先週の土曜日に居酒屋【げんちゃん】を覗きましたら、なんと冷蔵庫には 「キリンラガービール」 が姿を消し意気消沈でした。
今宵は最寄りの板宿駅から800メートルはあるとおもいますが、確実に「キリンラガー」が呑める 呑み処「せっちゃん」 に足を向けましたが、あいにくと満席でした。
板宿駅まで戻るぐらいならと、さらに西側に500メートル程歩き、いつも乗り降りしています山陽東須磨駅の南側300メートルにあります【北酒店】さんに久し振りの訪問です。
酒店のカウンター席で立ち呑みできる「角打ち」で、ようやく「キリンラガー」の瓶ビールにたどり着け、肴は「バサ」の串焼き2本です。
「安東酒店さんも閉店されましたね」と、そのあと開店した「せっちゃん」のお店もお客さんから聞きご存じで、さすが街のお店情報は酒屋さんに集まるようです。
家庭の配達はほとんどなく飲食業界も先行きが見えず、厳しい酒屋経営を話題に大将と話しながら中瓶2本を空け、〆て(820円)のお会計でした。
いやぁ~、驚きました。
まさか【げんちゃん】の冷蔵庫に、 「キリンラガー」 が一本も冷えていない状況は、まったく予測できませんでした。
折角の顔出しでしたが意気消沈してしまい、大好きな牛蒡をまいた「穴子ロール」(400円)があっただけでも、まだましだとおもわなければいけないようです。
<のぶちゃん>に少しだけあたためてもらい、山椒を振りかけていただきました。
普段「スタウト(黒ビール)」は、最後の〆として呑むことが多く、これをメインに食べることになるとは、考えてもみませんでした。
お店側として、出るビールを置くのがサービスだと理解できますが、わたし一人の消費量は知れていますから、このお店で「キリンラガー」を呑むのは、諦めるしかないようです。
お店の前に畳一枚弱の大きな<黒板>が置かれ、丁寧なメニュー表示がされているのに足が止まり、興味を引かれて早速訪問です。
まだ店内は新しい感じでしたが、落ち着いた雰囲気の内装です。
本日選びましたのは、「梅おろしぶっかけうどん(冷)」(650円)です。
大きな南高梅がど~んと置かれ、食欲をそそります。
「天かす」は注文時にオネイサンが「入れますか」と聞いてくれましたので、「はい」と返事をしました。
よくかき混ぜて一口、<打ちたて・切りたて・茹でたて>がよく分かるモチモチ感とツルツルの喉越しが楽しめました。
まだ三十代のオーナーのようでしたが、これはいいお店を見つけました。
半年ほど不義理をしてしまいましたが、今宵は【ちゅう】さんで一杯です。
名物の「どて煮」と一品料理を頼むつもりでしたが、「ほるもん鍋」(1400円)があり、迷わずに方向転換です。
「ホルモン鍋」等の注文は<二人前から>というお店が結構あり、<梅図かずお>似の大将に、「一人前で注文が出来て、手頃な値段でいいですね」と言えば、照れ笑いされていました。
カセットコンロに直径30センチほどの鍋が載せられ、ニラがしんなりとすれば食べ時です。
<ホルモン・豆腐・もやし・ニラ・玉子>等がたっぷりで、ビールが進みました。
最後に追加注文で、うどんかご飯を入れてスープを使い切る予定でしたが、鍋だけで十分満腹になり、お楽しみはまたの機会におあずけです。
お昼の定食は、<日替り定食>(500円)としていつも2種類あります【灯】さんです。
今日は「天ぷら定食」と「うどんと焼肉丼」でしたが、ボリューム優先で後者を選びました。
ワンコインランチとして、「うどん」は、<天かす・わかめ・ねぎ>といったシンプルな構成でしたが、かつおと昆布の良く効いた美味しい出汁でした。
お店の周辺は工場が多く、職工さんたちは「ご飯大盛で」の注文が結構通り、普通でさえ量のある「焼肉丼」でしたので、旺盛な食欲に驚いてしまいます。
多くの飲食店では「うどん」か「丼」が<ミニ>という場合が多いのですが、どちらもフルサイズで、お腹一杯になるセットでした。
前回は、お店の入り口すぐの場所での一杯でしたが、今宵は長いカウンター席側で呑めました。
選んだ肴は、「焼鳥(肝と皮)」(1本:100円)です。
箸で串から身を外し、ひとつずつを食べながら、いつも通りのキリンビールで楽しんできました。
スタッフの女性陣が増えており、今宵は娘さんの<みずちゃん>が、仕事帰りにお手伝いに入られていました。
横のお客さんはメニューには出ていない「焼きうどん」を食べられており、お客さんの我がままに答えるサービスは、地元の酒場として人気が出る要素が十分です。
スタップとの楽しい会話に、中瓶が4本空いてしまいました。
本日は、月に一度ある地下街<メトロこうべ>の全店定休日ですので、馴染みの立ち呑み屋「鈴ぎん:福寿」もお休みです。
ということで、今宵は【翠苑】さんの「生ビールセット」(980円)です。
<前菜三種盛り>と、全10種類の料理からニ品が選べますので、<麻婆豆腐>と<青椒肉絲(チンジャオロース)>にしました。
四川料理として有名になりました<麻婆豆腐>ですが、唐辛子の「辣味(ラーウェイ)」と花椒の「麻味(マーウェイ)」を楽しめますが、広東料理店として強烈な辛さはありませんが、挽き肉もたっぷりでいい感じでした。
中国で肉と言えば豚肉が一般的で、<青椒肉絲>も例外ではありません。
日本では牛肉が一般的になり、丁寧に<青椒牛肉絲>と書かれているお店もあります。
今回の訪問で3回目となり6種類の料理を制覇、残りは4種類になりました。
今宵のおすすめメニューは、「ピーマンの肉詰め」(300円)でした。
上をくり抜くか縦半分に切ったピーマンに、ハンバーグのタネを詰めて焼くだけですが、肉厚のために加熱するにのに時間がかかりますので、レンジと併用して焼いていました。
香港の点心には、魚のすり身をピーマンに詰めた「煎醸青椒」というのがありますが、タネの種類も色々と考えられそうです。
ピーマンを合わせる手間があるとおもいますが、この肉の量だけで「ハンバーグ」として焼けば(300円)は取れるだろうかなと、せこいことを考えながら呑んでおりました。
立ち呑み仲間の<ちからちゃん>から、「いつも行列が出来ている、天ぷらのいいお店が出来ているよ」と教えてもらい、最近開店した【まきの】に足を向けました。
定食は4種類ありましたが、本日は店名を冠した「まきの定食」(590円)にしました。
カウンター席に座りますと、<ご飯・味噌汁・天つゆ>の基本セットが置かれ、熱々の揚げたての天ぷらがその都度出てくるシステムです。
天ぷらは、<野菜のかき揚げ・海老・いか・茄子・鶏肉>の5品で、<ご飯・味噌汁>はお替わり自由です。<ゆず大根・塩辛>も口直しとしてカウンターに置かれていますので、自由に小皿にとることができますので、これだけで<ご飯と味噌汁>のお替りが食べれそうです。
気持ちのよい接客と、値段以上に見合った内容の天ぷら、これは行列ができる筈だと感じながらいただいてきました。
最近店舗の模様替えをされ、きれいになった【尾張屋】さんに、呑み仲間と共に足を向けました。
お母さんと息子さんで頑張られている、家庭的雰囲気のある居酒屋さんです。
生ビールは(500円)と少し高めですが、惣菜の方は安くて味のいい肴が揃っており、夕方4時から営業と言うのも、呑み介にはありがたい開店時間です。
今宵の肴は、「あげと小松菜煮」(300円)・「サラダ」(400円)・「鰯の酢」(350円)・「バサの天ぷら」(300円)・「銀杏」(200円)です。
特に鰯の酢漬けは絶妙な酢の〆具合で生姜の味わいもよく効いており、二人して一瞬に食べて無くなりました。
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