ダウ平均株価(6月4日)終値4万2427ドル74セント
6月
5日
4日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。米国の貿易相手との交渉を巡る楽観が引き続き相場を支えています。半面、関税が米景気に与える影響への懸念は重荷で、ダウ平均株価は小幅に下落する場面がありました。
4日未明に、<トランプ米大統領>は。中国の<習近平国家主席>について「非常にタフで交渉は極めて困難だ」と自身のSNSに投稿しています。週内に米中首脳が電話協議するとみられていますが、交渉が難航する可能性もあります。一方、米国は貿易相手に対して4日までに最善の提案を示すよう求めています。主要な貿易相手との交渉が進むことへの期待は株式相場を支えています。
4日朝発表の5月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用3万7000人人増と、市場予想(11万人増)を下回りました。同日発表の5月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業(サービス業)景況感指数は(49.9)と市場予想(52.1)を下回りました。米景気が足元で冷え込み始めているとの懸念は、株式相場の重荷となっています。
ダウ平均株価は5営業日ぶりに反落し、前日比91ドル90セント(0.22%)安の4万2427ドル74セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比61.53ポイント(0.32%)高の1万9460.47で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比0.44ポイント (0.0074%)高の5970.81で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比61.53ポイント(0.32%)高の1万9460.47で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比0.44ポイント (0.0074%)高の5970.81で終えています。