日産自動車、9000人削減
11月
8日
7日、日産自動車は世界全体での生産能力を20%引き下げ、人員を9000人削減すると発表しています。国内を含むかどうかは明らかにしていません。
同日に発表しました2024年9月中間決算では、売上高は前年同期比(1.3%減)の5兆9842億円、純利益は(93.5%減)の192億円。世界販売は前年同期比(3.8%減)の158万5千台と2年ぶりに減少となるなど、業績の不振が続いているためです。
保有する三菱自動車の株式(34.07%)のうち(10.02%)を上限に同社へ売却する方針も示しました。
主戦場とする北米や中国での販売不振などを背景に業績が悪化しており、構造改革により収益力の立て直しを急ぎます。
日産自動車は、北米で需要が急拡大しているハイブリッド車(HV)の製品ラインアップを持っておらず、主力車種の販売が振るわない状況が続いています。
2025年3月期の業績予想も見直し、本業のもうけを示す営業利益は従来の5千1500億円に億円に引き下げています。