米消費者物価指数「2.3%上昇」@米労働省
5月
14日
13日、米労働省が発表しました4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比「2.3%上昇」でした。伸び率は前月(2.4%)から鈍化しています。3カ月連続で縮小し、2021年2月以来4年2カ月ぶりの低水準となり、市場予想(2.4%)を下回りました。
足元でインフレは落ち着きを示しており、<トランプ大統領>は連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ要求を強めそうです。ただ、トランプ政権の高関税政策が今後、物価を押し上げるとの見方は根強くあります。
変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は前年同月比(2.8%上昇)と、伸び率は前月から変わりませんでした。
項目別では、ガソリンが(11.8%)低下。原油安を背景とするエネルギー価格下落が物価全体の伸びを抑えました。一方、サービス価格(エネルギー関連を除く)は(3.6%)上昇でした。