ダウ平均株価(1月30日)終値4万4882ドル13セント
1月
31日
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は朝安後に上昇しました。29日夕に四半期決算を発表したハイテク株の一角が上昇し、投資家心理を支えています。半面、30日朝にかけ決算を発表したマイクロソフトやキャタピラーが下げ、ダウ平均の重荷となっています。
29日夕発表の2024年10〜12月期決算で1株利益が市場予想を上回ったIBMが一時(14%あまり)上げています。ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、メタプラットフォームズやテスラも29日夕の決算発表や説明会の内容を材料に買われているようです。
一方、マイクロソフトは29日夕発表の2024年10〜12月期決算は市場予想を上回ったものの、2025年1〜3月期の見通しが市場予想に届きませんでした。キャタピラーは30日発表の2024年10〜12月期決算で売上高が市場予想に届かず、見通しも慎重でした。マイクロソフトとキャタピラーはともに(5%前後)下落して始まりました。
30日朝発表の2024年10〜12月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率(2.3%増)と市場予想(2.5%増)を下回りました。一方、個人消費支出(PCE)物価指数は前年同期比で小幅に伸びが加速しています。週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を下回りました。強弱が入り交じり、株式相場への影響は限られています。
ダウ平均株価は、前日比168ドル61セント(0.38%)高の4万4882ドル13セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比49.43ポイント(0.25%)高の1万9681.75で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比31.87ポイント (0.53%)高の6071.18で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比49.43ポイント(0.25%)高の1万9681.75で終えています。
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