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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(751)クフェアの花に【キゴシハナアブ】

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複眼が、粉を散らしたように複雑な模様を持つのが特徴的な【キゴシハナアブ(黄腰花虻)】が、白色の小さな花を咲かせている「クフェア」にとまりました。

本来は植物を撮影するつもりでしたが、この昆虫に夢中になり、花を写すのをしっかりと忘れたようで、写真の整理をして気が付きました。

体長12ミリ程度、胸部上部が幅広く全体的に淡い黄色っぽい体色です。
胸部に明瞭な5本の縦スジ(中央に3本、両側に1本)が入り、胸部・腹部とも光沢があります。

複眼が離れていますので、写真の【キゴシハナアブ】は<メス>です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(750)カイヅカイブキの葉に<ミノムシ>(3)

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久しぶりに、「カイヅカイブキ」に取りついている <ミノムシ> と遭遇しました。
「オオミノガ」に寄生する外来種のヤドリバエ科の「オオミノガヤドリバエ」の繁殖が原因で、1990年後半より激減、地域によっては絶滅種として観察されていません。

<ミノムシ(蓑虫)>といえば、チョウ目(鱗翅目)ミノガ科の幼虫であり、日本には約50種類の「ミノガ」がいますが、一般的には「オオミノガ」を指しています。

写真の<ミノムシ>は「チャミノガ」のようで、「オオミノガ」は長さ5~6センチあり、普通糸で真下にぶら下がり、「チャミノガ」は3~4センチと小さく、角度をつけて接触面が広くなるように取りついています。

<ミノムシ>は秋に「蓑」を作るために俳句では秋の季語であり、秋になると日当たりのよい場所に移動、「蓑」の中で越冬して翌年に蛹になります。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(749)セロシアの花に【ヒメアカタテハ】(4)

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よほどおいしいのか「セロシア(ノゲイトウ)」の花に、へばり付くように蜜を吸っている【ヒメアカタテハ(姫立赤羽)】です。

チョウ目タテハチョウ科アカタテハ属に分類され、開張70ミリほどの中型種です。

前翅の先端は黒地に白の斑点が入り、前翅の中央部には橙色の地に黒の斑点があります。

触角の先端が白いのがタテハチョウ科の特徴で、幼虫はキク科の「ハハコグサ」・「ヨモギ」・「ゴボウ」などが食草です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(747)ベニカナメモチの葉に【イヌビワハマキモドキ】

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ファルコン昆虫記(747)ベニ...
体長5~6ミリ、開張は10~15ミリ程度の小さな<蛾>の【イヌビワハマキモドキ】です。

チョウ目(鱗翅目)ハマキモドキガ科に属し、幼虫は名称通りクワ科の「イニビワ」や「ホソバイヌビワ」を食草としています。

日本には30種余りが確認されていますが、夜行性の種も少なくありませんが、昼飛性で、瞬間移動するように敏捷性がある飛翔をします。

また林縁部の各種の葉の表面いとまっていることが多く、スッスッとすばやく前進してピタッととまることを繰り返しています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(746)カイヅカイブキの葉に<ドロバチ>の巣

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ファルコン昆虫記(746)カイ...
一度何がしかの昆虫を観察できた場所は、その後も注意して見歩いています。
今回も 「ビロードスズメ」 を見つけた「カイヅカイブキ」の生け垣で、<ドロバチ>の巣を見つけました。

直径15ミリほどの大きさで、まだ開口部がふさがれていませんので、母親蜂が餌を捕獲中のようです。

<ドロバチ>は、ハチ目(膜翅目)ドロバチ科の昆虫のうち、泥で壺型の巣を作る「トックリバチ」類以外の種の総称ですが、この巣の種は分かりません。

「ミツバチ」のように社会性の蜂ではなく、単独行動で<メス>が巣作りをし、この巣のなかに卵を産卵、麻酔で仮死状態(殺すと腐敗して餌になりません)にさせた蛾の幼虫を、孵化したあとの幼虫の餌となるように巣に詰めてから、口を泥でふさぎます。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(746)アメジストセージの花に【ホシホウジャク】(2)

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翅を閉じてとまっているときは、全体的に地味な焦げ茶色の【ホシホウジャク】ですが、飛翔中は後翅の黄色の部分がよく目立ち、腹部に白い帯が入ります。

チョウ目スズメガ科ホウジャク属の<蛾>で、「アメジストセージ」 に吸い蜜に訪れたところです。ホバリングして花の蜜を吸う姿は「ハチドリ」に似ており、擬態していると考えられます。

初夏から晩秋にかけて発生を繰り返し、せわしなく花から花へと蜜を求めて飛び回ります。

幼虫の食草は匂いの強いアカネ科の 「ヘクソカズラ」 ですが、これも棲み分けの進歩です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(745)仲良きことは(27)【ジョロウグモ】(6)

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ファルコン昆虫記(745)仲良...
写真では、壁にへばり付いているように見えますが、大きな網にいるクモ目ジョロウグモ科ジョロウグモ属の【ジョロウグモ】たちです。

春先に孵化し、<オス>は7回、<メス>は8回ほど脱皮して生態となり、10月頃に成熟期を迎えます。
性的二形が顕著な蜘蛛で、成体の体長は<メス>で20~30ミリ、<オス>は6~13ミリ程度と、<メス>の半分以下の大きさです。

交尾時に<メス>が<オス>を捕食してしまう危険性がありますので、交尾は<メス>の脱皮後や食餌虫に行われます。

<オス>二匹が<メス>を取り合いしている状況のようですが、種の保存としては仲良きことにはならないのが、自然界の摂理です。
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ファルコン昆虫記(744)同定できない(54)<昆虫>(4)

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ファルコン昆虫記(744)同定...
部屋の明かりに誘われて、羽アリ(有翅虫)の 「ルリアリ」「キイロシリアゲアリ」 が飛び込んできますが、今回の全長7~8ミリばかりの黒い<昆虫>は同定できませんでした。
膨大な数の<昆虫>数ですので、まずはどの「目と科」の<昆虫>かがわからなければ、お手上げです。

明らかにコウチュウ目の特徴である硬い上翅ではない<翅>を持っていますので、形態からしてハエ目(双翅目)か、もしくはカメムシ目(半翅目)の<昆虫>となります。

長い触角をもっていますので、ハエ目のなかでも「ガガンボ下目」・「チョウバエ下目・「アミカ下目」は無条件に削除、残るは「カ下目」(カ・ユルリカ・ブヨ等)か「ケバエ下目」(ケバエ・キノコバエ等)ですが、「カ下目」は脚の長さ、「ケバエ下目」は体長から除外、該当する科が無くなり、あとはカメムシ目が残ります。

確かに大きな頭部の形は、カメムシ目ヨコバイ亜目セミ科の顔つきなのですが体長的に符合せず、また長い触角も該当しません。
「ハゴロモ科」・「アワフキムシ科」・「ツノゼミ科」・「ミミズク科」・「グンバイムシ科」・「アブラムシ科」と調べてみても、手持ちの資料では良く似た絵合わせもできませんでした。

秋の夜長、悩ましい同定作業が続きそうです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(743)【コガタスズメバチ】の巣

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ファルコン昆虫記(743)【コ... ファルコン昆虫記(743)【コ...
9月から10月にかけての植物や昆虫の撮影の際には、攻撃性が増している「スズメバチ」類との遭遇に気を付けていますが、そんな折、木立の中の枝にぶら下がる、【コガタスズメバチ(小型雀蜂)】の巣を見つけました。

見つけたときには上の写真の状態でしたが、少し近づきますと下の写真のように警戒体制を敷き、巣穴から<働き蜂>が出てきましたので、近づくのを止めにしました。
「キイロスズメバチ」 の巣に似ていますが、本種の方が表面のウロコ模様が太くてはっきりとしています。

営巣場所は樹の枝や家屋の軒下などの開放的な場所を選び、巣は外皮に覆われた球形状で、<女王蜂>が単独で巣作りをしている時期には徳利やフラスコを逆さにしたような形をしています。この形状は、巣内の保温と外敵からの侵入防止のたまだと考えられています。

最盛期には巣の大きさもタテ30センチ、ヨコ25センチほどの大きさになり、巣盤数は2~5層、育房数は1000に達します。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(742)旅路の果て(21)【モンシロチョウ】(14)

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ファルコン昆虫記(742)旅路...
黄色い「ヘレニウム・ダコタゴールド」 の花に、【モンシロチョウ】が吸い蜜に訪れていましたが、その翅の傷み具合がすごくて、驚いてしまいました。

多くの昆虫たちの痛々しい姿は、<旅路の果て>シリーズとして(21)回目の登場になりますが、おそらく今までに一番大きな損傷状態です。

強い風が吹けば、千切れてしまいそうな後翅部分も見受けられ、壮絶な(蝶)生を経験してきたと想像できます。

蜜を吸える力が残っているようで、今後の彼(彼女)に幸多かれと、願うしかありません。
#ペット #動物 #昆虫

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