15日、<トランプ米大統領>は「鉄鋼と半導体に対する関税を来週と再来週に設定する」との考えを示しました。具体的な税率については言及せず、「当初は低くし、一定期間後に非常に高くする」と述べています。
しかし、鉄鋼は既に6月に(50%)に引き上げ済みで、真意は不明です。これまで、半導体と医薬品への追加関税を近く明らかにすると述べていました。
<トランプ米大統領>は「彼らがここに(工場を)建設しなければ、非常に高い関税を支払わなくてはならない」と強調。低税率の期間を設けて「米国に建てるチャンスを与える」とも話した。「場合によっては200%、300%」になる可能性にも触れています。
<トランプ米大統領>はこれまで、半導体関税について「約100%の関税を課す」と表明。米国内で半導体を製造しているか、製造することを約束していれば関税を適用しない考えも示していました。
日本政府は米国との交渉で、半導体や医薬品について、米国が他国に課す最も低い税率が日本にも適用されることを確認したと説明しています。