ファルコン植物記(2222)【モミジバゼラニウム】(3)
7月
6日
フウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の多年草【モミジバゼラニウム】が花茎をのばして赤い花を咲かせていました。
【モミジバゼラニウム】は、1986年にカナダの<イアン・ギラム(Ian Gillam)>によって作出された園芸品種です。葉は互生し、掌状に切れ込み、暗赤色~赤褐色に黄色~黄緑色の覆輪がはいり、モミジの葉を思わせます。花茎の先に散形花序を出します。花は赤色の5弁花で、上の2枚の花弁は細長く、下3枚は幅広、花弁には不規則な切れ込みがはいります。
葉の色合いが特徴であることと、花は星咲きで「ゼラニウム」と比較するとやや見劣りすることから、葉の模様を楽しむカラーリーフプランツとされているようです。