一日経過いたしました、サボテンのつぼみの状況です。
一日で、5センチは伸びたでしょうか?
つぼみ全体が茶色から赤色に変化しているのが、分かりますでしょうか?
明後日頃が、開花かもしれません。
取りあえず、途中経過報告です。
我が家のサボテンです。サボテン年齢は15歳。
これ以外にも別の種類の大きなサボテンがありますが、不思議と阪神・淡路大震災以後、花を咲かせなくなりました。
そんなこともあり、二鉢目として購入したのが、このサボテンです。親指大から10年ぐらいで、いまの中心の大きさになり、ここ5,6年花を咲かせるようになってきました。
はじめてつぼみを見た時は、2センチほどでしたので、このまま花が咲くんだと思っていたのですが、つぼみがグングンと伸びてきますので、「これはなんだぁー」と思ってました。
20センチほど伸びての開花は、なんとも言われないほど見事な花を見せてくれますが、短命で、半日も持ちません。
現在10センチほどのつぼみ。
この先、見事に開花いたしましたら、また写真をアップしたいと思いますので、好ご期待を!
二年半ほど前、兵庫県相生市の、歩道のアスファルトの隙間から顔をを出して大きくなった「ど根性ダイコン」が有名になりました。
心もとない人に折られてしまいましたが、現在のバイオの技術で、子孫が栽培されていると聞き及んでおります。
写真の【クスノキ】も、なかなか根性があると思いませんか?
安定を保つために、精一杯根を石垣の隙間に喰い込ませながら、空に向かって伸びようとしています。
地面から5メートル程の高さの石垣の上部の為、間引きされることもなかったんでしょうね。
どこまで大きく育ってくれるのか、これからが楽しみです。
男は、歩いていて、民家の塀越しに咲き誇る花に目が止まった。
「ん?梅にしては、珍しい色合いだなぁ~」と、立ち止まりしばし眺めていた。
この時期、T.Nomuraさんの「梅シリーズ」の印象が強く残っていたらしく、頭の中は梅の花のことばかりであった。
「きれいでしょう、今日一度に咲いたんですよ」と背中で、おばさんの声がする。
「ええ、珍しい梅の色だなーと見ていたんですが」
「ボケですよ」
「あっ」と気が付く男。
そうだ、これは木瓜の花ではないか。アアー、本当にボケていた。
男はおばさんにお礼を言い、冷や汗を背中に感じながら、そくさくとその場を立ち去った。
男は、一時間に一本のバスに乗り遅れまいと、バス停まで歩いていた。
天気がいいのだろう、保母さんらしきおねいさんと散歩中の園児たちを見かけた。ふだんから車の通りの少ない道路なので、もってこいの散歩コースだと思う。
道端には、黄色い花片を咲かせている野草が密集している場所がある。
「先生きれいなお花ね」
「そうね。黄色のきれいなお花ですね」
「なんて名前?」
「えっ、ん・・、??」
お節介な男は、みかねて
「エンコウソウ(猿猴草)ですよ」
「おっちゃんなにそれ?」(ムム、おっちゃんときたか)
「花の茎がね、手長猿の手足みたいに長くなって咲いているでしょう。茎が横になって伸びているのが、分かるかな?」(ムム、先生口調になっている)
「そうか、エテコソウか!」
「違うんだよ、エ・ン・コ・ウ・ソ・ウ」
「猿のエテコソウ!!、猿のエテコソウ!!」
手長猿のイメージが強いのだろう、間違ってはいるが、園児たちと言い合っても仕方がない。それにしてもこの年齢で、悪い言葉を知っているのには閉口した。
あとは先生にまかせよう。
男は、急ぎ足でバス停に向かった。
都市部の大きな建物の隙間に建つ、住宅の玄関先に、見事な背丈の「クロガネモチ」の木を見かけました。
ちょうど今が時期なのでしょう、見事な赤い実が、たわわに実っております。
本来なら、小鳥たちの絶好の餌となるのですが、都会のビル街の中では、彼らの姿を見かけることは、出来そうにありません。
鳥が食べ、糞と一緒に種が落とされといった自然の連鎖が、失われつつあるんですね。
階段を上ろうとして、ふと足元を見やると、かわいい野菊が一輪。
階段の真ん中あたりだと、上る人に踏まれて育たなかったでしょう。
運よく端っこの隅の部分に根付いて、難を逃れて幸いでした。
わたしも、この野菊のような立場で人生を過ごしてみたいなーと感じてしまいました。
可憐に咲き続けてもらいたいものです。
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