日産株急騰
12月
18日
18日、ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議に入る方向で調整していることが報道されています。持ち株会社を設立し、両社が傘下に入ることを検討するようです。
実現すれば、自動車の販売台数でトヨタ自動車グループ、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)グループに次ぐ世界3位の巨大グループとなる見通しです。日産と企業連合を組む三菱自動車が将来的に合流することも視野に入ります。
18日の東京株式市場で日産自動車の株価が一時、制限値幅の上限である前日比80円(24%)高の417円60銭となりました。ホンダと日産自が経営統合に向けた調整に入ったことが明らかになり、日産自の経営再建への期待感などから買い注文が殺到しています。日産自が出資する三菱自動車の株価も急上昇でした。
一方、ホンダの株価は下落でした。経営統合はホンダによる日産自の救済で、ホンダの負担は小さくないとの印象があるようです。