輸入自動車に「追加関税」示唆
6月
13日
12日、<トランプ米大統領>は輸入自動車に課している(25%)の「追加関税」を「近い将来引き上げるかもしれない」と語っています。ホワイトハウスでのイベントでの発言で、引き上げ幅や導入時期については触れませんでした。
「関税が高くなればなるほど、(メーカーが)米国に工場を建てる可能性が高くなる」と指摘しました。実際に引き上げれば日本など対米の自動車輸出国への打撃は必至ですが、詳細は示さず、具体的な計画があるかどうかは不明です。
<トランプ米大統領>は「自動車労働者を守るためだ」と説明。関税の影響で米国への投資が急増しているとも強調しています。
米政権は4月3日に輸入自動車に対する(25%)の「追加関税」を発動。5月3日からは、自動車部品に対して(25%)の「追加関税」も課しています。貿易赤字の削減に加え、サプライチェーン(供給網)の米国内への移転を狙っているようです。
米商務省によりますと、4月の自動車関連の輸入は前月から(20%減)で。日本からは(5.6%減)でした。