4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比1円15銭円高・ドル安の「1ドル=142円75〜85銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=142円60銭」、安値は「1ドル=144円28銭でした。
関税が米経済に悪影響を与えつつあることが明らかになりました。景気の先行き不透明感が強まり、発表後の円相場は一気にレンジを切り上げています。市場では、円が買われるというよりドルが売られたとされています。
軟調な米経済指標を背景に、米長期金利の指標である10年債利回りは低下(債券価格は上昇)しています。日米金利差の縮小も円買い・ドル売りを支えました。