興行収入約255億円の大ヒットを記録したディズニー・アニメーション映画 『アナと雪の女王』 (2014年)の続編、『アナと雪の女王2』 (11月22日公開)の日本語吹替キャストとして、「コウノドリ」シリーズやTBS テレビ「凪のお暇」(2019年7月26日~)、『嫌な女』 などに出演する女優の<吉田羊>(45)が「アナ」と「エルサ」の母「イドゥナ」役で洋画アニメ初の声優を担当することが、公表されています。
<吉田>が担当する「イドゥナ」は、今月10日に解禁された日本版本予告映像にも登場。アレンデール王国の元王妃で、前作では船の事故により命を落としていたと語られていた。本作では回想シーンで登場し、幼い「アナ」と「エルサ」に子守歌を歌い、2人を優しく包み込んだ温かい声が披露されている。幼い「エルサ」が「なぜ私だけ魔法が使えるの?」と問いかけ、「イドゥナ」は「いつか答えがわかるわ」と話しており、「エルサ」の秘密を知る重要なキャラクターです。
ありのままの自分を受け入れ、氷と雪を操る力を持つ姉「エルサ」、そして持ち前の明るいキャラクターの妹「アナ」。前作ではお互いを想い合い、最後には心を通わせ強い絆で結ばれた2人のヒロインに多くの人が涙しました。今作では、なぜ「エルサ」に力が与えられたのか。大事な仲間となった「クリストフ」と「オラフ」と共に歩む先で、「エルサ」の“魔法の力”の秘密を解き明かす冒険が描かれています。
日本語版吹替は、前作に続き<松たか子>が「エルサ」、<神田沙也加>が「アナ」を担当。ほか、「オラフ」を<武内駿輔>、「クリストフ」を<原慎一郎>が務めています。
<中山美穂>(49)・<豊川悦司>(57)が、<岩井俊二>監督(56)の新作映画『ラストレター』(2020年1月17日(金)公開)で、同監督の「Love Letter」(1995年)以来、24年ぶりに映画共演となります。24年ぶりの3人のタッグは、<岩井>監督のオファーで動きました。
『ラストレター』は<松たか子>演じる主婦が、亡くなった姉のふりをして、<福山雅治>演じる同級生と文通する物語。<広瀬すず>が姉の娘と姉の高校時代の2役を演じ、<神木隆之介>演じる同級生との交流も描かれます。姉の死の真相が明らかになる中、<中山>と<豊川>は重要なキーマンとして登場します。
<岩井>監督の故郷でもある仙台市で、昨年8月に撮影されました。雪のシーンが印象的な「Love Letter」と、夏の仙台が舞台の「ラストレター」。物語も舞台もキャラクターも違いますが、<岩井>監督は「3人が同じ現場というのは『ラブレター』以来でした。『ラストレター』と『ラブレター』が地続きの同じ世界の物語に一瞬思えました」と語っています
物語は、「裕里」(松)の姉「未咲」が亡くなり、「未咲」の娘「鮎美」(広瀬すず)から「未咲」に届いた同窓会の案内を受け取る。「未咲」が亡くなったことを伝えに行った同窓会で、姉と勘違いされてしまった「裕里」。姉の同級生で、自分の初恋の相手、「鏡史郎」(福山)と再会します。
「Love Letter」は、婚約者を亡くした「博子」と、婚約者と同姓同名の「藤井樹」との文通を描いた物語。<中山>は神戸に住む「博子」、小樽に住む「樹」の2役を演じました。<豊川>は「博子」を支える役どころ。「博子」が亡き婚約者に向かって「お元気ですか? 私は元気です」とさけぶシーンが話題になりました。<中山>はブルーリボン賞主演女優賞など受賞。韓国でも大ヒットしました。
初共演となる<イザベル・ユペール>と<クロエ・グレース・モレッツ>がダブル主演を果たし、『クライング・ゲーム』の<ニール・ジョーダン>監督が描いたスリラー『グレタ GRETA』が、2019年11月8日より全国で公開されます。
ニューヨークの高級レストランでウェイトレスとして働く「フランシス」は、帰宅中の地下鉄で誰かが置き忘れたバッグを見つけます。そのバッグの持ち主は、都会の片隅でひっそりと暮らす未亡人「グレタ」のもので、「グレタ」の家までバッグを届けた「フランシス」は、彼女に今は亡き母への愛情を重ねていきます。
年の離れた友人としての親密な付き合うようになる2人でしたが、「グレタ」の「フランシス」への行動は日に日にエスカレートし、ストーカーのようなつきまといへと発展していきます。グレタの奇行におびえる「フランシス」は親友の「エリカ」とともに恐ろしい出来事に巻き込まれていきます。
「グレタ」役を<イザベル・ユペール>、「フランシス」役を<クロエ・グレース・モレッツ>が演じるほか、「エリカ」役に『イット・フォローズ』(2014年・監督: デヴィッド・ロバート・ミッチェル)の<マイカ・モンロー>が演じています。
週末の映画動員ランキング(興行通信社調べ)が発表になり、第76回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞(最高賞) を受賞した 『ジョーカー』 (10月4日公開)が、4週連続で1位を獲得しています。日本におけるアメコミ映画の4週連続1位は『スパイダーマン』(2002)以来、17年ぶりの快挙となる記録です。
動員数は27日までの累計で240万3682人、興行収入は35億3379万6650円をたたき出しました。さらに米サイト「Box Office Mojo」によりますと、全米の週末興行収入(10/25~27)は1890万ドル(20億5461万円)を記録し、1位の座に返り咲き。更に世界興行収入は、R指定映画記録として 『デッドプール2』 (2018年・監督デヴィッド・リーチ )が保持していた7億8500万ドルの記録を大きく塗り替え、8億4908万ドル(923億386万円)で歴代No.1となっています。
同映画は、DCコミックスの「ヴィラン・ジョーカー」を主人公に、孤独だが心優しかった「アーサー」が悪のカリスマの「ジョーカー」に変貌していく衝撃のドラマ。「ジョーカー」を演じるのは3度のアカデミー賞ノミネートの実績を持つ<ホアキン・フェニックス>。さらに『ゴッドファーザー PART II』(1975)でアカデミー賞助演男優賞、『レイジング・ブル』(81)で同主演男優賞を受賞している<ロバート・デ・ニーロ>が共演しています。
アメリカの俳優、映画プロデューサー、芸術家の<デニス・ホッパー>(1936年5月17日~2010年5月19日)のドキュメンタリー映画『デニス・ホッパー/狂気の旅路』が、12月20日に公開されます。
<ホッパー>の監督第2作「ラストムービー(4Kスキャン/4K修復版)」と同時公開される本作。1970年代初頭から約40年にわたり<ホッパー>の右腕だった男<サティヤ・デ・ラ・マニトウ>を中心とする知人たちの証言や、未公開映像で構成されている。監督を務めたのは、<ホッパー>の大ファンだった<ニック・エベリング>です。
本作は1969年に<ホッパー>が監督・出演した『イージー・ライダー』の熱狂から幕を開ける。続いて<ホッパー>は『ラストムービー』を手がけますが、製作元に「難解だ」と拒絶され、絶望感から酒、ドラッグ、暴力に耽溺。しかし1970年代後半からは<フィリップ・モーラ>の『デニス・ホッパーのマッド・ドック・モーガン 賞金首』、<フランシス・フォード・コッポラ>の『地獄の黙示録』(米1979年8月15日・日本1980年2月23日公開)などに出演し、『アウト・オブ・ブルー』(仏1980年5月・米1982年4月日本劇場未公開)、<ショーン・ペン>主演の『カラーズ 天使の消えた街』(米1988年4月15日・日本1988年10月8日)といった監督作も生み出します。
本作ではその経緯を、実弟や<ヴィム・ヴェンダース>、<デヴィッド・リンチ>、<マイケル・マドセン>、<ジュリー・アダムス>、<ジュリアン・シュナーベル>らが証言。俳優や監督としてだけではなく、写真家、アートコレクターとしてのホッパーの顔も描き出します。
「デニス・ホッパー/狂気の旅路」は東京・新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。YouTubeでは特報も公開中です。
生涯で2500人以上の女性と関係を持ったと言われ、死後に自身が撮影したと思われる大量のポルノ写真が発見されたフランス象徴主義の詩人「ピエール・ルイス」と、写真のモデルの1人となった親友の妻との関係を官能的に描いた『不実な女と官能詩人』が、2019年11月1日より全国で公開されます。
19世紀のパリ。著名な詩人「ジョゼ・マリア・ド・エレディア」の次女「マリー」は、新進気鋭の詩人「ピエール・ルイス」と恋に落ちますが、両親は貴族出身で「ピエール・ルイス」の親友でもある詩人「アンリ・ド・レニエ」との結婚を決めてしまいます。
そのショックからアルジェリアに渡った「ピエール・ルイス」は、女性の痴態を写真に収めることに情熱を傾ける堕落した日々を過ごし、「マリー」もまた乾ききった結婚生活を送っていました。1年後、帰国した「ピエール・ルイス」のもとに「マリー」が駆けつけたことから、周囲の人びとをも巻き込む2人の情交の日々が始まります。
「マリー」役を『英雄は嘘がお好き』の<ノエミ・メルラン>、「ピエール・ルイス」役を『ポリーナ、私を踊る』の<ニールス・シュナイダー>がそれぞれ演じています。監督は、<ルー・ジュネ>が務めています。
映画『アルマゲドン』や「トランスフォーマー」シリーズなどで知られる<マイケル・ベイ>(54)が監督、主演を<ライアン・レイノルズ>(43)( 『デッドプール』、『名探偵ピカチュウ』)が務める、Netflix オリジナル映画『6アンダーグラウンド』が、12月13日(金)より配信開始されることが決定しています。
「破壊」の異名を持つ<ベイ>監督の手腕が存分に発揮されたアクション満載の予告編や、クセモノ揃いの6人のお披露目となる場面写真や車が宙を舞う危険度MAXの劇中カットが公開されています。
世界随一のスキルを持ちながら、過去を消して未来を変えたいと願う、世界中から選ばれた男女6人の精鋭たち。このチームを率いるのは、<ライアン・レイノルズ>演じる謎のリーダー。彼らのミッションは、たとえ英雄として知られることがなくても、成し遂げた任務の成果が歴史に刻まれること。
予告編では、クセ者揃いの6人がそれぞれのスキルをフル活用して華麗に戦う様子が描かれ、そのミッションの舞台はイタリア、アブダビなど世界を股にかけて繰り広げられています。
映画ファンからは「ベイヘム」(マイケル・ベイと破壊行為を意味するMayhemを合わせた造語)と呼ばれる<ベイ>監督独特の爆発やアクションシーンも満載で、ド派手なカーチェイス、スリリングな銃撃戦、超高層ビルでのバトルシーンなど、息をつく暇もないブッ飛びアクションシーンを連続して見せることで、本編への期待を高める効果も絶大で、見入ってしまいます。
写真では、<レイノルズ>演じるリーダーを筆頭とするプロフェッショナルだが謎の過去を背負う6人の姿が初公開。誰にも従わない身元不明の6人が集結して戦う理由とは? もう1枚の場面写真からは、爆破により、車がいとも簡単に宙を舞う様子が確認でき、彼らに待ち受ける危険すぎる任務を予感させてくれます。
共演は<デイブ・フランコ>、<ベン・ハーディ>ら、映画ファン注目のキャスト陣が集結。脚本は「デッドプール」シリーズの<レット・リース>、<ポール・ワーニック>が担当しています。
「東京アニメアワードフェスティバル2018」長編グランプリ受賞・「第55回電影金馬奨」で最優秀アニメーション映画賞作品である台湾発の劇場アニメ『幸福路のチー』の日本語吹替声優が発表されています。アニメ映画『キズナ一撃』の「轟キズナ」役で主役デビューの<安野希世乃>、<LiLiCo>、<高森奈津美>、<沖浦啓之>、<宇野なおみ>が参加しています。
祖母の死をきっかけにアメリカから台湾・幸福路に帰郷した女性「リン・スー・チー」が、幼い頃の思い出とともに現在の自分を見つめ直すさまを描いた本作。台北生まれの<ソン・シンイン>(45)が、自らスタジオを立ち上げて監督を務めています。
<安野>が子供と大人両方の「チー」の声を担当するほか、チーの祖母に<LiLiCo>、親友「ベティ」に<高森>がキャスティングされています。映画監督やアニメーターとして活動する<沖浦>が従兄「ウェン」、ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の野々下加津役で知られる<宇野>が小学校の教師を演じます。吹替版の演出は『ちえりとチェリー』(2015年10月24日)の<中村誠>が務めました。
「幸福路のチー」は11月29日(金)より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次ロードショーされます。
「チャールズ・ブロンソンの死から16年」のテロップで始まる 『野獣処刑人 ザ・ブロンソン』 の特報が、「YouTube」 で公開されています
本作は今は亡きアクションスター<チャールズ・ブロンソン>(1921年11月3日~2003年8月30日)に瓜二つの俳優<ロバート・ブロンジー>が映画初主演を務めたバイオレンスアクション映画です。どこからともなく現われ悪人たちを射殺する謎の男「K」が、幼い少女を歩けない体にした冷酷な麻薬組織のボスを追い詰めていくさまが描かれています。
特報には、寡黙に悪人たちを倒していく「K」の姿が収録されています。<ブロンソン>主演『狼よさらば』(監督:マイケル・ウィナー:米1974年7月24日・日本1974年11月2日公開 )にちなんだ「非情の街に、狼が帰ってきた。」というテロップも確認できます。
『カウボーイ&ゾンビ』(2012年3月3日公開)の<レネ・ペレス>が監督を務めた『野獣処刑人 ザ・ブロンソン』は、12月20日(金)より東京・新宿武蔵野館で公開。なお<ブロンジー>の来日も決まっており、11月5日(土)に同館で行われるジャパンプレミアに出席します。
東京、パリ、ニューヨークを舞台に音楽家とジャーナリストの愛の物語を描いた芥川賞作家<平野啓一郎>の同名ベストセラー小説『マチネの終わりに』(2016年4月8日・毎日新聞出版刊)を<福山雅治>、<石田ゆり子>主演で映画化された『マチネの終わりに』が、2019年11月1日より全国で公開されます。
パリでの公演を終えた世界的なクラシックギタリストの「蒔野聡史」は、パリの通信社に勤務するジャーナリストの「小峰洋子」と出会います。2人は出会った瞬間から惹かれ合い、心を通わせていきますが、「洋子」には婚約者である「新藤」の存在がありました。
そのことを知りながらも、自身の思いを抑えきれない「蒔野」は「洋子」へ愛を告げます。しかし、40代の2人をとりまくさまざまな現実を前に、「蒔野」と「洋子」の思いはすれ違っていきます。
「蒔野」役を<福山雅治>、「洋子」役を<石田ゆり子>がそれぞれ演じ、<伊勢谷友介>、<桜井ユキ>、<木南晴夏>、<風吹ジュン>、<板谷由夏>、<古谷一行>らが脇を固めています。監督は 『容疑者Xの献身』 (2008年)・ 『昼顔』 (2017年)の<西谷弘>が務めています。
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