形は三日月形に似ていますので「クロワッサン」的な形状ですが、食感と味は全然別物の「塩パンロール」(129円)です。
「塩パン」の名称通り、フランス・ブルタニュー半島南部のゲランド一帯で作られる「ゲランドの塩」を使用しており、約1.1gの塩分量が含まれています。
ほんのりとした塩味が楽しめ、外側はさくっ、中はもっちりとしたパンの味が楽しめました。
焼き鳥屋さんおメニューとして「ズリ」や「砂肝」との表示をよく見かけますが、正確には「砂嚢(さのう)」と称され、他の部位に比べてカロリーは低いですが、コレステロールが高めですので食べ過ぎには要注意です。
コリコリとした歯ごたえが楽しめ、ほとんどのかたが塩焼きで食べられると思いますが、今宵は「砂肝ガーリック炒め」(280円)として、メニューに出ていました。
オネイサンには、「塩胡椒は控えめ、ガーリックたっぷり」との注文で、炒めてもらいました。
砂肝には包丁で切れ目が入り、食べやすいようにとの細かい配慮に感心しながら、ガーリック味を楽しんでおりました。
本日は、ご飯の量が多い定食類を避け、単品だけですと 「麻婆丼」 は(600円)ですが、「鶏のから揚げ」が付く「麻婆丼セット」(750円)にしました。
「麻婆豆腐」は飛び上るほどの辛さではありませんが、奥の深いコクのある味わいで、わたし好みの味付けです。
大きなブツ切りの「鶏のから揚げ」もジューシーな食感で、箸が進みます。
最後の「鶏のから揚げ」を食べきった時には、「食べ過ぎたかな」と思える満腹感で、ごちそうさまをしてきました。
昨年11月19日にオープンしているお好み焼き屋さんですが、顔出しがノビノビになってしまい、今宵ようやく足を向けました。
「宴会コース」(2000円)や木曜日限定の「もんじゃ焼きコース」(1700円)などの気になるメニューがありましたが、まずは「かきとホウレン草のバター焼き」(900円)で口切です。
大きな「牡蠣」がゴロゴロと入り、食べ応えがありました。
「とろけるトマト」(450円)は、熱々でおいしかったのですが、もう少し<チーズ>がほしいところです。
最後の〆として、本日の番外メニューの「真だこのお好み焼き」(650円)です。
ソース類がとても充実していて、地元長田区の「ばらソース」をはじめ、「プリンセスソース」・「ブラザーソース」・「ヘルメスソース」とあり、それぞれの辛口ソースで楽しんできました。
飲食店では珍しく、一般のトイレ以外にも身障者用のトイレが設置されており、客席をつぶしてまでもの心意気にオーナーの優しさを感じ、お好み焼きのおいしさ以上に心が満たされました。
JR線を利用するためには、自宅から一番近い鷹取駅まで40分ほど歩きますが、その途中の【千石】で休憩を兼ねてお昼ご飯です。
本日は「チャンポン」(550円)を選びました。
「チャンポン(ちゃんぽん)」は、長崎県の名物料理として有名ですが、「長崎チャンポン」は長崎県内で製造され、炭酸ナトリウムの配合が約9割という「唐灰汁」と呼ばれる長崎独特の「かん水」で製造された麺を用いないと名称的に使用できません。
一般のラーメンとの違いは、豚肉や魚介類・野菜類をラードで炒め、豚骨と鶏ガラでとったスープで味を調え、チャンポン用の麺を入れて煮たてるところです。
湯気が立ち上るアツアツの「チャンポン」、胡椒を振り掛けておいしくいただいてきました。
週明けの月曜日ということもあり、お客さんとお店のオネイサン達との「もう3月やねぇ~」という会話が、あちらこちらで飛び交っていました。
今宵の店長おすすめは「里芋と鶏肉と厚揚げの旨煮」(350円)という、長い名称ですが内容がすぐにわかる一品でした。
煮付けられた具材の一個一個の大きさが大きくて食べ応えがありましたが、酒の肴としては、もう少し小さめのほうが一口ずついただけて、わたし的にはありがたかったです。
直径11センチばかりの丸い「たまごチーズブレッド」(127円)ですが、大きさの割には食べ応えがありました。
パンの中にマヨネーズで和えられたゆで卵の具が入り、表面に拍子切りされたチーズが盛り付けられ、パセリの葉が散らされています。
食パンの代わりにパンを用いた<玉子サンド>の味わいですが、味よくいただきました。
パンに具材を挟んだイタリア料理のサンドイッチなどを「パニーノ」と言いますが、なぜか日本やアメリカでは「パニーニ」という複数形で表す場合が多いようです。
この「パニーニ」(237円)、油で軽く上げた感じのパンに、<ベーコン・玉子サラダ・チーズ>が挟まれていました。
パンも具材も少し重ための感じですが、マヨネースで和えられた<玉子サンド>の味が、まろやかさを出していて、おいしく食べれました。
でも、単数・複数の表示もさることながら、本来「パニーノ」は、<マヨネーズ・ケチャップ・マスタード>などは、基本的に使用しませんが、日本人好みに合わせているようです。
今宵の【やす】の小鉢物は「ごぼうの煮付け」でした。<ごぼう>好きとしてはありがたいことに、練り物として「ごぼ天」まで入るという念の入れようです。
<ごぼう>はキク科ゴボウ属に分類されていますが、原種はユーラシア大陸に分布しており、日本に渡来したのは縄文時代とも平安時代とも言われ確定していません。
ヨーロッパや中国では薬用として利用されてきていますが、食用の根菜として栽培しているのは日本だけで、台湾や朝鮮半島での食用は日本の影響です。
関東で栽培されている「滝川ごぼう」は晩春から冬にかけてが旬で、一方初夏には「夏ごぼう」とも呼ばれる「新ごぼう」が旬となり、柔らかく香りがよいのが楽しめます。
関西では八尾の「若ごぼう」と呼ばれる「葉ごぼう」が有名ですが、これは春先が旬です。
一年中何がしかの旬で楽しめる<ごぼう>、大好物のわたしにはありがたい根菜です。
土曜日は午後3時からの開店ですので、平日の夕方のような混雑はなく、のんびりと大将とお話しができ、肴はおでんの「タコ串」(150円)を選びました。
大阪には、1844(弘化元)年創業の<たこ梅>という、「関東煮・おでん」の老舗があり、大阪に出向いた折にはJR大阪駅に近い「新梅田食道街」の中にある北店や分店に顔出ししていました。
初めて「さえずり」をおでん種として出したお店としても有名で、また「たこの寒露煮」がつとに名物です。この名物とおでん屋ということで店名につ付く「たこ」は「蛸」と考える人が多いようですが、これはカウンターの造りを意味し、「梅」は初代店主の<梅次郎>からきています。
明日からは3月ですが、おでんはまだまだ楽しめる酒の肴に変わりはないようです。
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