安養院は<八代亜紀>さんの菩提寺で、両親と一緒に遺骨が眠っています。<八代亜紀>さんは生前、同寺へのモニュメント制作を約束しており、その故人の思いを実現するため、所属事務所の八代ミュージック&ギャラリーが主宰となり、5組が発起人となって制作・設置されました。
<八代亜紀>さんの墓を、ファンなど一般の人が参ることができないため、像がファンにとっての拠り所になりそうです。
銅像は、『雨の慕情』を歌う姿を模したもので、<八代亜紀>さんと生前に親交のあった彫刻家の<堤直美>氏が手掛けています。像のそばには、<八代亜紀>さんの生涯や、銅像制作の協力者の名前を刻んだ碑。さらに、2023年まで<八代亜紀>さんが所有していた箱根のアトリエ敷地内に設置されていた石のモニュメントも移設されています。石には、直筆の「遠まわりでも つまずきながらでも ひとすじに生きる それがすばらしき人生」という言葉が刻まれています。