17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落して始まりました。
ダウ平均は前日までの5営業日続伸で1300ドルあまり上昇していました。短期的な過熱感が高まり、足元で上昇が目立った景気敏感株を中心に売りが先行しています。
小売り大手のターゲットが取引開始前に発表しました2022年5~7月期決算は大幅減益となり、1株利益は市場予想を下回り、在庫処分のための値下げで利益率が低下しています。ターゲットはダウ平均の構成銘柄ではありませんが、消費関連株の一角に売りが波及し、相場の重荷になりました。
長期金利の指標である米10年物国債利回りは前日比(0.11%)高い(2.91%)を一時付けています。長期金利上昇を受け、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られています。
終値は反落し、前日比171ドル69セント(0.50%)安の3万3980ドル32セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比164.426ポイント安の1万2938.123で終えています。
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比232円42銭(0.81%)高の2万9101円33銭でした。
取引時間中に2万9000円の節目を上回るのは(1月6日)以来およそ7カ月ぶりでした。
米景気を巡る懸念が後退し、前日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価が続伸しています。米株式市場では消費関連や景気敏感株が買われ、東京市場もこうした流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが入りました。
終値は、前日比353円86銭(1.23%)高の2万9222円77銭で取引を終えています。(1月5日)の「2万9332円16銭」以来およそ7カ月ぶりの高値となりました。
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小幅に5営業日続伸して始まりました。
決算が好感された小売り銘柄が買われ、ダウ平均を押し上げています。米国株は短期的な過熱感も意識されています。ダウ平均株価は前日まで4日続伸し、この間の上昇幅は1100ドルに達しています。短期間で大きく上昇した反動で高値警戒感もあり、利益確定売りも出やすい情況でした。
朝方発表の2022年5~7月期決算がともに市場予想を上回る増収増益となった小売りのウォルマートとホームセンターのホーム・デポの上げが目立ちます。個人消費は堅調と受け止められ、インフレで消費が冷え込むとの懸念が薄れ、スポーツ用品のナイキなど他の消費関連株にも買いが及んでいます。
反面、米長期金利が上昇し、長期金利上昇の局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株に売りが出ています。
終値は続伸し、前日比239ドル57セント(0.71)高の3万4152ドル01セントで終取引をえています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比25.504ポイント安の1万3102.549で終えています。
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅反落し、前引けは前日比10円02銭(0.03%)安の2万8861円76銭でした。
朝方は最近の急ピッチな相場上昇の反動で利益確定売りが先行しましたが、下値では押し目買いも入って前日終値を挟む展開が続きました。
日経平均は前日までの2営業日で「1052円45銭」上昇し、心理的な節目の2万9000円が視野に入り、利益確定や戻り待ちの売りが相場の重荷になりました。
前場で下げ幅は一時100円を超え「2万8752円88銭」の安値を付けていますが、その後は下げ渋って上昇する場面も見られました。前日の米株式市場で主要3指数が上昇しており、米国ではインフレがピークアウトするとの見方を背景に、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるという期待が続いており、東京市場ではグロース(成長)株を中心に買い戻しが出ています。
終値は3栄業日ぶりに反落し、前日比2円87銭(0.0099%)安の2万8868円91銭で取引を終えています。
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日ぶりに反落して始まりました。
15日発表の中国の7月の工業生産高や小売売上高などの主要指標が市場予想に届かず、雇用統計も労働市場の回復の鈍さを示し、世界景気悪化への警戒感が強まっています。15日に中国人民銀行(中央銀行)が市中銀行に1年間融資する際の金利を引き下げ、かえって同国の景気懸念を強めたとの見方もありました。
朝方にニューヨーク連銀が発表した8月の製造業景況指数も大幅に下落したのも投資家心理の重荷となっていますが、下値は堅い流れです。
半面、インフレがピークアウトし、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの観測が相場を支えています。多くの機関投資家が運用指標とするS&p500種株価指数は前週末に1月に付けた過去最高値から6月に付けた今年の安値までの下落幅の半分を取り戻す「半値戻し」を達成しており、一段高を期待した買いが入りやすい情況です。
終値は続伸し、前週末比151ドル58セント(0.45%)高の3万3912ドル63セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比80.867ポイント高の1万3128.053で終えています。
S&P500種は、前週比16.99ポイント高の4297.14で終えています。
15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末比283円92銭(0.99%)高の2万8830円90銭でした。
前週末12日に米株式相場が上昇した流れを受け、東京市場でもグロース(成長)株を中心に買いが入っています。中国の緩和的な政策姿勢で中国経済が下支えされるとの思惑も日本株の支援材料となり、日経平均の上げ幅は一時35円を超える場面がありました。
終値は続伸し、前週末比324円80銭(1.14%)高の2万8871円78銭で取引を終えています。(1月5日)以来、およそ7カ月半ぶりの高値となった。
12日の米ダウ工業株30種平均株価は3営業日続伸して始まりました。
インフレがピークアウトしたとの見方から、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが緩むと期待した買いが続いています。景気敏感株から米長期金利の低下でハイテク株まで幅広い銘柄が上昇しています。
朝方発表された7月の米輸入物価指数は前月比(1.4%低下)と、市場予想(1.0%低下)以上に下がっています。消費者物価指数(CPI)など今週発表された物価指標は軒並みインフレ圧力の低下を示し、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの期待が、株買いを後押ししています。
終値は続伸し、前日比424ドル44セント(1.27%)高の3万3761ドル11セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比267.273ポイント高の1万3047.186で終えています。
「山の日」の祝日明け12日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前引けは前営業日比660円66銭(2.37%)高の2万8479円99銭で終えています。
米市場でインフレの鈍化が意識され、利上げ加速に伴う景気後退への懸念が和らいでいます。
米労働省が10日発表しました7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比(8.5%)上昇しましたが、伸び率は前月(9.1%)から縮小し、市場予想(8.7%)も下回っています。また7月の卸売物価指数(PPI)も(0.5%)低下しています。インフレの鈍化で米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げの観測が後退し、米株式市場では8月10日~8月11日にダウ工業株30種平均株価が「562ドル26セント」(1.7%)上昇。東京市場でも運用リスクをとる動きが波及しています。
終値は反発し、前営業日比727円65銭(2.62%)高の2万8546円98銭で取引を終えています。
11日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました。
11日発表の7月の米卸売物価指数(PPI)が前月比で市場予想に反して下落し、インフレ懸念が後退しました。米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融引き締めを進めるとの見方が弱まり、買いが優勢となりました。
(PPI)は前月比(0.5%下落)と2020年4月以来、2年3カ月ぶりに下落に転じ、市場予想(0.2%上昇)も下回りました。前年同月比では(9.8%上昇)と上昇率が前月(11.3%)から縮小しました。前日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)に続いてインフレ圧力の鈍化を示し、(FRB)が利上げペースを緩めるとの観測が広がりました。
米金融引き締めが景気を冷やすとの懸念が薄れ、景気敏感株が買われている。原油高を受けて石油のシェブロンも高い。前日夕に発表した決算が市場予想を上回る増収増益となった映画・娯楽のウォルト・ディズニーは急伸。主力ハイテク株も総じて高い流れでした。
ただ、買いの勢いは弱く、相場の上値は限られました。景気懸念の後退に伴い、米債券市場では長期金利が一時(2.9%台)に上昇しました。長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)銘柄のハイテク株への売りが強まりました。
終値は小幅に続伸し、前日比27ドル16セント(0.082%)高3万3336ドル67セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比74.892ポイント安の1万2779.913で終えています。
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発で始まりました。
取引開始前に発表されました7月の米消費者物価指数(CPI)の総合指数の上昇率が前年同月比(8.5%)となり市場予想(8.7%)を下回り、インフレ懸念が和らいでいます。エネルギー・食品を除くコア指数の上昇率も(5.9%)と市場予想(6.1%)以下でした。(CPI)の下振れを受け、米長期金利は一時(2.67%)と前日比(0.11%)低下しています。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペースが鈍化するとの見方から、幅広い銘柄に買いが先行しています。
長期金利の低下を受け、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株が買われています。化学のダウや航空機のボーイングなど景気敏感株、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連銘柄も上げています。
終値は反発し、前日比535ドル10セント(1.63%)高の3万3309ドル51セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、前日比360.876ポイント高の1万2854.805で終えています。
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