に、男子トイレで爆発事故が起こり5人の負傷者を出してしまいます。
臨海署が大きくなったことにより、警視庁より同期の<相楽>が第二係長として就任、また特殊車両課には今では昼行燈と呼ばれている<カミソリ後藤>が配属されてと、組織が複雑化する中で<安積>の人間関係も複雑さを呈していきます。
個性ある<安積班>の部下たち4人の性格も良く描かれており、安心して読めるシリーズです。
世間では三連休明けで、久し振りに外呑みの時間を楽しみの人が多いとおもいますが、いつもの立ち呑み屋「鈴ぎん:福寿」がある地下街<メトロこうべ>は全店定休日です。
三連休明けで、呑み屋は本来は稼ぎ時ですが、経営者にとっては痛いカレンダーの日程です。
ということで【やす】に出向き、ちょっと一杯です。
前回隣同士になり、仲良くなりました<はるさん>と今宵も顔を合わせ、機嫌良くお喋り、キリンビールのおすそ分けをいただいておりました。
優雅な年金暮らしで、昼間は近くの「カラオケ喫茶<りんご>」、夜は【やす】にてオネイサン達と楽しんでおられます。
<はるさん>の焼酎がなくなりましたので、わたしから「ビールいただいた、ご返杯です」と注文しますと、「気が利きますねぇ~」と喜んでおられました。
一食のカロリーが80キロカロリーと、一般に比べて半分以下、糖質も55%オフという、ダイエッットに向いた感じの【8種の野菜とビーフの旨み】(105円)です。
熱湯で温めお皿に出しますと、スープ状のカレールーで、一気にお皿に広がりました。
<にんじん>がよく目立つ分量で入っている感じです。
原材料名を確認しますと、8種の野菜は<にんじん・たまねぎ・かぼちゃ・りんご・にんにく・ブロッコリー・しょうが>と7種類しか書かれていません。
読んでいきますと、<セロリエキス>があり、これを含めて8種になるようです。
確かにカレーの味ですが、糖尿病食的なあっさりな味付けで、これといったインパクトは感じませんでした。
体長8ミリ、幅3ミリ程度、翅の端部は茶色、翅の地は赤茶色で上部は淡黄白色に近く、頭部も赤茶色という特色がありますので、すぐに同定できるかなと考えましたが、今回も無理でした。
色彩的な特徴がはっきりしているのに、似た色合いの翅の模様が見つかりません。
この<蛾>も、体型の特色からチョウ目(鱗翅目)ハマキガ科ヒメハマキガ亜科だと見ています。
時間の余裕がある時に、いままでの未同定の<蛾>を含めて、じっくりと腰を落ち着けて調べてみたいと考えています。
株はロゼット状で基部は筒状になり、筒状の葉の中心から出た松かさ状の桃色の<花苞>が美しい【エクメア・ファシアータ】は、パイナップル科エクメア属の多年草です。
ブラジルのアマゾン川流域を中心とした熱帯アメリカでは、エクメア属として約180種ほどが分布している<着生植物>です。
松かさ状の<苞>の中に茶色いモノがみえてますが、これは花の枯れた後で、紫色の花を数日咲かせて終わりますが、桃色の<花苞>は3か月以上も鑑賞が出来ます。
葉の長さは50~60センチ程度、幅は6センチで硬く、葉には白い横縞が入り、この白い縞は粉状で<吸収鱗毛>と呼ばれ、養水分を吸収する働きを持ちます。
この白い縞模様により、別名「シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス)」とも呼ばれています。
<能>の世界には、「シテ」と「ワキ」が存在するのはよく知られていますが、脇役である「ワキ」の存在を、<能>の世界から分析された一冊です。
歌舞伎の世界とは違い<能>は広く世間に門戸を開かれており、著者自身が27歳で「ワキ」を選んでの体験談があるだけに、実に分かりやすい文体で読み進めました。
「ワキ」と「シテ」の掛けあいで<能>は進みますが、それはお互いが異界の存在(あの世・この世)として、「神話的時間」を共有するとともに精神的な安らぎが得られることに尽きるようです。
異界に出会うためには「旅」が必要で、後半は芭蕉や夏目漱石を例に挙げ、<能>の世界観を分かりやすく述べられているのには、引きずり込まれてしまいました。
来る9月19日(木)は、旧暦の8月15日にあたり、今年の「十五夜」としての<中秋の名月>です。
「仲秋の名月」という表記もありますが、この場合は「陰暦8月の月」を指し、「十五夜」の月に限定されません。
日本人は、たとえ雲で隠れて月の姿は見えずとも「無月」と呼び、中秋の晩に雨が降れば「雨月」として風情を親しんできました。
台風18号の影響で、名月鑑賞ももどうかなと思いましたが、なんとかお天気も回復のようです。
本日の神戸の日の出は<5:43>、日の入りは<18:05>、月の出は<15:44>でした。
日清食品の<ラ王>シリーズは、カップ麺として 「旨味豚コク味噌」 ・ 「背脂濃コク醤油」 ・ 「濃厚コク醤油豚骨」 ・ 「三枚焼豚・絶品熟濃鶏とろ豚骨」 と4種類を食べてきていますが、袋麺として<ラ王【醤油】>が初登場です。
液体スープだけで、かやく類は何もありませんので、まずは具材の下準備から始めました。
ノンフライ麺は、袋物としては珍しく丸い形でした。
規定通り、500ミリリットルのお湯で麺を茹で、作り方の指示通り液体スープをお湯で溶かし、麺と具材を盛り付けて完成です。
カップ麺の「醤油」味の時には、あまり気になりませんでしたが、この袋麺の「醤油」味が濃くて閉口しました。
麺だけを食べていますとそうでもないのですが、スープを飲みますと、やはり醤油の味がわたしには濃い目で、飲み切ることはできませんでした。
白い 「センニチコウ」 の花で吸い蜜中の【ヤマトシジミ(大和小灰蝶)】です。
白色同士で分かりにくかったのですが、お馴染みの黒い斑点模様が目立ちました。
【ヤマトシジミ】の登場も(20)回目を数えていますが、いまだ同じ花での撮影はなく、成虫の蜜を求めて飛び回る活動性の広さに驚かされます。
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