高速神戸駅からJR神戸駅に向かう地下街に、【カスカード】のパン屋さんがあります。
神戸っ子にはお馴染みの老舗のパン屋さんで、1961年の創業、本店は三宮センター街にありますサンプラザビル地階1階です。
ガラス越しに通路に面して販売されているパンが見えるのですが、かわいい<カメさんのメロンパン>(168円)がありました。
面白い形ですので話のネタに買おうかなと考えたのですが、カメさんを食べるのはかわいそうな気がして、また持ち帰りの途中に頭や足が取れないかと気にかかりました。
それよりもこの形を「メロンパン」としている表現が引っかかってしまい、気になります。
神戸での 「メロンパン」 はラグビーボール型の縦筋が入ったものであり、この丸い形は「サンライス」と呼ばれるパンを指します。
時代とともに商品の表現も変わるのでしょうが、ご当地らしさがなくなり、全国統一的な名称になるのには、抵抗感を持たざるを得ません。
あまり飲食店では見かけませんが、もう閉店してしまいました 「うずしお」 さんの「魚フライ定食」は「まぐろのフライ」で、大好きでよく食べておりました。
今宵は「まぐろミンチカツ」(250円)が、限定メニューとしてありましたので、早速いただきました。
ミンチ肉自体に<塩コショウ>の味付けがされていますので、ソースをかけなくても十分に美味しくいただけました。
おそらく刺身としては鮮度が落ちた<まぐろ>を、うまく使いこなすための調理方法だと思いますが、無駄なく使用する職人としてのアイデアに感心しながら、いただいておりました。
本日の「日替わり定食」(500円)は、「カツ丼」か「塩サバ」でしたので、「塩サバ定食」にしました。
お昼時には、近所の方々で一度に混みますので、一段落して落ち着いた頃に顔出しです。
値段からしまして「鯖」も、三枚に下ろした半身の半分でもおかしくないのですが、その半身のままが大きくお皿に盛られています。
付け合せの小鉢ものとしては、<コロッケ>と、小さな<湯豆腐>でした。
大根おろしもたっぷりとあり、いつもながら満足感いっぱいのお昼ご飯になりました。
行動範囲からは少し遠出になりますが、足を運ぶ値打ちは十分にある【灯】さんです。
約4か月ぶりの訪問になりました、【BAN(ばん)】です。
金曜日ということもあり、カウンター席は一杯でしたので、奥の小部屋にて楽しんできました。
今宵は呑み仲間三人での訪問ですので、カウンター席での店長との会話は楽しめなくても、呑み仲間との会話でおおいに盛り上がりました。
生ビールで乾杯の後は、赤ワインに切り替えて「牛たん料理」を楽しみました。
呑み開けたワインは、<ドメーヌ・サンジャック・ダルバ 2010>と、<シュバリエ・ド・ルイソン・ルージュ 2010>の2本で、辛口の素直な味わいです。
「牛たん料理」としては、まずは外せないとろけるような「ゆでたん」に始まり、「たんシチュー」・「たんのどて煮」・「エリンギ炭焼き」と食べ、最後は「たん雑炊」で〆てきました。
今宵も良く呑み、おいしい「牛たん料理」に満足できたご機嫌な会食になりました。
【松屋】の新しいメニューとして、「牛すき焼き御膳」(490円)が出ていましたので、早速いただいてきました。
珍しく、「エッ!」と感じるぐらいの牛肉の量に、<豆腐・ネギ・しらたき・椎茸>がおさ皿に盛られています。具材的に入れたことがない<タケノコ>もあり、おいしくいただけることに驚きました。
すき焼きの定番の「生玉子」も付いていおり、これはコストパフォーマンスが高い定食です。
すき焼きはやや甘めの味付けですが、関東的なワリシタの醤油強さを感じることもなく、美味しくいただけました。
全国チェーンの【松屋】としては、関西と関東では味付けを替えているかもしれませんが、確かめようがありません。
「ししゃも(柳葉魚)」は、キュリウオ科シシャモ属の日本固有の魚です。
世界中でも、北海道の太平洋沿岸の一部でしか漁獲出来ません。
今では漁獲量も減り、「キュウリウオ」や「カラフトシシャモ(キャペリン)」が「シシャモ」の代用品になってしいました。今宵はその「ししゃも(?)フライ」(250円)が、肴です。
2003年のJAS法改正で正式な原材料を表記しなければいけなくなっていますが、飲食店や居酒屋ではいまだに「キャペリン」を「シシャモ」として呼び習わしているようです。
晩秋に産卵のために川を遡上する「子持ちシシャモ」が好まれているようですが、身の旨さは雄の方がいいと酒呑みには支持派が多いようです。
「子持ちシシャモ」尊重主義のためか、「キャペリン」に関しては100%が「子持ちシシャモ」で、オスはペットフードか水族園の餌となり、日本では食用としては流通していません。
鱗の大きさを見れば、明らかに「シシャモ」の方が大きくて一目で分かりますが、食べていて「子持ちで」でなければ、本物の「シシャモ」かもしれません。
「神戸の台所」と呼ばれている神戸市内最大市場東山商店街の突き当たりにあります再開発ビル(ミナイチ)ですが、空き店舗が目立っておりました。
そんな折、須磨区にあります<地子図製麺所>が、「うどん職人」を開店、一番安い「かけうどん」が(200円)です。
その後続けて、喫茶店的な「珈琲職人」、「焼そば職人」と連続して空き店舗を埋め、昨年9月に四店舗目の【ラーメン職人】を開店させています。
オーナーさんは、障害者の自立支援の援助の一環として店舗展開を考えられ、香川県出身ということもあり、「うどん店」を足がかりとして頑張られています。
ラーメンは「しょうゆ」と「しお」がありますが、今日は「しょうゆラーメン」(350円)にしました。
とろけるチャーシュウと茹でもやし・ネギと、神戸の中華そばの基本を押さえながら煮玉子まで入り、(350円)ですから驚かされます。
魚介系の和風だしのやさしい醤油味で、飲み飽きない味わいでした。
市場の中の空き店舗利用ですので背中側は通路として開放的ですが、下町風情を感じながらの食事も、また楽しからずやです。
前回も煮魚の 「赤魚うまから煮定食」 を選びましたが、今回も煮魚になりましたが「カレイの有馬山椒煮」(700円)を選びました。
焼き魚の「ホッケ」にも食指が動いたのですが、魚の煮付けの味はなかなか難しいので、プロの味で楽しみたいと考えてしまいます。
「有馬煮」と言われるのは、豊臣秀吉が好きだった有馬温泉のある有馬が、山椒の名産地だった所からの由来です。
<山椒は小粒でピリリと辛い>の言葉で有名ですが、3~5月の若葉は「木の芽」で楽しめ、黄色い花は「花山椒」、実は「実(粒)山椒」、挽いては「粉山椒」として単独で、また七味の脇役として利用されています。
<レタスサラダ>が付き、<ツナとコーンのマヨネーズ和え>の小鉢、<香物>、本日のフルーツは<リンゴ>でした。
骨だけを残し、本日も上品な煮付けの<カレイ>、山椒の粒と生姜まできれいにいただいてきました。
お昼がインスタント麺の 熊五郎みそ味「札幌ラーメン」 で軽めでしたので、少し小バラが空き、【せっしゃson。】にて、串かつを食べてきました。
「8本コース」(1180円)など、ありましたが、居酒屋使いで三種だけで引き上げです。
「エビぱん」(180円)・「トロリチーズ生ハム巻き」(160円)・「牛肉」(180円)にしました。
このお店だけに限らず、串かつのソースが四種類ないし五種類を出すお店が多くなりました。
古い関西人として、お店の人がいう「塩で」とか「ポン酢で」などとソースを命令口調で指定されるのには抵抗感があり、無視しています。
「牛肉」は、油取りの意味もあるのでしょうが、敷かれた懐紙にも上からソースが振りかけられており、見栄えだけでソースを付けることができず、なんだか抵抗感を感じました。
今宵は、神戸駅近辺で仕事も一段落ということで、久しぶりに【神戸かくうち】さんに訪問です。
ブログル仲間の<神戸のおいさん>が主催されています、「神戸角打ち学会」の発会式が行われた呑み屋さんで、たしかオーナーも会員だったかな。
店長さんはしっかり者の女性店長さんで、そのせいか女性客も結構目立ちます。
オーナーは、お昼間は酒屋さんの跡取りとして頑張られておられ、酒屋さんはわたしの生家からも近く、また青年会議所(神戸JC)の後輩ということもあり、たまの顔出しでも気兼ねなく呑めるのがありがたいです。
オーナーの好みで、置かれている瓶ビールは「サッポロ赤星」です。
肴としては、「チーズとサラミの盛り合わせ」(250円)・「鶏の塩ハラミ炒め」(420円)・「平目の刺身」(420円)・「のどぐろひらき」(330円)の四種で楽しんできました。
「のどぐろ」は、注文しますと切れていたようで諦めかけていたのですが、帰り間際にオーナーが届けに来られ、また瓶ビールの栓を抜くことになってしまいました。
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