日経平均株価(10月24日)終値3万8143円29銭
10月
24日
24日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前引けは前日比49円39銭(0.13%)高の3万8154円25銭でした。前日の米株安を受けて朝方に400円近く下げる場面もありましたが、海外短期筋とみられる株価指数先物の買い戻しの勢いが強まり、上昇に転じています。値がさの半導体関連株の上昇も追い風となり、日経平均の上げ幅は一時200円を超えました。
日経平均は節目の3万8000円を一時下回り、短期的な自律反発を狙った押し目買いも入りやすかくなりました。もっとも27日に衆院選の投開票を控えて上値追いの勢いも限られ、上げ幅が200円を超えた後は伸び悩んでいます。東証プライムの値上がり銘柄数は442と全体の3割弱にとどまり、先物主導の上昇だったとの見方が強いようです。
23日の米ダウ工業株30種平均は400ドルあまり下落しています。米長期金利の上昇が続く中、株式の相対的な割高感が意識されました。東京市場では円安・ドル高が一段と進行しましたが、積極的な輸出株の買いにはつながりませんでした。
終値は、前日比38円43銭(0.10%)高の3万8143円29銭でした。