ファルコン昆虫記(347)食事中です【アブラゼミ】(2)
8月
26日
黒い体色と褐色の翅が、とまっている樹皮の色合いと同じで擬態色になり、鳥などの外敵から見つかりにくくしています。
カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目セミ科アブラムシ属に分類される大型の蝉で、メスの方がオスよりわずかに体長が長くなります。
成虫は、サクラ・ナシ・リンゴなどのバラ科の樹木に多く見受けられ、成虫も幼虫もこれらの木の幹や枝に<口吻>を突き刺して樹液を吸います。
写真の【アブラゼミ】がとまっている木は「サトザクラ」の枝で、<口吻>を突き刺しているところが見て取れます。