電車待ちの間には、あまり待合の椅子に座らないのですが、たまたま相方が座ったものでこちらも座ったところ、目の目にサイフが現われました。
他人事ながら、「あぶないなぁー」と感じた次第。
夏場はみなさん薄着で、サイフやキーホルダーの仕舞い所に悩むのではないでしょうか。
個人的にはポケットにあまりモノを入れたくない性格なので、セカンドバックを利用しています。
注意して見ると、結構無造作にお尻にサイフを入れている方が多いみたいですね。
なんか「すり取ってください」みたいな感じがして気になりますし、座れば折れて形がくずれるでしょうに、気にならないものなのかなぁ。
仏教行事のお盆も過ぎてしまいました。それぞれの先祖に礼を尽くされたことと思います。
神社の一角に【百度石】がポツンと建っているのを見かけますが、残念ながら未だ願を掛けている人を見たことはありません。
いい伝えによりますと、人に見られてはいけないとのことですが、夕方には閉門する神社が多い中、昼間に見られずにという行為は難しいよのではないでしょうか。
写真はそれぞれ神戸を代表する、<A>生田神社、<B>湊川神社、<C>&<D>長田神社の【百度石】&「千度石」です。
本来は百日間毎日参拝をする百日詣でが正式のようですが、百日も待てないということで簡素化され、一日に百度参るという代替え策が普及したみたいです。
この石を基点として、本殿まで往復するようですが、【百度石】が近い神社もあれば、遠い処もあるようで、労力に差が出てきそうですね。
願いが叶いましたら、お礼に千度参りを行うそうですが、<D>の長田神社だけが千度石があるようで、他では見つけられませんでした。
百度参りを行うほどの願がないのも淋しい気がいたしますが、日常生活から宗教というものが遠のいているのも、これまた現実なんでしょう。
大阪の古書店が主体になり、「大阪古書研究会」が発行しています古書目録が『萬巻』という名称です。
研究会もはや創立11年目に入りました。毎回郵送していただく厚い目録に目を通す時間は、貴重な楽しみです。
若者の書籍離れが言われたのもだいぶ昔のことですが、、古本と古書店を取り巻く環境も随分と様変わりしてきています。
創立当時のメンバーの理想と現実のギャップが大きくなり始めたようで、心機一転、古書目録の内容がガラッと変わりました。
今迄のように古書のリストだけではなく、新しい切り込みの記事で構成されています。単なる掘り出し物を買う楽しみ以上の情報を、提供しようという意気込みが感じ取れます。
当初14店舗のメンバーも今は10店舗に減っているようですが、古書愛好家の為にも、新しい風を吹き込み続けてもらいたいものです。
猛暑の中、どのお仕事も辛いでしょうが、やはり建設現場に勝るものはないのではと感じています。
盆休みが目の前のこの時期、切りよく仕事を済ませるために多くの職人さんが働いていることでしょう。
休憩所などには「盛り塩」といって、汗の為に失う塩分を補給出来るように塩が置かれていることなど、一般の方は知らないでしょうね。
特に夏休みは期間があるため、学校等の改修工事が多く行われることになるのですが、風の通らない部屋内での作業は、サウナ風呂状態です。
大きなクーラーボックスに麦茶などを詰めて持参されていますが、一日最低3リットルは必要だとか。
職人さんも多くの方が帰省され、また工事現場の少ない影響なのか盆休みを長くとる建設会社が多いみたいで、しばらくは工事車両を見かける機会は少なくなりそうです。
芦屋市六麓荘岩園町には、徳川氏大坂城東六甲採石場(岩ケ平刻印)が分布しています。
徳川氏は元和6年(1620年)から大坂城再築する時に六甲東南麓部から、石垣として使う多くの石材を採石しています。
六麓荘は高級住宅地として有名な所ですが、敷地周りの石垣には、刻印跡のある石材や、矢穴(石を切り出す時にできるノミの跡)が残っている石材が多く利用されています。
個人で、歴史的な石材を所有保管していることにも驚きますが、地域の歴史を上手に生かしている「ゆとり」にも、感動を覚えてしまいます。
本日は<井原西鶴>が、1693年(元禄6年)に52歳で亡くなった日に当たります。
江戸時代の浮世草子として名を馳せた作家で、わたしも高校生の頃よく読んでおりました。岩波文庫が全盛期の頃でしたね。
俳人としても有名で、一昼夜で4千余句を詠んだというのはこれまた有名な話です。
西鶴が今の時代に生きておれば、『偽装盛衰記』や『中国置土産』、はたまた『産地胸算用』等の作品が読めたのではないかと感じた次第。
現代を風刺する作家が出てこないのが、残念です。
どの大学も今は夏休み。それでも、ひょんな仕事で訪れた芦屋大学では、ほそぼそと大学に登校されている職員や学生のために、学生食堂が営業されておりました。
久方ぶりに、わたしも学生食堂でお昼御飯を頂きました。
我が母校には、敷地内に4か所の学生食堂があり、それぞれに特色がありました。
洋食中心の店、うどん・そばが中心の店等があり、その日の気分で使い分けができました。
その中で、いちばんよく通ったのは、カウンターの端から一列に並び、トレーにご飯、味噌汁、好きなおかずを何品かを取り、最後に会計を済ますというスタイルの店でした。
お盆の中身を一目見て、「はい380円」とか「420円」とかの勘定を素早くするおばちゃんがおりました。
学校の機関誌で80歳を超えられても現役で活躍されている写真記事を見たときには懐かしかったですね。
サイフが苦しい時はご飯だけを取り、テーブルに置かれてある茶瓶のお茶で、茶漬けをするという離れ業も、今となってはいい思い出です。
最近は、学生の呼び込みの一つなのか、有名ホテルが学生食堂に入っている大学もありますが、「苦学」という文字から遠のく学生生活のようで、時代の差を感じてしまいます。
ひょんな仕事で、芦屋にあります芦屋大学に出向いておりました。
大学のマスコットマークを見て、驚きました。ブログル君とよく似ております。
スクールバスの側面や、ポスターにも書かれており、愛称も募集され名付けられている様子。
いつ頃から使用されているのか、作者等を含めて分かりませんが、なんだか複雑な気持ちで眺めておりました。
お寿司屋さんが、「宅配します」とあれば、なるほどそうかと思います。
ピザ屋さんが、「ケータリングします」とあれば、これまた納得いたします。
うどん屋やソバ屋さんでは、宅配もケータリングもピンときません。やはり「出前」でしょうね。
昔馴染みのうどん屋さんの店先に、鎖でくくり付けてありますこの器具、出前の岡持ちを乗せ、バイクが揺れてもスプリングがバランスを取り、器の中身がこぼれないようにと考えられたすぐれモノの器具です。
うどん屋の大将も、はや80前の年。バイクでの出前もやめています。バイクは処分しても、この器具だけは店先になぜか置いておられます。
誰も見向きもしない錆びた器具、きっとなにがしかの思い入れがあるのでしょうね。
杉田玄白が、ドイツ人医師クルムスの医学書『ターヘル・アナトミア』を翻訳したのが『解体新書』でした。
神戸地裁の近所にあり、整体院とありますのでマッサージをしてくれるんでしょうが、「快体芯所」とのネーミングに笑ってしまいました。ツボを押さえて、言い得て妙ですね。
お店の内容を良く表現出来ていると思いませんか?
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ