日経平均株価(5月9日)@終値2万9242円82銭
5月
9日
前日の米株式市場でハイテク株が堅調に推移した流れを引き継ぎ、値がさの成長(グロース)株が買われ、ナスダック総合株価指数が上昇し、日経平均の押し上げ要因となりました。
好調な業績見通しや株主還元策の発表を受けた、鉄鋼や海運株の上昇も相場全体の地合いを上向かせています。決算内容を評価した個別物色も目立っています。
海外の投機筋が先物に買いを入れているとの指摘もあり、市場では「米景気懸念を背景に、海外勢の一角は海外株のアロケーション(資産配分)を減らす一方で、日本株を増やしている」とみられています。
終値は反発し、前日比292円94銭(1.01%)高の2万9242円82銭でした。上げ幅は300円を超え「2万9262円36銭」の高値を付ける場面がありました。2022年(1月5日)「2万9332円16銭」以来1年4カ月ぶりの高値を付けています。