16日14:01、観客数3万1217人のマツダスタジアムにて「広島ー阪神」23回戦が行われ、阪神が「9-3」で勝利、11連勝が止まっていた阪神は16安打9得点と打線が爆発。連敗を阻止し、シーズン81勝目(45敗4分け)を挙げています。
この日も<佐藤輝明>が好調でした。初回、先頭・近本が初球を捉えて右前打を放つと、その後1死満塁の絶好機で初球を捉えて、先制の右前2点適時打を放っています。これで今季最長の4試合連続打点をマーク。なおも2死一、二塁では<坂本誠志郎>が中前適時打を放ち、<大竹耕太郎>に3点目を追加していま。
さらに五回1死一、二塁の好機でも<佐藤輝明>は右前適時打を放ち、これが今季83打点目。自己最多である昨季の84打点にあと「1」としています。なおも1死一、二塁では<ノイジー>が<森下>から左越え7号3ランを放ち。7点の大量リードを奪いました。
<佐藤輝明>は「7-3」の七回1死でも左前へポトリと落ちる安打をマーク。続く<ノイジー>がバックスクリーン左へ、来日初の1試合2本塁打となる8号2ランを放ち、再び広島を突き放しています。
先発の<大竹耕太郎>は5回83球3安打2奪三振2四球の無失点で、巨人<戸郷>に並ぶリーグ2位タイとなる11勝目(2敗)を挙げています。
ただ、この日は今季最多の4失策を記録。チーム失策数がリーグワーストの78失策となっただけに、後半戦の守りが心配です。
14日18:00、観客数4万2648人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」23回戦が行われ、優勝マジック「1」の阪神が「4-3」で逃げ切り勝ち、18年ぶり6度目となる悲願のリーグ優勝を達成しています。
球団最速優勝日でした2003年の9月15日を1日更新する優勝でした。前回18年前と同じ巨人を相手に、自力での甲子園での胴上げでした。
試合は先発の<才木浩人>が6回まで無失点。力投に応えるべく、打線は6回に<大山悠輔>が先制犠飛。さらに<佐藤輝明>が<赤星>から20号2ランで「3-0」と突き放しました。<才木浩人>は結局、7回87球3安打5奪三振1四球1失点で降板。打線は7回にも1点を追加するなで「4-1」とし、投手陣は<才木浩人>から<岩貞祐太>→<石井大智>→<島本浩也>→<岩崎優>とつないで1点差で逃げ切りました。
阪神はこれで11連勝。2桁連勝で優勝を迎えたのは、1958年西鉄(13連勝)以来65年ぶり2度目で、セ・リーグでは初めてです。また、2リーグ制以降ではパの前期優勝を除けば、1990年巨人の9月8日、2016年広島の9月10日に続く3番目の速さになりました。
本日、「阪神ー巨人」23回戦で優勝マジック「1」の<阪神タイガース>の優勝が決まらない場合には、読売テレビ(大阪市)は、広島・マツダスタジアムで15日に行われますプロ野球「広島ー阪神」戦を関西ローカルで生中継することを決めています。
15日は関西地区で阪神戦の地上波テレビがなく、BSの「J SPORTS 1」の契約者しか見られませんが、広島の本拠地ゲームを元々、生放送する広島テレビと同じ日本テレビ系の読売テレビが緊急編成する運びとなっています。
同局では夕方のニュース番組「かんさい情報ネットten.」(午後4時50分〜7時)を前半のみ放送して、午後6時15分から試合の生中継を開始。人気バラエティー番組「大阪ほんわかテレビ」(午後7時〜7時56分、関西ローカル)の放送中はサブチャンネルでの放送に切り替わりますが、「ほんわかテレビ」終了後に本放送で再開します。
本日14日の「阪神ー巨人」戦は、関西の地上波テレビは、「サンテレビ」が試合終了まで生中継されます。なお、阪神が14日にリーグ優勝を決めた場合は、15日の「広島ー阪神」戦の試合中継はなく、読売テレビは関西ローカルの従来の予定通りの番組編成となります。
13日18:00、観客数4万2621人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」22回戦が行われ、阪神が「4-0」の完封で勝ち、ついに〈アレ〉の瞬間が、目前に迫りました。阪神は9月負けなしの10連勝で、2位・広島が「1-5」でヤクルトに負け、ついに優勝マジック「1」となっています。
この日の主役は、今季初の猛打賞でした3打数3安打4打点の<佐藤輝明>でした。3回<近本光司>と<中野拓夢>の連打、<森下翔太>の四球で無死満塁となると、巨人は先発<横川>に代えて2番手<松井颯>に替えました。<大山悠輔>は空振り三振に倒れますが、<佐藤輝明>は1死満塁で巨人2番手<松井>の3球目を強振。逆風を切り裂くバックスクリーン右へ19号先制満塁本塁打を打ち込みました。
投げては先発の<青柳晃洋>が6回89球4安打1奪三振1四球無失点の好投で、今季8勝目(4敗)を挙げています。
7回<ブルワー>→8回<桐敷拓馬>→9回<石井大智>のリリーフ陣も無失点で抑え込み、巨人打線を2試合連続で完封、今季の対巨人戦を16勝5敗1分けとしています。
12日18:01、観客数4万2631人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」21回戦が行われ、阪神は今季最速の2時間6分の試合で「1-0」と接戦を制し、9月負けなしの9連勝。2位・広島がヤクルトに「1-2」で負け、優勝マジックは「3」となっています。
先発の<西勇輝>投手は、内外角を丁寧に突く投球でゴロアウトを積み重ね八回まで九回に代打<秋広>に右前を打たれましたが被安打わずか1で二塁すら踏ませず。結局1人で最後まで投げ抜き、9回117球2安打6奪三振2四球の無失点の投球内容で今季自身初の完封勝利で7勝目(5敗)を挙げています。
最後は2死一塁から、二盗を狙った代走<重信>を、二塁で<坂本>捕手が封じて試合終了。<西勇輝>の完封は、2022年8月19日の巨人戦以来。オリックス時代も通じて、通算12度目となっています。
阪神打線は二回に6番<ノイジー>・7番<坂本誠志郎>の連打で一死一、三塁の場面で8番<木浪聖也>が先制の右犠飛。三回以降は巨人の先発<山崎伊>相手に一人の走者すら出せませんでしたが、<西勇輝>の好投に救われました。
10日14:00、観客数4万2636人の阪神甲子園球場にて「阪神ー広島」21かいせんがおこなわれ、阪神が「5-1」で2位広島を下し、今季3度目の8連勝で優勝マジックを「5」に減らしています。この3連戦で優勝マジックを7減らしています。今季の広島戦の勝ち越しも決定させ、セ・リーグ全球団に対して勝ち越しを決め、完全優勝を目指します。
試合は五回に先発<伊藤将司>投手が<マクブルーム>に先制ソロを浴びましたが、崩れることなく安定した投球でした。阪神打線は広島<九里>に5回まで無安打に封じられていましたが、六回1死から<中野拓夢>が内野安打と相手の失策で二塁へ、初めて得点圏まで走者が進むと、<森下翔太>の6試合連続安打となる中前適時打で同点み追いつきました。
八回に勝負が決まりました。<島田海吏>に代わって代打<糸原健斗>が、<森下翔太>への申告敬遠を含む3つの四球で二死満塁で登場、<九里>から中前へ2点適時打を決めて「3-1」、<九里>を降板させるとさらに2番手の<大道>から<木浪聖也>が2点適時打で続き、「5-1」と突き放しました。
先発<伊藤将司>は、8回111球3安打9奪三振1失点(自責点1)の好投で、2年ぶりの2桁10勝目(5敗)を挙げています。
この広島3連戦は、初戦<村上頌樹>、第2戦<大竹耕太郎>に続き第3戦<伊藤将司>が、3日連続でともに無四球で10勝を達成しています。
9日、阪神は「5-1」で2位・広島に勝ち、阪神が優勝マジックを一気に「3」減らし、「7」となっています。
普通は、首位が勝ち対象チームが敗れれば、一般的ににマジックは「2」しか減りません。
今回は(1)10日以降の試合で阪神が7勝(12敗)、広島が15戦全勝すれば、最終成績はともに83勝56敗4分けで勝率5割9分7厘となります。両軍の対戦成績も12勝12敗1分けで、全くの五分になります
しかし、(2)セ・リーグではこの状況の場合、「交流戦を除いた、セ球団同士でのリーグ戦上位」を優勝球団とすると規定があり、(3)9日現在のセ球団同士のリーグ戦成績に前述の結果を反映sg比ますと、阪神は76勝46敗3分けの勝率6割2分3厘、広島は74勝47敗4分けで6割1分2厘。この規定により阪神が上位となることが確定します。
9日14:01、観客数4万2639人の阪神甲子園球場にて「阪神ー広島」20回戦が行われ、阪神が「5-1」で勝ち2位・広島との直接対決2戦目にも勝利して7連勝で広島とのゲーム差を10にまで広げ、優勝へのマジックを一気に減らして「7」としています。
二回に<ノイジー>の右前適時打で先制すると、1死一、三塁で投手の<大竹耕太郎>がバスターを敢行。左翼手の頭上を越える適時二塁打でプロ初長打&初適時打を記録し「2-0」、さらに<近本光司>が左前に2点適時二塁打を放ち、この回一挙4得点を挙げ広島<森下>を攻め立てました。五回にも<中野拓夢>、<森下翔太>の連打のあと<大山悠輔>の内野ゴロの間に追加点を挙げ「5-0」としています。
<大竹耕太郎>は投げても6回2/3を91球5安打3奪三振1失点(自責0)と好投。昨オフの現役ドラフトでソフトバンクから阪神に加入した左腕が、キャリア6年目にして初の二桁10勝(2敗)を挙げています。
七回に<佐藤輝明>の失策から<田中>に適時打を許して1点を失ったところで降板となりましたが、降板後は<石井大智>→<桐敷拓馬>→<岩崎優>は31セーブ目として締めています。
8日18:00、観客数4万2638人の阪神甲子園球場にて「阪神ー広島」19回戦が行われ、阪神が2位・広島との3連戦初戦に「4-1」で勝利し、今季5度目の6連勝で優勝マジックは2つ減り「10」となっています。
初回2死から<森下翔太>が<床田>のカーブを捉え、左翼スタンドに運ぶ今季10号ソロを放って先制点を挙げました。球団新人年2桁本塁打は、<佐藤輝明>に続き史上6人目ですが、右打者の2桁本塁打は1980年の<岡田彰布>以来、43年ぶりとなっています。
二回先頭では<佐藤輝明>が<床田>からバックスクリーン右に突き刺す今季18号ソロ本瑠打を放ち「2-0」とし、自身初の甲子園2桁本塁打を記録しています。
また、<佐藤輝明>はこれでルーキーイヤーから3年連続シーズン100安打。同期入団の<中野拓夢>も既に新人年からのシーズン100安打を達成しており、同一球団2選手の新人年からの3年連続シーズン100安打達成は、NPB史上初となりました。
五回には<木浪聖也>の右前適時打で「3-1」、2点差に迫られた八回には<大山悠輔>が左翼線に適時二塁打を放って「4-1」と突き放しました。
投げては先発<村上頌樹>が、7回1/3を100球6安打5奪三振1失点(自責点1)と好投で通算防御率を「1・76」としています。初回から2イニング連続三者凡退に抑えるなど、テンポの良い投球で広島打線を圧倒。八回1死三塁で<松山>に右越え適時二塁打を浴びたところで降板となりましたが、<島本浩也>→<岩崎優>がきっちりと抑え、<村上頌樹>は自身初2桁勝利となる10勝目(5敗)を挙げ、<岩崎優>はリーグトップに並ぶ30セーブ目(3勝2敗)としています。
阪神は7日は試合がなく、8日の広島戦(甲子園)に備えています。
一方でマジック対象チームの広島は、マツダスタジアムでのDeNA戦に「1-3」で敗れ、サヨナラ勝ちが続き2連勝でしたが、止まっています。阪神は広島の敗戦を受け、マジックは残り21試合を残し「12」に減少しています。
8日(金)からは「阪神ー広島」の直接対決3連戦が甲子園での最後の直接対決となり、マジックをどれだけ減らせるかに注目が集まります。
8日の初戦は、阪神は防御率ランキングトップの(1・79)の<村上頌樹>、広島は防御率ランキング2位(1.93)の<床田>の好投手の両先発が予告されています。
また、阪神の最短優勝決定は、9月14日(木)巨人戦となっています。まずは広島に3連勝しなければいけません。
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