日経平均株価（７月２８日）終値４万０９９８円２７銭

２８日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前週末比３０８円１６銭（０．７４％）安の４万１１４８円０７銭でした。

半導体関連株やこのところ上昇基調にあった銘柄を中心に利益確定目的の売りが出ています。

前週末２５日の米株式市場では、米国と主要な貿易相手との通商交渉が前進するとの期待から主要３指数が上昇したのを受けて、小高く始まったものの、前週の日本株が大幅に上昇していたとあって買いは早々に一巡し、日経平均の下げ幅は４００円に迫る場面がありました。

２７日には、＜トランプ米大統領＞と欧州連合（ＥＵ）の＜フォンデアライエン欧州委員長＞は貿易交渉で合意に達したと発表。米国が（ＥＵ）に課す相互関税や自動車関税の税率を（１５%）とする一方、（EU）は６０００億ドル超の対米投資をするといいいます。ただ、市場では「EUとの合意は想定内だった」との受け止めが多く、利益確定売りを促すきっかけになったようです。

終値は、前週末比４５７円９６銭（１．１０％）安の４万０９９８円２７銭で終えています。