28日、日本相撲協会は大相撲夏場所(5月11日初日、両国国技館)の新番付を発表しました。先場所に東前頭4枚目で12勝を挙げ、優勝決定戦で敗れて初賜杯を逃した<高安>が東小結に座りました。小結復帰は2024年初場所以来となります。<霧島>は2024年九州場所以来3場所ぶりに関脇に返り咲いています。
先場所12勝3敗で優勝決定戦を制して3度目の優勝を果たし、今場所で綱とりに挑む<大の里>は東の大関に座りました。先場所前頭筆頭で9勝6敗とした<若隆景>が2場所ぶりに小結に復帰しています。
2024年6月に<中村親方>(元関脇嘉風)が独立して創設した中村部屋からは、<嘉陽>が新入幕となる東前頭16枚目に座り、同部屋初の幕内力士となりました。東前頭18枚目の<栃大海>は、春日野部屋からでは2011年の<栃乃若>以来14年ぶりの新入幕となります。
先場所新関脇で6勝9敗と負け越した<王鵬>は西前頭筆頭。元大関<御獄海>は十両筆頭に落ちました。元大関<朝乃山>は西三段目21枚目まで番付を下げていた先場所で7戦全勝とし、西幕下14枚目に上がっています。