今宵も、一品料理は取らずに、ママさんの「突き出し」だけで楽しんできました。
* 86 イイダコとホウレン草のゴマ和え
* 8-2 シンコ(新子)の釜揚げ・ポン酢和え
* 87 フルセ(古背)の釘煮(甘露煮)
* 88 ミニ豚まん
今は「いかなご」が旬の時期ですので、<新子の釜揚げ・ポン酢和え>は二度目の登場ですが、季節感のある「突き出し」として再掲です。
同じ「いかなご」として、「新子と古背」が並ぶのも、面白い取り合わせで楽しめました。
ミニ豚まんも、生姜の味がよく効いており、何も調味料を付けなくても肉汁の味わいだけで美味しくいただけました。
うっかりしていて<旨み処「きはた」>さんが、月曜定休日だということを忘れて訪問してしまいました。
いろいろとお昼ご飯の候補が浮かびましたが、一番近い【吉珍】さんへ方向転換です。
いつも通り食後の珈琲がセットでついている、「おまかせ弁当」(600円)です。
本日のお弁当は、<出し巻き・佃煮・竹輪の炒め物・鶏のカンロ煮・ほうれん草>で、いつもに比べて密度が低いように感じましたが、炊きたてのアツアツご飯でおいしくいただいてきました。
食後に「アイスコーヒー」をお願いし、久しぶりにNHKのニュースをテレビで観ながら、のんびりと休憩ができました。
久しぶりの訪問になります 【たこ十】 ですが、変わらず元気な大将から「おお!!ファルコン、元気か」と笑顔で迎えていただき、女将(奥)さんもいつも通りで安心しました。
お店はスナック街の裏路地にありますが、仕事を終えたママさんやオネイサン達が、ご飯やお酒を楽しみに続々と入店されてきます。
ニューハーフのママさんがいるお店とは知らずに入った<グリフィンドール>で、 「未来式カレー」 を食べてきていますので、カウンターに並べられたおばんざいの大鉢を眺め、キリンビールのお相手には「烏賊の煮付け」をいただきました。
「向かいでカレーを食べてきたから、ご飯はいいです」と女将さんに言えば、「ファルコンさん、ニューハーフに興味があるんですか」と、笑われてしまいました。
大将とわたしとが長話をしているのも気にせず、マメに動かれてお客さんの相手をされている女将さんに申しわけないなと感じながら、カウンター席から旧交を温めてきました。
久しぶりに出てきた夜の三宮の世界ですので、同い年の大将が夜中から営業を始める 「たこ十」 に訪問しなければと早目に覗き、ノックをしたのですが休憩中なのか反応がありません。
三宮で「ファルコン」さんと呼ばれる顔馴染みのスナックは、先に訪問した 「スイートピー」 しかなく、どうしようかなと考えていましたら、「たこ十」のお店の向かい側からいい匂いがしていましたので、時間つぶしにと覗いてみました。
なんとお店のカウンター内におられたママさんはニューハーフで、コスプレ姿が決まっていました。
この時間まで呑んでいますとさすがにお腹が空き、「未来式カレー」(1000円)をいただきました。
<未来(みらい)>ちゃんというのが、ママさん(?)の名前です。
食べ慣れたカレールーだけのインド式ではなく、大きなじゃがいもゴロゴロの家庭的なカレーです。
福神漬もたっぷりと出していただき、ママさんと馬鹿話をしながら時間をつぶしておりました。
仕事仲間と、夜な夜な三宮の繁華街を飲み歩いていた時代もありましたが、すっかりご無沙汰になってしまいました。
以前は、業界の会合が三宮界隈で開かれておりましたが、いまはそれもなくなり、出向くことがありません。
久しぶりに【スイートピー】さんに、顔出しです。
多くの行きつけのお店がありましたが、もう三宮で<ファルコンさん>と呼んでくれるお店は、この一軒だけになりました。
わたしが勤めていた事務所を辞め、独立したのが平成元年です。
ママさんも数か月遅れで開業され、仲良く数字を刻み来年は共に25周年を迎えます。
お店も大きなスペースから何回か移転され、今はカウンターだけの小さなお店を一人で切り盛りされています。
8年ぶりの訪問になりましたが、昔のボトルはそのまま残してくれていました。
ボトルを空け、新しいボトルをキープしましたが、さて次の訪問はいつになるかなと考えながら呑んでおりました。
今宵の<中川店長>のおすすめ料理は、「きんぴらごぼう」(200円)でした。
ごぼう好きとしては、外せない肴の一品です。
牛蒡に限らず、れんこんや人参、大根の皮などの根菜類を素材としているようですが、歯ごたえがいい惣菜で、お酒に合う肴です。
「きんぴら」は「金平」と書かれますが、♪ 鉞担いだ金太郎~、の歌でも知られる坂田金時の息子である「金平」の名が付けられ、牛蒡の歯ごたえや精が付くところから、また唐辛子の辛さと強さに由来しています。 同じように、「金時豆」は、坂田金時の強さに由来して名付けられました。
残念ながら、唐辛子の辛さはありませんでしたが、七味を振りかけていただいておりました。
少し早めのお昼ご飯になり、11時から開店している【双海食堂】に足を向けました。
「チキンカツ定食」にしようか、「カツ丼」にしようかと迷いながら入店しましたら、新しいメニューとして「ポークピカタ定食」(650円)が登場していました。
<ピカタ>は、イタリア料理のひとつですが、薄切りの肉などに塩・胡椒などの下味をつけて、パルメザンチーズを混ぜた溶き卵を絡ませて焼き上げます。
お皿からはみ出さんばかりの大きな「ポークピカタ」、おいしくいただいてきました。
いつも男性客ばかりの店内ですが、わたしと入れ替わりに女性客3人連れが入店され、少しばかり驚きました。
調理に忙しい大将ですので食べ終えた食器類片付け、お釣りが出ないように用意していた小銭をカウンター席上部の配膳台に置き、<ごちそうさま>とお店を出てまいりました。
長年お世話になっています呑み処「鈴ぎん:福寿」の店長をされていた <川本さん> が、しばらく休養されたあと、ようやく活動を始められたと聞きました。
今宵は「鈴ぎん:福寿」の常連客4名で、JR兵庫駅山(北)側にある<川本さん>の新しく勤められたお店に訪問です。
限定メニューを眺めながらいただいたのは、「馬刺し(たてがみ)」(1029円)・「白子のポン酢和え」(714円)・「渡り蟹のから揚げ」(714円)・「チャンジャ」・「エビマヨネーズ」(714円)、最後の〆として「オリエンタルライス」(840円)です。
馬刺しは、熊本県直送で珍しい部位の「たてがみ」を、赤身で巻いて美味しくいただきました。
「エビマヨ」は、小さなエビを想像していたのですが、しっぽ付きの大きな海老が3本です。
最後の「オリエンタルライス」は、根室名物だとかで、ドライカレーのご飯の上にハラミの焼肉がのり、デミグラソースがかけられています。
酒飲みの我がままで、追加でフワフワの「オムレツ」をさらにトッピングしてもらい、仲良く食べ分けてお開きにしました。
今宵は酒呑み仲間との会食があり、少し早目に出向いてちょっと休憩です。
「赤ワイン」と「ビーフシチュー」ときて、【タバーン・ザ・カネサ】の横文字がくれば、なんとなくレストランのようですが、実は<立ち呑み屋>さんです。
立ち呑み屋さんですので、おでんなどが置いてある中、元は酒屋さんですのワイン類も充実しており、ワイン好きのかたがよく立ち寄られています。
壁に掛けられた本日のワインリストには、9種類ほどが並んでいました。
ボトルなら、値段と好みを言えば数あるワインの中から選んでくれます。
オネイサンに「フルボディーの赤を」とだけ言い、銘柄は指定していません。
「ビーフシチュー」(525円)をいただきながら、9種類のワインリストを眺めて銘柄を考えます。
「白ワイン」の3銘柄は当然省き、軽い<キャンティー・ルフィーナ>はすぐ外し、<バルバレスコ>のイタリアワインの味でもなく、<ブルゴーニュ・ピノ・ノワール>の味でもありません。
<コート・ド・ロ・ヌジェニトロム>、<シャトウ・メイネ・パルガド>を消し去り、残ったのは<シャトゥ・ラット2003>です。
オネイサンにお替りを頼むときに確かめますと、正に<シャトゥ・ラット2003>でした。
昨夜は 「ししゃも」 を肴にしましたが、今宵は「めざし」(180円)を注文です。
「めざし(目刺)」は、カタクチイワシやウルメイワシなどの小魚を塩水につけた後あと、目から下あごへ竹串やワラを通して乾燥させたモノですが、長さは13~4センチはあるものだと記憶しています。
値段のこともあるでしょうが、出てきた「めざし」は驚くほど小さくて、「煮干し」と見間違えそうです。
レモンの直径が4~5センチ程ですので、7センチほどの「めざし」では通常の半分の大きさです。
当然ゴキゴキと噛み砕く「めざし」特有の堅さや太さもなく、残念な味わいでした。
「目刺」は春の季語ですので、細くて柔らかい「めざし」をかじりながら、これが旬だと諦めて呑んでおりました。
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