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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(1061)青紫色の花<シラー>【ペルビアナ】

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【ペルビアナ】は、南部ペルー原産という意味がありますが、実際の原産地はポルトガルやアフリカ北部・アルジェリアなどの地中海沿岸です。

ユリ科シラー(ツルボ)属の耐寒性多年草で、球根植物です。
地上部が枯れても根が生きていますので、植えっぱなしにしていても球根が大きくなり、翌年にまた花を咲かせてくれます。

原種的には80種とも100種ともいわれていますが、日本にも「ツルボ」という一種が自生しており、野原などで秋に桃色の花穂を見ることが出来ます。

花の形は星型の6弁花で、花径は2センチ弱と小さいのですが、ピラミッド型で下の方から花茎を伸ばして順次咲いてくる姿は、花火を連想させます。

和名では「オオツルボ」と呼ばれ、園芸業界では「星のソナタ」の名称で流通しています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1060)黄色の<スイートピー>(5)【ステラ】

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「ステラ」と聞けば、ギリシャ語の「星」やイタリア語の「恒星」を連想しますが、植物好きの方は、ゴマノハグサ科ステラ属の園芸品種 「バコパ」 を思い浮かべるかもしれません。

<スイートピー>の【ステラ】は、とても香りのよい品種で、マメ科特有の蝶形の花姿が、ひらひらとかわいくて春咲きの人気品種です。

<スイートピー>には、本来「黄色」は存在しませんので、タイトルだけを見て間違いが起こらないかと少し躊躇しました。
本来の【ステラ】の花色は白~極淡黄色で、写真のように濃い「黄色」は、染料を吸わせて色付けをしています。

多彩な色彩の 「レインボーローズ」 や 「ハボタン」 と同じ手法ですが、まだこちらの【ステラ】の方が、人為的としても許せる範囲です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1059)白色の花<アマリリス>(5)【スノークイーン】

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豪華な八重咲きの 「レディーメイ」 、魅惑的な赤紫色の 「ロイヤリティー」 の<アマリリス>に比べますと、白色の花弁でまさに清楚な女王を感じさせてくれる【スノークイーン】です。

一瞬花姿を見て「ん?」と感じましたが、花粉で汚れる防止策として、「ユリ」のように<蕊>が切り取られているからだと分かりました。

<アマリリス>は以前まで「アマリリス属」に分類されていたのですが、現在では「ヒッペアストルム属」に入れられており、ギリシャ語の「hippeos(騎士)」または 「hippos(馬)」と「astrom(星、似る)」の合成語ですが、由来は定かではないようです。
語源的に考えますと、茎先の花径20センチもある大輪を咲かせますので、<馬のように大きい星型の花>という意味かなと解釈しています。

俳句の世界では夏の季語ですが、いまや一年中見かける時代になりました。

           < 雪降るも 負けずに咲くは アマリリス >  (安庵)
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1058)赤桃色の花<エラチオール・ベゴニア>【ベルセバ】

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南米熱帯高地原産の「球根ベゴニア」 とアラビア半島のソトコラ島原産の「ベゴニア・ソトコラソ」を交配させた園芸品種が<エラチオール・ベゴニア>で、枝変わりによる新品種の作出が容易なために、非常に多くの品種があります。

花は一般的に写真のように八重咲きが多いのですが、半八重咲きや大輪の一輪咲きの品種もあり、花色も赤色・黄色・桃色・橙色・白色など多色です。

八重咲きのモノは、株一面に花を咲かせますので豪華な鉢花として人気があり、短日性の冬咲き性ですが、光と温度の調整で一年中咲かせることができます。

写真の【ベルセバ】は、花径6センチばかりの大きさですが、たくさんの花を咲かせた姿は、見ごたえがありました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1057)白色の花<ダリア>(5)【スノーボール】

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花姿だけを観ていますとダリア属ですが、同じキク科ですので、キク属の花姿とよく似ており、「葉」の形状からどちらかなと判断しなければいけません。

18世紀に原産地のメキシコからスペインのマドリッド植物園に渡り、多くの品種改良がおこなわれ、多種多様な花色・花姿が生み出され、日本には1842(天保13)年に渡来しています。

<アメリカ・ダリア・ソサエティ>は、<ダリア>の咲き方を16種類に分類していますが、本種は花径7センチばかりのミニチュアポール咲きに区分され、まさに【スノーボール】の名称通り、真っ白い雪の玉を連想させる花姿を見せてくれています。

山形県東置賜群川西町には650種の<ダリア>がある「川西ダリア園」があるようで、散歩しながらの(5)種ばかりのアップでは、品種紹介も追いつくのは無理なようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1056)赤色の花【アルメリア】(2)

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長い花茎を出して、球状の花序を付ける【アルメリア】です。
園芸業界で単に【アルメリア】といえば、「アルメリア・マリティマ」を指しているのが一般的です。

イソマツ科アルメリア属の多年草で、ヨーロッパを中心に北半球の温帯に40~80種が分布しています。

「アルメリア」というのはケルト語で「海の近く」という意味で自然環境にちなみ、特にイギリスの海岸地帯に多く乾燥や塩分に強い性質があり、和名では「ハマカンザシ(浜簪)」です。

花の色は「桃色」ですが、園芸品種として白色・赤色・ 濃い桃色 が流通しています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1055)赤色の花【アルストロメリア】(2)

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<ダリア>の 「ジェシリータ」 や昨日の<スイートピー>の 「カルメン」 もそうですが、年明けからなぜか赤色系の花が目立つ感じで、<ラナンキュラス>の 「マコン」 や<カーネーション>の 「ベルナール」 などが印象に残っています。

【アルストロメリア】の花も、白・橙・黄・赤等カラフルで、花弁に<条斑>というすじ状の模様が入り、葉は180度くるりとねじれて裏側を見せる特徴があります。

APG分類体系ではユリズイセン科アルストロメリア属に分類され、南アメリカ原産で約50~100種が自生しており、現在ではオランダにて品種改良が進んでいます。

日本には1926(大正15年)に渡来、和名では「ユリズイセン(百合水仙)」と名付けられています。特徴のある赤色ですので、品種名まで同定したかったのですが、わかりませんでした。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1054)赤色の花<スイートピー>(4)【カルメン】

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カルメンと聞けば、<プロスペル・メリメ>の小説『カルメン』を基に、<ジョルジュ・ビゼー>が作曲したフランス語によるオペラが思い浮かびます。

赤色のフリル状の花弁が、タバコ工場で働くジプシー女<カルメン>の踊りに合わせて揺れるドレスの裾を連想させ、情熱的な踊りが目に浮かび、言い得て妙の品種名だと感心してしまいました。

この【カルメン】は、岡山JA船穂のオリジナル品種です。

<スイートピー>は岡山県を代表する栽培花のひとつで、船穂地区をはじめ、熊山・玉野等の産地において、73種類の品種が栽培・出荷されています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1053)赤紫色の花<アマリリス>(4)【ロイヤリティー】

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これまたなんとも魅惑的な赤紫色の花弁に、濃い黒紫色の筋が入る花弁をもった<アマリリス>の品種、【ロイヤリティー】です。

以前まではヒガンバナ科アマリリス属に分類されていましたので、その名残りで今でも<アマリリス>と呼ばれていますが、正確にはヒッペアストルム属になります。

多年草の球根植物で原産地は南アメリカ、ブラジル・ペルーを中心に約70種ほどが分布しており、日本には1830~1844(天保年間)に渡来しています。

通常は横向きに花を咲かせますが、どうやらこの品種は上を向いて花を咲かせる「受け咲き種」のようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1052)桃色の花<カーネーション>(2)【スターチェリー】

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<カーネーション>には、先日紹介した 「ベルナール」 のようにひとつの花茎に一輪の花が咲く「スタンダード」と、本種のようにひとつの茎に小枝が密集したように咲く「スプレー咲き」があります。

「スプレーカーネーション」ですので、一輪の花自体は花径4~5センチばかりと小さな花が集まっています。

名前通り星型の極剣弁品種で、ヒラヒラとフリンジ状の花弁に慣れた目には、指摘されなければ<カーネーション>と見分けるのは難しい花姿をしています。

桃色の花弁の先端に白色の斑が入り、優しい感じの色合いが心を和ませてくれます。
#園芸 #花

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