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- ファルコン昆虫記(363)フェンスに飛び付く【ショウリョウバッタ】 (5)
頭部を尖らせ、反り返る形が特徴的な【ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)】です。
バッタ目(直翅目)バッタ科ショウリョウバッタ属に分類され、オスの成虫の体長は5センチ前後ですが、メスの体長は8~9センチあり、触角を含めた全長では14~18センチと、メスは日本で生息するバッタの中では最大種になります。
イネ科の葉を食用とし、明るい草原などに生息体形はよく似ていますが、幼虫には翅がありませんので、ピョコンと跳ねるようにして逃げていきます。
成虫は秋になると産卵を済ませると死んでしまい、卵で越冬、翌年5~6月頃に孵化し、6~7月頃にかけて羽化、11月頃まで生息しています。
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