『殺人鬼の存在証明』@<ラド・クバタニア>監督
4月
29日
旧ソビエト連邦史上最悪の連続殺人鬼を追う刑事の戦いを、実在の連続殺人犯たちをモデルに描いた『殺人鬼の存在証明』が、2024年5月3日より公開されます。
1991年年、何者かに襲われて怪我を負った女性が森の近くで保護されます。女性の証言によると、彼女に怪我を負わせた犯人の手口は3年前に捕まったはずの連続殺人犯のものと酷似しており、3年前の犯人は誤認逮捕だったことが判明します。本当の連続殺人犯は10年以上にわたって残忍な犯行を繰り返し、36人を殺害していました。
捜査責任者「イッサ」は新たな容疑者「アンドレイ・ワリタ」を追い詰め、尋問をする中で彼こそが真犯人だと確信していきます。やがて、「ワリタ」の口から驚くべき真実が明かされます。
刑事「イッサ」役は『葡萄畑に帰ろう』の<ニカ・タバゼ>が演じ、本作が長編デビューとなる<ラド・クバタニア>が監督・脚本を手がけ、1978年から1990年にかけて50人以上を殺害した容疑で逮捕された<アンドレイ・チカチーロ>をはじめとする数々の連続殺人犯をモデルに、刑事や精神科医、犯罪学者にインタビューをしながら犯人の人物像を組み立てています。